選曲カフェ - 第66回
吹奏楽コンクール自由曲はここから探す!人気作編曲家の人気作品!
2024年の吹奏楽コンクール予選大会で多く演奏された注目作品情報を作曲家別にご紹介!人気作曲家の人気作品を一気にチェックできる!
2024/Best5!
吹奏楽コンクール予選大会で特にたくさん演奏された作曲家の要チェック作品5選!
天野正道
中国五経のひとつ「易経」45番目の卦。音と音との繋がりが生み出す、音楽的事象を絶対音楽として表現。 |
明快なテーマと変容していくモティーフがドラマティックに展開されるオリジナリティが詰まった作品。 |
ロメオとジュリエットそれぞれが生まれた家を題材にした作品です。両家の関係を音楽で表現。 |
「調性感の無い」本作は、聞いた印象は難しそうに聞こえるが、中学生でも十分演奏できる難易度が魅力。 |
「3面体」を表現。短い3曲で構成されているが、曲の仕組みを理論的にとらえず、あるがままの音楽を感じたい。 |
片岡寛晶
個性的なリズム・和声が詰まった躍動感に溢れる音楽で、架空の星の女神「ティアエス」を描く。 |
ペルシャ叙事詩に登場する偉大な英雄とその息子の悲劇を描いた作品。中東世界の響きが物語を色濃く彩る。 |
荒々しくも激しいリズムとダークな和声感が相まって闇夜のような独特の世界観を映す。 |
雅な和の雰囲気の中に時折入るジャズの響きがギャップを生み出すユニークな音楽。 |
大空を駆け巡るようなスピード感のある作品。冒頭メロディをモチーフに、音楽はダイナミックに展開していく。 |
怒りに満ちた前半部から一転、生きる事の美しさ、希望に向かう様子を描くドラマティックな展開となります。 |
原曲(フレキシブル版)がスケールアップ!「マカーム」の音階を使用した独特の世界観が楽しめます。 |
後藤 洋
「原曲以上にドラマチック」と評された構成が魅力の決定版アレンジ。 |
6つの舞曲にバルトークの意図を損なわないよう、また「民謡」としても味わいのある編曲が施されました。 |
心をこめて奏でられるような「歌」に満ちた作品。 |
「ずいずいずっころばし」「かごめ かごめ」「おちゃらか ほい」の3曲からなる組曲。 |
「きらきら星」の変奏曲をメインとし「星」にちなんだ他の旋律も登場!どの楽器にも主役が回ってきます! |
宍倉 晃
ベトナム戦争末期、アメリカ兵クリストファーとベトナム人の娘キムの愛と悲劇を描いた作品。 |
前奏曲とシチリアーナ、乾杯―泡立つ酒よ、祈りの歌の3つの場面を抜粋し編曲。最後は劇的に幕を閉じる。 |
3部構成の編曲版。情感たっぷりの第1部。重厚で強烈な第2部。プッチーニならではの美しさを紡ぐ第3部。 |
「トスカ」の様々な人間模様が楽しめる本アレンジは第2幕を中心に構成されています。 |
4つの場面で構成。感動・鳥肌ものの主題歌「カラー・オブ・ザ・ウィンド」も収録。 |
鈴木英史
モンゴルの民謡と西洋4声体音楽が音楽の上で出会う。切なく感動的な旋律を伴う圧倒的なエンディング。 |
ホルンソロから始まる美しい冒頭部、異国情緒たっぷりの速い部分と情景の移り変わりが楽しい作品。 |
場面の変化が楽しく、打楽器が効果的に使用されているため、小編成ということを感じさせない編曲。 |
目まぐるしく変わる楽器の変化(音色の変化)が聴いている人を飽きさせません。演奏効果の高い編曲です。 |
原曲(第1~3幕)から自由に選択。ハーモニーや対旋律の変更は極力少なく、原曲のイメージにそった編曲。 |
高橋宏樹
NEW草原のプレリュード パート毎に指定された楽器から最低1つを選択する新コンセプト。どんな組み合わせ方でも良いサウンドに。 |
スウェアリンジェンのオマージュ。高らかなファンファーレ、爽快なメロディ、歌心ある中間部に溢れ出る。 |
「吹奏楽の定番」を目指して作られた、吹奏楽の魅力が詰まった楽しく感動的な作品。 |
真夜中の12時に時計の鐘と共におもちゃに魔法がかかる―どこを演奏しても楽しいおもちゃ箱のような曲! |
表情の異なる3つの森をテーマに持つ、ストーリー性の強い作品。各曲の多様な音楽の展開が楽しめる。 |
心地よい穏やかなメロディーで幕を開ける、4部分からなる作品。 |
田村修平
前作「風雪の詠」に続き、生命が活発に動く力強い立春を、起伏に富みドラマチックに展開する音楽で表現。 |
自然の美しさや厳しさ表情の変化を、カッコよく美しい旋律でドラマチックに表現した作品。 |
各地に存在する女性の鬼による伝説。嫉妬に狂う負の感情の中に見える美しい純粋性が音楽にも垣間見える。 |
「光」と「闇」の相反するイメージを抽象的に表現。心象風景はシリアスで、様々な揺らぎが表現された作品。 |
困難を乗り越え、未来への光を描く感動作。光差すようなダイナミックなフィナーレが圧巻。 |
「生命力」「希望」といったテーマを力強く表現したシンフォニックな響きの作品です。 |
樽屋雅徳
NEWアタラ・ド・ルクラ ジロデ=トリオゾンの絵画「アタラの埋葬」に描かれた悲恋の物語が紡ぐ「光」を表現。 |
ヴィクトリア女王の生涯をアイリッシュ音楽と感動的で壮大な旋律で表現。中~大編成として改作。 |
NEWオスカー・ファンタジア ブロードウェイ・ミュージカルの伝説的作詞・脚本家が題材。喜劇やミュージカルの輝かしい世界が音楽で蘇る。 |
看護師クララ・バートンの人生を映画音楽のように描き、世界中の医療従事者への感謝も込められている。 |
ヴィクトリア女王の生涯をアイリッシュ音楽と感動的で壮大な旋律で表現。曲は厳かな響きのコラールで始まる。 |
80年前に消息を絶った主人公は今もこの空のどこかに― 世界初の女性パイロットの挑戦をドラマチックに描く。 |
古来より人々に幸福を運んできた巨大なジンベエザメが優雅に回遊できる蒼い海の繁栄を願った作品。 |
ローマ神話に伝わる運命・幸運の女神を描いた作品。人々の運命をいつ何が起こるかわからない海になぞらえる。 |
広瀬勇人
NEWカインとアベル 旧約聖書に登場する二人の兄弟の物語に音楽で迫る。過ちを犯し、罪を背負ったカインの心情がドラマチックに描かれます。 |
軍の港と造船業で発展した佐世保の街にちなんで、蒼く美しい海と、海に乗りだす船乗りたちを描いた作品。 |
孫悟空が三蔵法師と苦難を乗り越え天竺を目指す旅の様子を描いた作品。 |
神話の勇壮な世界、崇高な精神を表現。オプション楽器が豊富で、11名から大編成まで演奏可能な作品。 |
大好きな音楽の世界に浸れるようにとの思いが込められた、気分が晴れやかになる、そよ風のような楽曲。 |
空海(弘法大師)が最先端の仏教であった密教を学ぶため中国に渡る旅を描く。少人数でもよく響く。 |
福田洋介
浮世絵師「写楽」の世界を架空の歌舞伎舞台と音楽で演じます。 |
課題曲版より小編成から大編成までさまざまな編成で演奏できるように改訂されています。 |
舞踊のようなリズム。強さと神秘の図を交互に描くラプソディックな作品。 |
打楽器の表現力と金管の厚みが演奏の要。土俗的で力強い神楽の舞台が描かれている。 |
春桜をめでる「花見をどり」の爽快かつ艶やかな世界。シンコペーションの効いた「調子」と「唄」が魅力。 |
福島弘和
半音で動く主題が多様に展開しながら、シンフォニックな響きが大きな美しい花へと昇華してゆく。 |
NEWホリーホック 復興の花 復興の地で初夏の訪れを告げる、色鮮やかな花を描く。凛とした姿で未来に向かって歩む被災地を励ますような音楽。 |
津軽海峡に吹く風が夢や希望を運ぶ。未来へ向かう躍動的な様子が描かれています。 |
水爆実験に巻き込まれた漁船を題材にした絵本「ここが家だ」にインスパイアされた作品。 |
学び舎としての役目を終える100年の歴史の学校に贈られた作品。名残惜しいクライマックスは心に響く。 |
桜が舞うような繊細なA.Saxソロで始まり、ダイナミックかつ賑やかにフィナーレへと向かう。 |
凛とした透明感のある響きが魅力。スピード感のある旋律と表情豊かな中間部の対比が鮮やかな作品。 |
松下倫士
NEWピョートルの悲劇 大作曲家「チャイコフスキー」の旋律と波瀾万丈な人生の最期がテーマ。名旋律や和声のオマージュが詰まっている。 |
NEWオフィーリアの悲しみ シェイクスピア戯曲「ハムレット」の登場人物の悲運を描く。報われない恋に傷ついた乙女を待ち受ける結末とは... |
能「桜川」の物語が題材。激しさだけでなく、桜のような儚さや切なさも感じられる。 |
愛する人を想う気持ちや苦悩、葛藤といった様々な心の変化をドラマチックな音楽で表現。 |
源氏の武将、木曽義仲に仕えた女武者の生き様を描く。壮大で感動的なクライマックスが待っている。 |
神秘的かつ幻想的な空気感漂う音楽で、能「羽衣」の物語を描く。 |
美しい人魚と、老夫婦と、人間の心を映し出すような音楽による物語。 |
森田一浩
有名なストーリーの流れに沿ってその壮大な世界観を損なうことなく見事に凝縮したシンフォニック・アレンジ! |
序章|元老院広場にて|輪舞|踊りの情景|偉大な都市への賛歌の5曲を再構成した濃厚アレンジ。 |
登場人物が歌う有名なナンバーに偏ることなく、クラシカルかつシンフォニックな流れになっています。 |
ピアノ協奏曲としての性質をもつ原作から独奏楽器を取り払い、合奏だけで作品の魅力の再現に挑んだ編曲。 |
スペインの哀愁漂う名曲から5つの楽曲を抜粋しコンパクトな組曲に。 |
八木澤教司
NEW希望のすべてに 感動的に始まる音楽は、演奏者たちを力強く、盛大に後押しします。仲間と共に心で奏で、今年いちばんの思い出を。 |
前半の重厚なサウンド、コミカルな中間部、感動的なコラールと変化に富んだ曲調が存分に楽しめる作品。 |
スペイン北部にある1万年以上前に描かれた壁画が残る遺跡・アルタミラ洞窟を描いた作品です。 |
「子供たちが多くの困難をも乗り越え、希望のある未来へと向かってほしい」という想いが込められた作品。 |
壮大で感動的なコラールと喜びに溢れた旋律が印象的。闇を払い光を与え、人々に希望をもたらす暁のような音楽。 |
スクールバンドの自由曲におすすめ。壮大な自然風景に思いを馳せて楽しく演奏できる作品。 |
和田直也
ヨーロッパで「永遠の幸せ」の象徴とされる花かんむりを描いた作品。 |
少人数でもバランスを取りやすいよう工夫され吹奏楽らしい音楽と触れ合える作品。 |
編成に偏りがあっても「吹奏楽らしい」演奏体験ができるドラマチックな作品です。 |
太陽に向かって咲く、明るく温かな花のイメージを音楽にした作品。明るく親しみやすい旋律が魅力。 |
「古代の海の生物が水族館にいたら、、、?」そんなユーモア溢れる組曲。 |
2025/HOT3
注目の作編曲家の今ホットな作品3選!これを選べば間違いなし!
阿部勇一
茨城県龍ケ崎に伝わる人間と狐による悲しい物語。幻想的なハーモニーや効果的な和楽器が、伝説の世界へいざなう。 |
「走馬灯のように次々と移り変わる幻影」のように変化に富んだ作品。勇ましく効果的な打楽器が演奏を彩る。 |
巨大なクジラの様子やキラキラ輝く海、そして心躍る「命の歌」と一緒に数千キロの旅に出よう! |
衝撃的な幕開け、ミステリアスなハーモニー、無機質なリズムに金管群の重厚な旋律。原始の地球を描く。 |
ベルト・アッペルモント
2016年3月にベルギーの首都ブリュッセルを襲った連続爆破テロ事件に衝撃を受けて書かれた作品。 |
文学作品の「ガリバー旅行記」を題材にした全4楽章からなる楽曲。 |
中世の騎士をモデルにした歴史小説をもとに作られた作品。ストーリー性にあふれた3楽章からなる作品。 |
石川健人
アインシュタインがその存在を提唱した重力波。その天文学的事象と、解明する人類の新たな一歩を表現した作品。 |
小柄ながら独特な存在感を放つ「阿修羅像」を吹奏楽で表現。管楽器と打楽器が対等な立場でサウンドを構築。 |
石毛里佳
リストのハンガリー狂詩曲の中でも最も有名な曲。使用打楽器も特殊なものがなく、小編成にもオススメ。 |
物語のように次々と変わるシーンが楽しい作品。楽器の特性を生かした、室内楽的な響きが特徴。 |
何もないところから世界が広がって、主人公がその世界で色々な経験をしてから家に帰るまでを描いています。 |
井澗昌樹
有名なミュラー=ベルクハウスのアレンジを参考に、いくつかの場面では原曲から書き直している。 |
ふわりふわりと舞う蝶の姿と「恋をしている」という言葉の響きの、優美で怪しげな印象の一致を音楽で綴った作品。 |
孤独な宿命を背負った少女に花化粧を。凛とした潔い美しさの中に寂しさが垣間見えるような音楽。 |
伊藤康英
ホルストの管弦楽組曲《惑星》にちなんだ作品。ホルストが作らなかった地球をテーマに平和への祈りを表現。 |
楽器を持って演奏することが嬉しくて仕方がないという思いを、演奏していて楽しい音楽で表現。 |
カザルスの演奏で知られるカタロニア民謡「鳥の歌」を主題とした作品。平和を希求するエネルギーに満ちた作品。 |
バッハの精神は失わず絶妙な手が施され、伊藤氏のエッセンスが散りばめられた名編曲。 |
岩井直溥
全体にショー・ミュージック的な雰囲気を持ったマーチで、部分的にスイングが挿入されています。 |
1976年度の課題曲。中野駅北口のブロードウェイ商店街の一日を描いたポップな作品。 |
ジェイムズ・スウェアリンジェン
ゆったりとした表情豊かな序奏から、躍動的なアレグロ・コンブリオに移行するダイナミックな作品です。 |
急-緩-急の三部形式。キャッチ―なメロディとともに華やかで躍動感があり時に雄大な音楽が展開します。 |
スネアロールで幕を開け、心地よく軽快にはつらつとした音楽が進行します。 |
江原大介
長崎県の美しい自然と故人を想う精霊流しの様子がクロスオーバー。景色の異なる3つの楽章を連続して演奏。 |
静寂の中一筋の陽光が差し、やがて花を照らす― 神秘的で美しい雲仙の自然を描く。全3楽章の日本的な音楽。 |
クラシック音楽の中にジャズハーモニーを用いたかっこいい作品。疾走感がありリズミカルな音楽です。 |
深い森の中をさまよう場面から宴のような場面に変わり、新たな世界へと旅立つ場面へつながる物語。 |
小野寺 真
軽やかな旋律や変化に富んだリズム、官能的な和声などフランス音楽的な色彩感を堪能! |
ロシアの民謡が元になっているので音楽的にもわかりやすく、アレンジ作品は初挑戦というバンドにも◎ |
広いレンジのオーケストレーションで、小編成でも厚みのあるサウンドを表現できるアレンジです。 |
ジェームズ・カーナウ
アメリカ独立戦争で伝説的な功績を遺したネイサン・へイルを讃えて作曲された3つの楽章で構成される作品。 |
蝶、鳥、象、猿、ライオン、トラ、クマ...様々な動物たちを想像させる6楽章からなるユーモラスな作品。 |
サン=サーンスのオルガン交響曲からの抜粋で紡がれた美しい序曲。 |
鹿野草平
三国志に登場する名将、曹操の生き様と彼が残した漢詩「對酒歌太平時」にインスピレーションを受けた作品。 |
東日本大震災で被災された全ての人々に献呈されており、救済と復興に向かう人々の力強い姿を描写した作品。 |
「汎ヨーロッパ・ピクニック」の歴史的事件を臨場感あふれる音楽で表現。史実と音楽が深い学びに。 |
デイヴィッド・ギリングハム
輝かしい栄光への軌跡を描いた祝典音楽。すべてを包み込むような輝かしいクライマックスは圧倒的な高揚感! |
伝統的なアパラチア民謡をベースにした明るく楽しい作品。打楽器を加えると壮大さがアップ。 |
聖書の黙示録にインスパイアされた曲。打楽器8重奏からの書き換えのため、打楽器は重要な役割を果たす。 |
櫛田てつ之扶
和のメロディを使用。「まほろば」「夢殿」「里人の踊り」「斑鳩の空」の4楽章構成です。 |
日本の民謡を素材とし、西洋の管楽器で「和」の音空間を創り出す可能性を示した作品。 |
京都の年中行事「おけら火」「大文字の送り火」「鞍馬の火祭り」を描いた作品。 |
ジェリー・グラステイル
打楽器やピアノを含め、多彩な楽器が個性を際立たせるソロイスティックな音楽。 |
ジョン・クランス
吹奏楽のオーケストレーションを素晴らしく響かせ、重厚なハーモニーと美しい旋律が印象的な作品。 |
ピーター・グレイアム
2楽章に使用されている「ミンストレル・ボーイ」の旋律はアイルランドへの愛国心があふれる。 |
敬愛するアメリカの作編曲家3人に3楽章のオマージュに仕立てたユニークな組曲。 |
シカゴ交響楽団ブラス・セクションの伝説的金管プレイヤーの巨人たちへの敬意を込めて作られた作品。 |
黒川圭一
優雅なObのソロが有名。オペラファンも納得の原調アレンジです。 |
シンガポールと日本の共同プロジェクトによって生まれた華やかなプレリュード。 |
原曲はスペイン風メロディーの華やかなバレエ音楽。最低25名程度から演奏可能で、ピアノが不可欠。 |
高 昌帥
迫りくる音に圧巻の第1部と相反する性格の漂うように歌う第2部。体に染み渡るような音の波が聴衆を包み込む。 |
全体で一本の筋が通った構成が魅力。難易度は高いがよく鳴るオーケストレーションにもご注目。 |
西洋クラシック音楽の手法で4つの奄美島唄を行き来、民謡の魅力を美しく表現した作品。6分半にカットできる。 |
ジム・アンディ・コーディル
素朴で親しみやすい旋律が印象的。技術的に易しいながらも、演奏効果が高く心に沁みる名曲です。 |
活気に満ちた旋律のテーマと、シンフォニックな響きのスローセクションからなる急-緩-急の3部形式の作品。 |
マット・コナウェイ
北欧神話の世界終末の日「ラグナロク」による破滅後、世界の中心「世界樹」が生き残り、新たな世界を再生する。 |
魔女狩りという不条理な迫害が横行していた16世紀に二人の少女を襲った悲劇を描いた作品。 |
スイス中部にあるドラゴンが住んでいると言い伝えられている「ピラトゥス山」の竜伝承を描いた作品。 |
近藤久敦
1819年に英国マンチェスターで議会改革を訴えた市民と軍の衝突した「ピータールー事件」を描いた作品。 |
酒井 格
天の川によって離ればなれにされた彦星と織姫が、7月7日の夜だけ逢う事を許されるという伝説を描く。 |
北海道の広大な地平線を望むセピアの冒頭から始まり、風が吹き渡るダイナミックなフィナーレへ。 |
沖縄の旋律を素材とした作様々な表情を見せる作品。終盤へ向けて熱がこもってくる場面はバンドが一つに。 |
坂井貴祐
百年戦争で国を救った少女ジャンヌダルクの輝かしい活躍から壮絶な最期、そして復権裁判…その生涯を描く。 |
佐藤正人
佐藤正人氏の編曲で完全再現されたラヴェルの代表作「ダフクロ」全曲の決定版。 |
吹奏楽でも広く知られる作品。後半にE.Hrn.のモチーフが波となり、力強く押し寄せ、壮大なクライマックスへ。 |
「秋」はロシアの自然を描いた「四季」の終曲にあたり、華やかなバッカナールでフィナーレを飾る。 |
デイヴィッド・シェイファー
ダイナミックな打楽器が効果的に活躍するエキゾチックでエネルギッシュな作品。 |
明るく力強い音楽・ゆったりと落ち着いた音楽などが楽しめる初級バンド向けの作品。 |
モダンなハーモニーもたっぷり、雄大なメロディーにあふれた作品。 |
ロバート・シェルドン
親しみやすく美しい旋律を持った本作は特に中間部の旋律が美しい。4:30程度のコンパクトな作品。 |
元気良く速いテンポでリズミカルに始まり、中間部にはゆったりと木管が表情豊かに歌います。 |
瑞々しく、爽やかな印象の序曲。美しい旋律とコントラストに富んだ構成、快活な曲想はオープナーにも最適。 |
ロジャー・シシー
前奏曲・とんぼ・祈りを捧げるカマキリ・クロゴケグモ・トラフアゲハ・軍隊アリから成る組曲。 |
悪魔の行進。タイトルから騒動、混沌、大混乱、無法状態など様々な意味を想起させるコンテンポラリー作品。 |
管打楽器のさまざまな4重奏の組み合わせが散りばめられ、バリエーションに富んだリズムや音色の作品。 |
清水大輔
徐々に深みを増していく豊かな曲想、躍動感溢れる中間部を経て豊かなコラールと壮大なフィナーレを迎えます。 |
夢の生まれる場所=吹奏楽部。何かひとつの映画見終わったかのような感動で満たされるドラマチックな作品。 |
人々に愛される歌という意味を持つ民族音楽とポップ・ロックが融合した壮大な作品。切れ目ない3曲からなる。 |
下田和輝
映画音楽のような惑星探査機の物語。小編成のイメージを覆す壮大なサウンドで仕上げられており衝撃的。 |
キラキラした波の情景、刻々と変わる空の色、そんな情景が目に浮かぶ、美しい和声進行が魅力的。 |
センチメンタルな秋の空気を描いた作品。ファ・ミ・ドの主要モティーフによって音楽が形成されます。 |
ライアン・ジョージ
戦後のジャズやビッグバンドといったミッドセンチュリーのアメリカのポップカルチャーが感じられる作品。 |
テキサス州オースティンに南北に伸びるコングレス・アベニューでの出来事、場所、落書き、壁画がテーマ。 |
タンゴの雰囲気や激しさが色濃い舞踏的でエネルギッシュなA-B-A形式のフレキシブル編成の作品。 |
ジュリー・ジルー
チンギス・ハーンと彼の軍隊を描いた標題音楽。ジルーらしい美しいサウンドと壮麗なメロディが融合。 |
ギリシャの祈りの歌で始まりギリシャ民謡「カラグナ」を用いた踊りで熱狂が最高潮に達する。 |
マイケル・スウィーニー
米国ウィスコンシン州にある湖にまつわる、水蛇と巨大なサンダーバードの戦いの伝説を描いた作品。 |
中世の騎士物語のイメージをもとに書かれており、力強い主部と実に優美な中間部との対照が効果的。 |
第2曲「ホークストウ農場」、第6曲「行方不明のお嬢さんが見つかった」を収録したフレキシブル・アレンジ。 |
フィリップ・スパーク
名門ブラスバンドの100周年を祝い「ウェールズ」の旗に登場するレッド・ドラゴンを描いた作品。 |
ピタゴラス提唱した「天球の音楽」に着想を得、宇宙の創生~現在~未来を描いた作品。 |
メインテーマに基づいたファンファーレ風のパッセージで始まる序曲風の作品。民謡風の速い主部をもつ。 |
クロード・トーマス・スミス
礼拝の際に栄唱としてよく用いられる「詩編旧100番」を変奏曲として新たなが生み出されました。 |
冒頭ホルンによる壮麗なファンファーレは音域が広く、軍楽隊を想定したソロのカデンツァ用意された難曲。 |
名手揃いのアメリカ空軍バンドのために書かれた高度な技術を要する華やかでエキサイティングな作品。 |
ロバート・W・スミス
オーシャンドラム、鎖、クジラの鳴き声などの効果音が用いられており、各場面の情景を鮮やかに描写します。 |
西アフリカの民謡を元にした、打楽器が重要なパートを占めるパワフルで熱狂的な作品です。 |
アイルランドの有名な史実とアイルランド民謡が織りなす歴史絵巻。 |
髙橋伸哉
星がまたたくようなスタッカートのメロディーがかわいらしい作品。「きらきら星」のメロディが雄大に現れる。 |
バリ島の音楽をモチーフに、独特の旋法が異国情緒を醸し出している、エネルギッシュな作品。 |
スイスのアルプスを走る観光列車「氷河特急」の爽快感や軽快さを描写したも作品です。 |
田嶋 勉
2004年度全日本吹奏楽コンクール課題曲。卒業式等の学校行事でも取り上げたい作品です。 |
建部知弘
美しく郷愁漂う歌曲や躍動感ある舞曲など、様々な性格の民謡を組曲にまとめた作品。 |
澄み渡る歌声、情熱的なダンス、アイリッシュ音楽のすべてが詰まった舞台「リバーダンス」の世界を吹奏楽で。 |
親しみやすくロマンティックな旋律や軽妙なリズムの人気作品。原曲が持つ室内楽的な雰囲気が楽しめる。 |
田村文生
田村氏による約20年間に及ぶバッハ作品の吹奏楽編曲の集大成。調性・時間・主題が拡張(allargata)された大作です。 |
ピアノ作品を吹奏楽に再構築。単なる編曲ではなく、田村氏のスパイスが効いた新たな作品となっている。 |
ピアノの性格が色濃い作品を大規模な吹奏楽の編成に。作品に通底する「嘆き」の変奏は要チェック。 |
フランコ・チェザリーニ
アークエンジェル(大天使)たちの名が小題としてつけられた4つの楽章からなるシンフォニー。 |
すべての生命の故郷とも言える海とそこに生きるキャラクターを描き、全3楽章が途切れず演奏されます。 |
雄大なアルプスを思わせる、この上なく美しい旋律が響き渡る。 |
土田豊貴
のびやかで親しみやすい旋律が人気。優しく牧歌的な雰囲気の曲です。 |
「歌える旋律」をテーマに、演奏技量にも配慮された教育的作品。 |
フランク・ティケリ
ジャズ、ブルースと吹奏楽を融合した傑作。クラリネット・ソロは、ベニー・グッドマンの熱演を彷彿とする。 |
人のなかに対極する2つの存在=神と悪魔(光と闇)について描写。 |
エミリー・ディキンソンの詩にインスパイアされたカラフルでエキサイティングな作品。 |
ヤコブ・デ=ハーン
壮大なオープニングに始まる、クラシックとポップスの楽しさを兼ね備えた明るくさわやかな作品。 |
オランダで発見された軍事用の兜を基に作曲。八十年戦争の歴史に思いを馳せたドラマティックな作品。 |
グレードも低めで、初心者にお勧めの曲。分り易いメロディ・ラインは吹奏楽の入門曲としてオススメ。 |
ヨハン・デメイ
初演から35年を経て、楽器編成やダイナミクスが大幅に変更された、作曲家自身による改訂版。 |
ベトナム戦争末期の東南アジアでの、男女の愛と悲劇を描く。ラストの感動的な旋律は今日も広く愛されている。 |
作曲者と編曲者が緊密に連携して取り組んだアレンジで、なるべく原曲に近い調性で編曲。 |
長生 淳
「心の中の大切なものに至る道」を表現。立体的に絡み合う各声部・セクションを超えたアンサンブルが楽しめる。 |
「波の穂」「蒼天の滴」「翠風の光」に続く4作目で秋にあたる。委嘱シリーズ完結に伴うお別れの感傷がにじむ。 |
ミヒャエル・エンデの小説《はてしない物語》にでてくる“決して望みをすてない”登場人物から着想を得た作品。 |
人数よりも大きな編成で演奏しているかのような印象を狙った作品。 |
仲田 守
木管に高度な技術を要求するアレンジ。小~中規模の合奏で本格的な演奏が可能。 |
ヴァーツラフ・ネリベル
ユニゾン、強弱や音色の対比、演奏者も聴衆も迷うリズムトリック…シンプルな構成の中に強烈な個性が光る。 |
対照的な二つの楽章のすべての主題素材は、最初の楽章の冒頭で示される四つの音、D、A、F、Bbから派生。 |
すべての素材が後半で交互に演奏されるソロトランペットによる動機的な声明から派生する単一主題の作品。 |
野呂 望
哀愁漂う雰囲気とキャッチ―な旋律が魅力的な作品。ローグレードながらも色彩豊かな和声を楽しめます。 |
G-durによる爽快な主題部と広く歌い上げる中間部を経て、転調も含んだクライマックスへ駆け抜ける三部形式。 |
未来への希望を感じさせる朝焼けに思いを馳せるような表情豊かな和声が魅力の作品です。 |
シンフォニック・アレンジ。あの夏へ|ボイラー虫|6番目の駅|ふたたび を収録。 |
芳賀 傑
日本の童謡「浜辺の歌」「七つの子」「とおりゃんせ」の3曲を表情豊かな様々なスタイルのメドレーに。 |
シンフォニック・アレンジ。花園|大掃除|ソフィーの城|引越し|人生のメリーゴーランド を収録。 |
「大切な仲間とまた同じ空の下に集い、音楽を通じて一緒の時間を共有できる」そんな想いと喜びを表現。 |
林 大地
歴史的事故を題材に、個性的な場面展開と効果的な打楽器が印象的な作品。 |
吹コン課題曲が小~大編成対応の改訂版(7:30)に。てまり歌が見事な変奏&感動的な展開を遂げる。 |
ジェームズ・バーンズ
第1子と第2子の続けざまの夭逝という苦悩と、それを運命と受け止めせめて明るい未来への希望を綴った作品。 |
「アリラン」による変奏曲。主題と5つの変奏からなる作品。 |
Tp.のファンファーレで始まる華々しいサウンドとポップなメロディーがオープニングにピッタリ。勢いのある曲。 |
ヤン・ヴァンデルロースト
イタリア北西部「アオスタ」という山岳地方を題材にした壮大なスケールの作品。 |
古代ローマの剣闘士「スパルタクス」がモチーフの感動的な交響詩。ローストの名を日本に知らしめた名曲。 |
様々な要素を内包する壮大な作品。ヴァンデルローストの音楽の集大成ともいえる傑作。グレード6と難しい。 |
日景貴文
『生きがいとはなにか』を考えるきっかけになるような作品。ピアノの演奏効果と感動的なメロディーにご注目。 |
ジョニー・ヴィンソン
声部の少なさを感じさせない巧みなアレンジが魅力の「レ・ミゼラブル」メドレー。 |
スローテンポと速いテンポの混じった楽章、バラード、リズム感のある速い楽章の3つで構成。 |
時代を超えた古典的な音楽も感じられる、ドラマチックで感動的な歌曲のフレキシブル・アレンジ。 |
フェレール・フェラン
全3楽章でキリストの誕生から磔刑までを描く超大作。40分の音楽絵巻に巨大編成で挑む。 |
コッローディの「ピノッキオの冒険」に着想を得た愉しい作品。4楽章構成のドラマティックな作品。 |
アフリカ音楽を題材に民族打楽器なども使われている雄大さ壮大さを多彩な技法で表現した特徴的な作品。 |
ナイジェル・ヘス
アメリカ東海岸を描いた3楽章から成る組曲。モダンな音楽と壮大なクライマックスは音楽の高揚感を与る。 |
イギリスのビッグ・ベンの鐘が、最高の世界旅行に連れて行ってくれる、壮大な作品。 |
オリバー・ヴェースピ一
16世紀イングランドの作曲家トーマス・タリスのコーラル・モテットにインスパイアされた作品。 |
ジャズと吹奏楽が融合されたスタイルが異なる4楽章の曲。インパクト抜群です。 |
星出尚志
規模の大きなブリティッシュスタイルのコンサート・マーチ。工夫をすれば通常の編成でも演奏可能。 |
オーストリア皇后エリザベートの人生をロックのエッセンスが盛り込まれた音楽で劇的に描く。 |
デヴィッド・R・ホルジンガー
ジャズのイディオムを取り入れたグルーヴィーな作品です。一味違った作品をお探しの方におすすめ。 |
旧約聖書に登場するダビデ王の襲撃の物語。全体的に激しくドラマチックな曲です。 |
想像上のバレエを描いた作品。キリスト教のミサから採られた男声、女声による詠唱が入っています。 |
ジョン・マッキー
ジャンベ(西アフリカ起源の太鼓)が印象的な作品。変拍子が登場しますが比較的取り組みやすい。 |
ギリシャ神話「オデュッセイア」を取り上げた全3楽章にわたる一大抒情詩。いかつさと美しさを併せ持つ。 |
日本に古来より伝わる物語。物に宿る妖怪の話をJ.マッキーの音楽世界でユーモラスに描く。 |
真島俊夫
富士山の雄大な姿を見事に表現した作品。とくに中間部の美しさと終結部の圧倒的な盛り上がりは圧巻。 |
日本的な題材を西洋的技法で表現した3つの曲からなる作品。 I.鶴が舞う III.祭り は単独で演奏しても効果的。 |
五つの代表的な沖縄民謡による三つの楽章からなる組曲です。抜粋することでコンクールの自由曲にも。 |
三澤 慶
ドビュッシーのような響きと波のタッチが鏤められた音楽で、美しく、時に恐ろしい海への憧れを描く。 |
ガリレオが発見した木星の4つの衛星をテーマに作曲。遠く離れた衛星に想いを馳せた壮大なサウンドの作品。 |
海の美しい風景を描いた、2006年度全日本吹奏楽コンクール課題曲が「小編成版」としてリニューアル。 |
水口 透
アンサンブルで人気のテルプシコーレ舞曲集の室内楽のような美しい響きをバンドでもどうぞ! |
舞曲集より「モール人の踊り」「袋に1,000ドゥカーテン金貨」「戦い」の3曲を編曲。 |
古典楽曲を体験できる秀逸作品。3曲で構成され、若い演奏者にとっては演奏を通じて多くのことを学べる。 |
スティーヴン・メリロ
プラトンが描いた「洞窟」の暗闇を抜け、希望に満ちた光の射す方向へ脱出を遂げる物語を描く。 |
新しいアメリカを担う英雄の曲。ジャズ風のリズムと中間のゆったりと抒情的な旋律が特徴的な3部形式。 |
山下祐加
冬が終わり、鳥や動物が動き始め、花が咲き、彩り豊かな生き生きとした世界訪れるような音楽。 |
風にのって汽笛の音とともにSLの旅に出発。曲に盛り込まれる情景を想像しながら演奏する作品です。 |
前向きな気持ちになる明るく優しい旋律が何よりの魅力。歌うように気持ちよく演奏できる作品です。 |
山澤洋之
どこかエキゾチックな雰囲気を感じさせる旋律と変拍子が印象的。打楽器が活躍し、迫力満点のサウンドの作品。 |
スティーヴン・ライニキー
プラトンが描いた「洞窟」の暗闇を抜け、希望に満ちた光の射す方向へ脱出を遂げる物語を描く。 |
新しいアメリカを担う英雄の曲。ジャズ風のリズムと中間のゆったりと抒情的な旋律が特徴的な3部形式。 |
アルフレッド・リード
シェイクスピアの書いた四大悲劇のひとつ「オセロ」の物語を色彩豊かに5つの楽章で構成・作曲されました。 |
スペインの3拍子の舞曲(ホタ)が曲の顔となる熱狂的な作品。中間部の哀愁に満ちたオーボエが胸に迫る。 |
6/8拍子の軽快なリズムによる「急」と対比的な4/4拍子の美しいメロディの「緩」の「急-緩-急」の構成。 |