バンドの演奏人数とグレード別に作品をラインナップ!
オリジナル・アレンジ作品からそれぞれご希望にあった作品をお探しいただけます♪
グレード3以下
「宝の山」に群がった数多くの人々の泣き笑いを表現した親しみやすいメロディーの作品。急-緩-急で構成。
コンサートのためのオープニング曲。時代の息吹と未来への確かな夢や希望が描かれている。
吹奏楽とソロトランペットのための「耳馴染みやすい曲調」の協奏曲。中間部に感動的なコラールあり。
宮沢賢治の童話を再構成。朗読を中心としながら、そこに音楽が常に平行して加わるような形式に。
コンサートのオープニング用の華やかな曲。ドラムセットが入ったりと、ポップできらびやかな雰囲気の曲。
漁火が波に反射して細かく揺れたり風に吹かれて大きく揺れたりする幻想的な光景を描写。
16ビートを基調にしたポップス感覚の楽しい作品。ドラムスなど打楽器群は数多く使用されている。
韓国・朝鮮の音楽を取り入れた日韓交流のための音楽。古代より人々が往来した対馬・朝鮮海峡が題材。
お祭り気分で楽しく聴いて、また演奏できる3つの楽章《I.パレード、II.セレモニー、III.フィエスタ》による組曲。
3つの黒人霊歌~「この重荷をおろしたら」「深い河」「ジェリコの戦い」~を用いてジャズの源流を思う。
課題曲版より小編成から大編成までさまざまな編成で演奏できるように改訂されています。
朝鮮半島の代表的民謡「アリラン」と山田耕筰作曲の童謡「赤とんぼ」を使った作品。
徐々に深みを増していく豊かな曲想、躍動感溢れる中間部を経て豊かなコラールと壮大なフィナーレを迎えます。
斎太郎節は宮城県民謡で、元は松島湾一帯で歌われた大漁唄。主題である民謡とその変奏からなります。
演奏会のオープニングにピッタリの明るく華やかな序曲。美しいコラール、感動的なクライマックスが待っている。
語りと吹奏楽のための作品。孤独感や、差別、偏見、そして誰もが持っている筈の暖かさや思いやりが描かれる。
プレリュード[3:47]―ワルツ[2:47]―間奏曲[4:03]―終曲[3:48]の4つの楽曲からなる明快な楽しい作品。
演奏することを通して心から湧き出る喜びを味わってもらい、心の癒しや生きる力を生み出す作品。
華々しい音楽祭の雰囲気、祝典の始まり、若い奏者達が共に演奏する喜びを分かち合う賛歌。
日の出前から日没までを、地球、そして生命のエネルギーがみなぎるストーリーで描く。
時間・天気・季節によって様々な表情を持ち、私たちを守り育んできた母なる地球への感謝の音楽。
ソロのパッセージがなく、心地よい音域を備えており、どんなプログラムのオープナーにも適した作品です。
格調の高い賛美歌風のコラールで幕を開け、冒頭で示された旋律が他の楽器に受け継がれて行く美しい作品。
楽器を持って演奏することが嬉しくて仕方がないという思いを、演奏していて楽しい音楽で表現。
ソナタ&フーガと古典の形式ながら、キュートで近代的な和音進行や、遊び心の変拍子が盛り込まれている。
1976年度の課題曲。中野駅北口のブロードウェイ商店街の一日を描いたポップな作品。
全体にショー・ミュージック的な雰囲気を持ったマーチで、部分的にスイングが挿入されています。
グレード3.5
NEW
ヴィクトリア女王の生涯をアイリッシュ音楽と感動的で壮大な旋律で表現。中~大編成として改作。
小編成で大人気の「百年祭」が大編成として登場。改作にあたりフレーズ数が増え、厚みが工夫されている。
キラキラと輝く朝の海」「荒れ狂う嵐の海」「優しく包み込むような雄大な海」を表現。
バリ島の音楽をモチーフにしたエネルギッシュな作品。独特の旋法が異国情緒を生み出す。
再現部では旋律、対旋律のバランス取りが最重要。バンドカラーを発揮しましょう。
山梨の美しい自然を描写すると共に、委嘱楽団の団結と歴史を表した作品。心を込めて演奏したい曲です。
太陽に照らされキラキラと光る波が洞窟を抜け真っ白なしぶきを上げ、岩間を流れていく様子を描く。
「大切な仲間とまた同じ空の下に集い、音楽を通じて一緒の時間を共有できる」そんな想いと喜びを表現。
小編成の人気作品が大編成でも登場。物語のイメージが膨らむ、コンクールにおすすめの作品。
画家・星野富弘氏の画集「風の旅」をイメージ。穏やかで柔らかな中に、力強さ、意志の強さを感じられる。
ギリシャ神話「イカルスの飛翔」を音楽で描くストーリー性を持った作品。
親しみやすい曲調、明快な様式で、聴き手にも親しみやすく、初級バンドも演奏可能な作品です。
宮澤賢治の詩「永訣の朝」に沿って音楽が表現される。最愛の妹への思いを綴った感動的な一曲。
北国と南国の旋律が音楽の上混ざり合う。それぞれが喧嘩、共存、対話する様子を描いた民謡風の作品。
雰囲気や性格が異なる3つのテーマが子供の夢の中のファンタジーを描く。
「おじいさんの古時計」をテーマにした7つの変奏を伴う作品。
元は金管八重奏曲。「Gold」のきらきらした様子や「Claps」のシャープでリズミカルな感じが表れている。
曲は題名どおり、日本の旋律を主題にしたもの。演奏し易く楽しめる音楽に出来あがっている。
長野県の西部、安曇平で広く歌われている民謡の合いの手や、旋律の断片をつなぎ合わせ再構築した作品。
2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件がテーマ。すべての人が優しい気持ちになれるよう願った曲。
人類初の動力飛行機ライト・フライヤー号を基に、大空を目指した男たちの夢と勇気とロマンを詰めた作品。
フランス・アルザス地方のイングヴィレールの町と歴史をテーマにした4楽章から成る作品。
グレード4
勇壮的な導入部や民族的なピッコロのソロなど、物語のように次々と変化していく。
「生命力」「希望」といったテーマを力強く表現したシンフォニックな響きの作品です。
明快なテーマと変容していくモティーフがドラマティックに展開されるオリジナリティが詰まった作品。
ジャズの響きが巧妙に折り入り、タイトルとのギャップが印象的な作品。
ロメオとジュリエットそれぞれが生まれた家を題材にした作品です。両家の関係を音楽で表現。
チューニングのような場面から曲に入っていく仕掛けはコンサートのオープナーとしても活躍します。
キラキラと輝く朝の海、荒れ狂う嵐の海、優しく包み込むような雄大な海 を表現。きらびやかな響きが人気。
沖縄の旋律を素材とした作様々な表情を見せる作品。終盤へ向けて熱がこもってくる場面はバンドが一つに。
多彩なパーカッションパートが圧巻!オリエント(東洋)の艶やかな魅力あふれる作品。
マカーム(中東音楽)を用いた独特な旋律が、打楽器のリズムと相まって連符となり駆け巡る!躍動的な作品。
若き日の福島氏の情熱が詰まった「シンフォニエッタ・シリーズ」の原点ともいえる作品。
「鳥之石楠船神」の続編。日本神話にヒントを得て和テイストで書かれた今作は日本人の琴線に響きます。
感動的な旋律あり、迫力のサウンドありの変化に富んだ本作。ソロがなく金管の音域も配慮されている。
四国を巡る旅を音楽で。シンフォニックなサウンドと表情豊かな響きが楽しめます。
密教における行の1つ瑜伽行と、鎌倉時代の謎めいた歴史書・吾妻鏡をタイトルに冠すミステリアスな雰囲気の作品。
オリエンタルな響き、ロシア音楽の躍動、中東や中国の音階、シンフォニックサウンドなど様々な音楽様式が魅力。
朝鮮半島の民族音楽や民謡のエッセンスを取り入れた名作。管弦楽版が世界各地で親しまれています。
音群を基に曲が展開し、繋がりもよくドラマチックな内容。コンクールや演奏会のメインとしてもおすすめ。
コンテンポラリー風の前半と、伝統音楽を用いた和風な後半で構成。打楽器は見せ場も多い。
瑜伽行(密教における行の一つ)、鎌倉時代の謎めいた歴史書「吾妻鏡」の「ミステリアス」な雰囲気の作品。
管楽器を打楽器に見立てたようなリズミカルなオーケストレーションの熱くドラマチックな音楽。
コソボの内乱をきっかけに書かれたこの作品は、内乱の終結を願う作曲者の祈りが背景にある。
規模の大きなブリティッシュスタイルのコンサート・マーチ。工夫をすれば通常の編成でも演奏可能。
アイヌ伝統の子守唄が様々なスタイルで彩られ、テンポ設定なども変化があり、楽しめる作品。
メロディが親しみやすく、雄大な音楽が印象的な1996年吹奏楽コンクール課題曲の原典版。
長崎、大分、佐賀、福岡の九州北部4県にちなんだ伝承曲を用いて、四大元素《風・火・水・土》を表現。
春の季節、そしてオープニングにぴったりな素敵な曲。
金管楽器のファンファーレ的なかっこよさや、木管のきらきらしたサウンドを伴いながら早いテンポで駆け抜ける。
1976年の作品。編成は大きいが、難しいソロなどはないので幅広いバンドで演奏できる。
アメリカだけでなく日本の吹奏楽界にも多大な影響を与えたベンクリシュート博士の功績を讃える作品。
ロマンティックな場面、ユーモラスで愉快な場面などが次々と現れエスプリの効いたイメージ豊かな作品。
冒頭のクラリネットの主題、ピアノの主題、9小節目からの低音の主題が展開していく即興的な曲想。
黒人霊歌「スウィング・ロウ・スウィート・チャリオット」を主題とした変奏曲です。5つの部分に分けられます。
4つの民謡を題材とした組曲。九州の風土が香り立ち、壮大で力強く、また洗練された響きの作品。
和の楽器やリズムを用い、妖艶な冒頭、躍動的な後半と様々な表情を見せる、和テイストの作品。
3つのテーマが自由なサウンド感で曲中のいたるところに登場。森や自然の雄大さに思いを寄せる作品です。
Allegretto, Andante, Allegroの3つの部分に分かれ、2つのカデンツァも含まれるユーフォニアムのための作品。
旭川の自然の美しく壮大な風景や厳しさを、アイヌの小さな妖精視点から描写した冒険ストーリーです。
酒宴の席などで歌われるテンポの速い軽快な鹿児島県の民謡を題材にした作品。
明るい恒星でありギリシャ語で「光り輝くもの」をタイトルに冠す。若い人たちの明るい未来のための音楽。
大阪府泉大津市に伝わる祭り囃子の雰囲気で構成。子守唄「ねんねころいち」と民謡「三十石舟唄」の旋律が現れる。
単純な三和音に響きを複雑化させるアンビエントを添えていき、今までに体感したことのない新しい世界へと向かう。
アメリカを意識した主題と日本を意識した主題の、異なる2つの主題が、最後には重なり合う。
韓国の済州島民謡を基調にした華やかな作品。3楽章から成り、2楽章(緩徐楽章)の美しさは秀逸。
ファンタジーの世界観が感じられる、ドラマティックな作品。豊かに歌う冒頭のメロディーが様々な形に展開。
「上昇する」「繁栄する」といったメッセージが入った華やかで優美な序曲。
「突然」の要素が組み込まれた4楽章構成の作品。切れ目無く演奏しても楽章ごとに区切っても演奏可能。
何かを暗示させるような冒頭、打楽器アンサンブルを経て、後半はクラッシャーやアンヴィルの響きで鬼気迫る。
グラールウィンドオーケストラ委嘱作。ソナタ形式を用いて書かれており、緩急がしっかりた楽曲です。
Sotto voceの序奏からビート感あふれるアレグロに展開し、後半には壮大なコラールが奏でられる。
ふたつのシチュエーションから成る、ふたつの楽章で構成される2重構造の作品。音楽的なモアレが隨所に登場。
神の国「出雲」にちなんだ名所をロマンチックで時折あやしく響く幻想的な音楽で描く。
Fanfare(打楽器が活躍),Gesang(E.Hr.と F.Hr.が活躍),Finale(疾走感溢れるアレグロ)の3曲構成。
21世紀の吹奏楽実行委員会(響宴)の記念すべき第1回大会委嘱作品。吹奏楽の未来を見据えた、盛大な音楽。
不気味で神秘的な空気が漂う、男鹿の情景や『なまはげ伝説』を題材にした作品。
永久の情熱。脈々と受け継がれる音楽への情熱を讃え、委嘱団体の更なる発展を願う祝典序曲。
「光」と「闇」を象徴するふたつのモチーフを軸に、闇からの光の生成と両者の拮抗が描かれている。
「月光」の通称で知られるベートーヴェンのピアノソナタの動機を分解・再構築した作品です。
珍しい動植物を育むフロリダ南部に位置する広大な亜熱帯の湿地帯の様子を描く。
悲しみの歌と、それとは無関係のように遠くの世界で聴こえる祝祭的な音楽の二重構造で構成されている。
海洋国家である、豊かな日本の景色にうるおいを与える「美しき海」への讃歌。
芥川龍之介の児童向け短編小説のストーリーを描く。幻想的な天国と、躍動的な地獄を音楽で表現。
五つの山車が来年の再開を誓い合って、また元の町に戻って行く「五車別れ」の感動的な光景を描く。
冒頭から鍵盤楽器などの長2度で重なる和音の下降形が、幻想的な雰囲気を演出します。
麦の穂が風に揺れる様子と、ドビュッシーの「海」を重ね合わせた、色彩感溢れる作品。
宮崎県椎葉村の「夜狩内地区の子守唄」を用いて書かれた非常に情感豊かな作品。
小さな氷の結晶が空気中を舞い、それに太陽の光が反射してキラキラと輝いて見える様子を描いた作品。
浜大津の湖岸の穏やかな情景、やわらかな風の印象。雲が吹き払われ、紺碧の空に明るい太陽が輝く。
作曲家が広島の地で感じたこと、世の中に残さないといけないと思ったことが詰まった作品。
チグリス・ユーフラテスに潤う古代文明発祥の地と 周辺の砂漠に住む人々の戦乱と荒廃を描いた作品。
青森県十和田市に流れる「稲生川」の春の風景や、荒れ野を掘削し自然の驚異に立ち向かった歴史を描く。
三島村の磯節、そして甑島の網打歌を用いて潮の香りと風景、そこで暮らす人間の営みを表現。
静かに始まり、次第に活気づき昇る朝日を想像させる。朝を迎えるすがすがしさに溢れた曲。
金管のBandaを伴うファンファーレ。3分半の短い作品です。
真っ白な山に春を運んでくる穏やかな東の風、一斉に咲く花。北国の春を描いた3楽章の作品。
4つの楽章からなっており、中級程度の演奏技術で充分音楽の楽しみが得られる。
霧の夜、浜辺で聴こえる重なり合う波の音とリズム。自然な《美》を音楽として表現。
ポリネシア地域に伝わる信仰上の霊的エネルギー「十月に宿る超自然の力」「強い心情」や「魂」がテーマ。
哲学者・詩人、串田孫一氏による深い陰影を湛えた個性的な文章「夕映え」が生んだ心象風景。
ポリ・コードの響きのファンファーレ、おごそかな行進曲、明るく温かなコラールで構成される音楽。
地球上での水の循環を様々な「水の変容」として、順不同に、同時多発的に表現されている。
春に見られる燃え上がるような木々の緑と、人々の心の躍動を、沸き立つ緑の音の波を表現。
友人の思い出に捧げられた曲。美しい響きと、衝動的な推進力とを併せ持った作品。
大空を雄大に飛ぶ鳥の姿へのあこがれと夢。もっと高く、もっと遠くへ、もっと長く。希望に向かう心の動きを描く。
「しまうた」と西洋音楽が出会う作品。奄美と南方諸島には「歴史」と「風土」が描かれている。
ショパンが書いた24のピアノ練習曲から4曲を抜粋し、各曲のテーマを自由な形で表現し、ひとつにまとめた曲。
フランスを救った少女、ジャンヌ・ダルクの生涯とその後の名誉回復を讃えた作品。
フランスを救った少女の話を基にした作品で、生涯を描きジャンヌをたたえた曲想で幕を閉じます。
色とりどりのリズムを組み合わせた4つのオリジナル舞曲からなる組曲。全4楽章は切れ目なく演奏されます。
全体に華やかで荘厳な曲想。厳かなファンファーレに始まり、美しいコラールを経て、華々しく曲を閉じる。
幻想的な始まり、壮大な山場、静かな中間部、感動的なクライマックスを経て最後はノスタルジックに消えていく。
3つの部分で描かれた日本海の曲。夏の静かで真っ青な海、海神の踊り、真冬の荒れ狂う海。
ドイツの宮廷画家による3つの絵画「キリストの磔刑」「天使の合奏」「聖アントニウスの誘惑」の曲。
太古の人々によって作られた「火焔土器」の圧倒的な存在感と強烈な造形美から受けた衝撃、縄文の声を音楽で表現。
吹奏楽と和太鼓のコラボレーションで葛飾北斎の浮世絵、冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」を描く。
武蔵坊弁慶の生涯より、京の『五条』、加賀の『安宅』、奥州の『平泉』の3場面を描いた作品。
古代ギリシアの哲学者が唱えた4つの元素(リゾマータ)を題材にした作品。
岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集より全5楽章から成る組曲。
ユダヤの舞曲を4つの楽章にまとめた吹奏楽作品で、美しい旋律や躍動感に溢れる楽曲。
17世紀から18世紀中頃にかけて完成された、バロック時代の組曲を意識した曲想と構成の4曲からなる組曲。
重心の低い響きの作品。力強く響く管楽器と、推進力や多彩な響きを生む打楽器の対比が特徴的。
序奏、主題と5つの変奏曲で構成。華やかな曲想はスパークならではで、取り組みやすいグレードの作品。
中世の騎士をモデルにした歴史小説をもとに作られた作品。ストーリー性にあふれた3楽章からなる作品。
グレード4.5以上
NEW
半音で動く主題が多様に展開しながら、シンフォニックな響きが大きな美しい花へと昇華してゆく。
NEW
架空の星の女神「ティアエス」を描く。片岡氏独特の個性的なリズム・和声が詰まった躍動感に溢れる音楽。
NEW
ジロデ=トリオゾンの絵画「アタラの埋葬」に描かれた悲恋の物語が紡ぐ「光」を表現。
NEW
ドビュッシーのような響きと波のタッチが鏤められた音楽で、美しく、時に恐ろしい海への憧れを描く。
NEW
様々な「心の中の大切なものに至る道」を音楽で表現。立体的に絡み合う各声部・セクションを超えたアンサンブルが楽しめる。
NEW
大作曲家「チャイコフスキー」の旋律と彼の波瀾万丈な人生の最期をテーマに、名旋律や和声のオマージュが詰まった作品。
水爆実験に巻き込まれた漁船を題材にした絵本「ここが家だ」にインスパイアされた作品。
愛する人を想う気持ちや苦悩、葛藤といった様々な心の変化をドラマチックな音楽で表現。
全体で一本の筋が通った構成が魅力。難易度は高いがよく鳴るオーケストレーションにもご注目。
巨大なクジラの様子やキラキラ輝く海、そして心躍る「命の歌」と一緒に数千キロの旅に出よう!
めくるめく響きの中を駆け抜けるような緊張の幕開けから、優美な中間部を経て、感動的なクライマックスへ。
迫りくる音に圧巻の第1部と相反する性格の漂うように歌う第2部。体に染み渡るような音の波が聴衆を包み込む。
「鐘」の音とOb.ソロの厳かな空気から始まる。「ラッキードラゴン」と並び、福島作品の人気曲。
謎多き空中都市を描くドラマチックな作品。神秘的かつ壮大なスケールのオーケストレーションに引き込まれる。
アイヌ民謡のイヨマンテ(熊の霊を送る儀式)の中の歌を主題とした変奏曲。第12まで表情豊かに変奏していく。
壮大な「宇宙」に挑む探査機「はやぶさ」。その壮大なサクセスストーリーを表現した大作。
作曲家の感性によりキリスト音楽を描いた作品。コラールは、神への祈りを表し、時折みせる16ビート鼓動。
ガリレオが発見した木星の4つの衛星をテーマに作曲。遠く離れた衛星に想いを馳せた壮大なサウンドの作品。
衝撃的な幕開け、ミステリアスなハーモニー、無機質なリズムに金管群の重厚な旋律。原始の地球を描く。
シリーズ第5弾は、戦禍の街に舞う不死鳥を描く。主題の変化する表情を楽しめます。
吹奏楽の可能性を最大限まで引き出した意欲作!大胆、かつ細かいアナリーゼが求められるが感銘度も高い。
戯曲『夜の来訪者』を題材にした作品です。人間の内面・本質に迫る物語を様々な楽器にスポットを当て表現。
冒頭のTrb. Euph.(第一主題)、8小節目の木管高音(第二主題)が形を変えて現れる小規模の交響曲。
「波の穂」「蒼天の滴」「翠風の光」に続く4作目で秋にあたる。委嘱シリーズ完結に伴うお別れの感傷がにじむ。
様々な想いを抱きながら何度も通る慣れ親しんだ道。その時の心の風景を描いた繊細で美しい作品。
喜怒哀楽の様々な表情を覗かせる。リズミックでエネルギッシュなフレーズがちりばめられた作品。
「波の穂」「蒼天の滴」「翠風の光」に続く4作目で、この曲は秋を描いた作品。らしからぬ部分にも注目。
自分たちが今活動の拠点としている西洋音楽(大別すれば)と日本、日本人と西洋音楽という視点で構想。
「おほなゐ」とは「大地震」を表す日本の古語で、阪神淡路大震災の記憶を風化させないための作品。
スペインの伝統的リズムや民謡素材なども、その原型のテイストを大切にしながら取り入れた作品。
古き良き時代の「イタリアオペラ」テイストを織り交ぜ、全編表現豊か(エスプレッシーヴォ)に書かれた作品。
冒頭のメロディーが展開を繰り返し壮大なコラールへと変貌する。和声展開と転調の手腕が発揮された作品。
初夏の陽の光が一際輝き、緑が映え、爽やかな風が心地よい季節を描いた作品。
4つの楽章から構成され、アポロ計画のスタートから人類が月に立つ壮大なエンディングまでを描いた作品。
人々に愛される歌という意味を持つ民族音楽とポップ・ロックが融合した壮大な作品。切れ目ない3曲からなる。
江戸の絵師・東洲斎写楽に曲想を求め、浮世絵の世界とその舞台となった歌舞伎の世界を吹奏楽の世界で表現。
作曲者の中にある燃える魂、激しいの炎と巨大なエネルギーを音に込めたドラマティック作品。
夜明けのスケッチを意味するタイトルの意図は「時代の夜明け」。パワフルな金管がカギとなる、壮大な作品。
「海」をテーマにその「姿」「起源」「命」「未来」について音楽表現した作品。
変拍子で不協和音が多くグロテスクな印象で、1枚の地獄絵の変屏風を眺めているような楽曲。
比較的聴きやすい構成とはうらはらに、演奏者にとっては相当な馬力と強靱な精神力を要する楽曲。
東日本大震災で被災された全ての人々に献呈されており、救済と復興に向かう人々の力強い姿を描写した作品。
技術的に演奏しやすく中編成でも演奏可能。東日本大震災への追悼と、復興への祈りが込められている作品。
めぐる季節の中で、風にうねる一面の穂、穂波となる。いわば豊穣の予兆としての冬を、心象風景として描く。
特攻隊が飛び立った地にそびえる「開聞岳」。この美しい山が見てきた悲しい出来事を語り継ぐ音楽。
細切れに分解されたバッハの「音楽の捧げもの」の主題が登場し、最後にその姿を表す仕組みの作品。
奔馬のように駆け抜ける青春。吹奏楽を演奏する中・高校生の、疾走感と瑞々しくも繊細な想いを表現。
コンテンポラリーなが楽想と夢を抱えて歩む若者たちを応援する爽やかなメロディーが美しい。
ポーランドがベルリンの壁崩壊で“解放”された歴史を題材にした作品。グレゴリオ聖歌『怒りの日』を引用。
このレクイエムには「鹿児島・知覧の特攻隊の事実を“音楽”を通して風化させない」という思いが込められている。
阪神淡路大震災の「あの震災を風化させない取り組み」の一環として「その後」をテーマにした作品。
各楽器のソロを生かした交響曲。全てのパートが緻密に組み合わさり、緊張感のある音楽を生み出している作品。
冒頭の主題と、その後に続く主題が展開してゆく。大きく5つの部分からなり、それぞれの部分が呼応する。
「チャンダン(長短)」と呼ばれる韓国の伝統的なリズムの数々を用いた3楽章からなる作品です。
緩・急・緩・急の4部構成、後半は前半の変奏となっています。氏の作品からの引用がある点も見逃せない。
東京隆生吹奏楽団による名演が記憶に新しい。5拍子で進行する独特のリズムに引き込まれる!
熱を帯びた幻想的な音楽と奇妙なワルツが交互に現れる構成で、奥行きと厚みのある深い響きが不可欠の楽曲。
厳しい冬の名残りのような激しい導入部に続いて、春らしい伸びやかな旋律が歌われます。
日本人に古今を問わずに根ざしている美意識を日本古謡の「さくら」を用いて表現。「序破急」の三部から成る。
日常と非日常の狭間。その曖昧な空間に浮かび上がる氷結の花を表現した作品。2022年の改訂で改めて完成。
陽に照らされることで様々な色に輝く雲に、それぞれの輝きを放つスクール・バンドを重ねて作られた作品。
異なった時間の人の記憶たちのつながりを時を駆ける馬になぞらえて表現。
喜び・将来へ進んでいく精神を表現。冒頭のリズムパターンと続いて現れる金管の旋律が疾走するように進む。
「愛」をテーマとした連作(1ライフ・ヴァリエーションズ―生命と愛の歌、2カントゥス・ソナーレ)の第3作目。
チベットの密教音楽、舞楽「迦陵頻」、雅楽「萬歳楽」を曲中には認識できない程度に断片的に取り入れている。
ピアノ作品集「ミクロコスモス」より、「分かれたユニゾン」「ユーゴスラビア風に」の主題を元に展開、構成。
室町時代の劇作家・世阿弥(ぜあみ)による、源氏物語「葵上の段」を取り上げた謡曲(能)の世界を吹奏楽で。
作曲者が直接肌で感じとった北アルプスの印象を、空から鳥になった視点で描写した冒険ストーリー。
アンデスの空中に眠る神秘的で壮大なインカ帝国の古代遺跡に封印された、多くの謎に迫る作品です。
必要最低限の人数より多ければどんな編成のバンドでもバランスの崩壊がなく演奏できる新しい試みの作品。
「天と海の出会い」から「人」が生まれ、やがて天と海は一つとなる。琉球神話より着想を得た架空の音楽劇。
世界三大瀑布のひとつ、イグアスの滝を題材にした、3つの楽章からなる17分の作品を9分にまとめたもの。
Iファンファーレ、II子守歌、IIIカプリチオ、IV終曲、の4曲で構成。調性感が意識されている。
人生の中で何回か訪れる心からの喜びや感動を感じる瞬間(煌めき)への讃歌。
拍子やビートが特徴的な「コンテンポラリー・ファンク」を標榜した3つの楽章から成る。
1994年度 課題曲IIIのオリジナル版。複雑で矛盾した人間の心理が表現した太宰作品を題材にした楽曲。
多くの謎を秘めたアフ・アキビのモアイ像をテーマにして、絶海の孤島「イースター」の情景と共に描写。
性格が異なる場面転換が多く起伏に富んだ作品。変拍子やミュートトランペットが効果的に使われている。
ギリシア神話の絶対神ゼウスの誕生から天空の神となるまでの逸話を元に、描写的でドラマチックな音楽が展開。
吹奏楽と演劇、ダンスのコラボレーション企画で実際の演劇の中で使われた劇付随音楽です。
ふわりふわりと舞う蝶の姿と「恋をしている」という言葉の響きの、優美で怪しげな印象の一致を音楽で綴る。
打楽器ソロ・フィーチャー。「とにかく打って打って打ちまくりたい!」という思いに応えるダイナミックな協奏曲。
多彩に組み合わされた変拍子と鮮やかな音色。シンコペーションなど変拍子に不向きなリズムに挑戦している。
オーネット・コールマンが挑んだ壮大なオーケストラ作品「アメリカの空」のような曲を目指した純音楽。
物語や情景描写ではなく、楽想自体の力で進んでいく、強い生命力をもつ音楽。主題とその断片で覆いつくす。
トランペットとユーフォニアムに極めて優れた奏者のいる超上級バンド向けの作品です。
架空の考古学者による壮大なアドベンチャー。ある日、財宝、そして不老不死の泉を示す地図を見つけた…
作品から得た心象風景を綴られ、ドヴォルザークの「家路」を引用するなど、イーハトーヴへの想いが感じられる。
斬新な楽器配置によって、通常の吹奏楽とは違った響きの空間を作り上げられる。
短い導入の後、トーンクラスターの世界が続き、途中木管楽器群と打楽器群には即興演奏の指定がある。
マリンバの音階から主題に移り、この主題が随所で「変容」されながら進行。ギリシャの民族楽器ブズキが使われる。
日本神話とギリシャ神話の間に存在する不思議な共通性に描いた作品。
大空を舞台に美少女4人組が繰り広げる青春と友情の物語によるアニメ・サントラの断片を抜粋し編曲。
メロディックなダンス《左方》とリズミックなダンス《右方》が対となるコスモポリタンミュージック。
バンダを伴うファンファーレがかっこいい、3楽章からなる交響曲。
ファンファーレ的要素が詰まった1楽章、静的な、音色の変化や繊細さに重点を置いた2楽章のコンサートピース。
打楽器が曲をけん引するコンテンポラリー。全パートでの無調性アドリブ・シーンなどバンドの個性が反映される。
実存哲学の旗手サルトルの思想を想定した絶対音楽。音の繋がり、声部の絡み、響きのグラデーションが特徴的。
音楽による「色」の変化を楽しむ作品。天野作品ならではの華やかでゴージャスなサウンドを味わえる。
偉大な神への畏敬の念と恐怖、古代エジプト文明を築き上げたファラオとその無数の民への賛美を描いた作品。
崇高な仏教の教えを求めて天竺を目指す旅路にいる玄奘の心情を中心に描かれたアジア大陸的民俗音楽。
玄奘三蔵が天竺へ向かう際に立ち寄る中央アジアの古都、屈支国(クチャ)の情景を描いた作品。
祝賀的な性格と威厳を持つ作品。勇壮なホルンで幕を開け熱狂的なコーダで曲を閉じる自由な構成の三部形式。
理想と現実、喜びと悲しみ、平静と狂気、相反するものを人生のように音楽で表現。緩-急-緩の3部構成。
推進力で聴かせるコンテンポラリー作品。土俗的な打楽器群に激しい木管楽器。生命力あふれる力強い音楽。
自由な形式で、カデンツァ風のソロも多く、即興性の強い音楽。急-緩-急の3つの部分で構成。
有名な歌曲《魔王》を題材に、現代の吹奏楽表現を用いて再創造した作品です。
「世界の踊り」をテーマにした5曲ずつからなる組曲で、アクティブな音勢とスピリチュアルな表現が魅力。
ルネサンス期の音楽のイディオムを用いた、清らかで風情あるシンフォニックな作品。
母なる海がテーマ。船上で吹くラッパのモチーフや波のうねりの音型がどこまでも広がる海を想起させる。
芥川シリーズ「蜘蛛の糸」の続編。小説の内容にそって進行し、緊張感漂う不協和音や変拍子を多用。
ハッキリしない調性感、難しそうなパッセージで「ドロドロに」構成された純粋な器楽曲。
福島県民謡「相馬流山」を主題にした、8つからなる変奏曲です。どことなく哀愁を感じさせる。
天空には琵琶の音が舞い、天女や動物たちの歌が聴こえてくる。棟方志功の鮮やかで幻想的な版画が題材。
11の変奏とコーダから構成されており、特に後半の目まぐるしく色とりどりに変奏していく様は圧巻。
プレリュード、トッカータ、ポストリュードの3つの楽章が、共通の主題を持ち変奏させながら展開してゆく組曲。
西郷隆盛をテーマに作曲。短調と物悲しいメロディで紡がれる、14分のドラマティックなストーリー。
G-B♭がこの曲の主題的な動きで、その間をすり抜けるように、もう一つの主題と和声が展開して行く構造。
美しい和声を伴いながらそれぞれのパートが呼応しあう事で生み出される研ぎ澄まされた音楽。
四万十(高知)の自然が育む生命とそこに棲む人々への賛歌。地域の田植歌が使われている。
凍てついた朝に「ぽつねん」とたたずむ枯木から感じ取った音楽。枯れた木はやがて...
憎しみの連鎖を止めることが出来たら…。2002年にモスクワで起きた劇場占拠事件を基に作られた。
様々な思いが巡る、何度も通った奥秩父の峰と峠。鳥になって眼下に広がる初夏の山々を眺めてみませんか?
大切な両親の死の悲しみ通して悟った境地、不安や葛藤、恐怖があれど、その時は優しい時間であって欲しい。
ヤマトの国の美しく生命に溢れた景観と、ヤマトタケルの崩御を表現した作品。
誰のためでもなく、ただ美しく咲く一輪の花からインスピレーションを受け描かれた音楽。
世界各地に存在する天から舞い降りた乙女が人間の妻や子供になり、やがて待ち受ける別れの物語。
韓国の伝統的な音楽を元に舞台芸術として再構成した「サムルノリ」と吹奏楽のコラボレーション。
3つの沖縄民謡(てぃんさぐぬ花・トゥバラーマ・屋嘉節)に沖縄風旋律断片を加えながら組み立てた作品。
古代ギリシャで、豊穣の神・酒神、ディオニソスの祭典に歌った酒宴歌。激情的で破壊的な三部形式の作品。
唱歌「埴生の宿」に基いた、前奏とテーマ、5つの変奏とコーダから成る変奏曲です。
朝鮮半島の伝統音楽パンソリ(1人の歌い手と太鼓の伴奏による音楽)からインスピレーションを受けた作品。
上下に激しい冒頭、緊張感を伴う第一主題、穏やかに歌う第二主題。三つの要素が交じり合いながら変奏・発展。
シューマンのコラールと有名な旋律「トロイメライ」を用いた変奏曲。
柔らかなクラリネットアンサンブルから始まる慈愛に満ちた楽曲。
性格が異なる全4楽章は共通のモティーフに基づいており、終楽章のクライマックスでは第1楽章が回想される。
朝鮮半島の伝統音楽に用いられるリズムの中でも、とびっきり複雑奇妙な“チルチェ”を用いた作品。
拍子感の違うリズムが複雑に交錯。印象的なオープニングや、美しくロマンチックな響きが登場する場面も。
指揮者の裁量とバンドのアンサンブルとのせめぎ合いに音楽の重点が置かれた、「夜」と「響き」を描いた作品。
全楽章「ドレミ」もしくは「ミレド」で始まるモティーフで作られ、全ての楽章が緊密に結び付けられている。
複雑な変拍子を身体に馴染ませた先にある独特のグルーヴ感が魅力。「真理」と「虚偽」のせめぎ合い、葛藤を描く。
曲の始めから終わりまで全て7拍子で構成される音楽。割り切れない拍子の表現を存分に楽しめます。
緻密で多彩な表情をもつ作品。序奏・第一主題・第二主題・中間部・第一主題・第二主題・後奏で構成。
一貫性のある構成と色濃いオーケストレーションが魅力。力強いモティーフの展開に引き込まれる作品。
「風」に託して日本人の感性を描いた曲。合奏の合間にカデンツァのソロが配置されている。
《オリエントの光芒》《オリエンタルラプソディ》に続くオリエント・シリーズ3部作の第3作目。
パガニーニ《24の奇想曲》の数々をモチーフに作られた優雅で華やかなディヴェルティメント。
ミヒャエル・エンデの小説《はてしない物語》にでてくる“決して望みをすてない”登場人物から着想を得た作品。
ミヒャエル・エンデ《はてしない物語》の登場キャラ。物語を題材にした作品ではないがテーマが通じている。
楽譜に書かれていないことも感じ取って、演奏に反映させる。自然と演奏が変わっていく。そんな「歌う」作品。
富山市八尾町の民謡「越中おわら節」から着想を得た作品。踊り手の秘めたる情熱を、繊細な音色や間合いで表現。
人類愛という壮大なテーマ。時に人々の歩んで行く道を美しくし、闇のなかで明るく浮かび上がる音楽。
ジョルジュ・ルオーの版画集『ミゼレーレ』を題材とする「愛」をテーマにした作品。
吹奏楽のための、祝福された未来へ向かう序曲。新しい門出を祝う祝典曲として書かれた。
「時の積み重ね」の行き着く先に、潜在的に堆積してきたものが前面に顕われる、祝福された未来へ向かう序曲。
日本的ミニマリズムで様々な「時間のずれ」を表現。曲に込められた「誤った京都観」と「ださカッコよさ」とは?
杉みき子の短編集「小さな町の風景:あの坂をのぼれば」が題材。主人公が目指した海にたどり着いた時…
高知の海より受けた印象に基づいて創られた作品。月の満ち欠け・生命の連鎖が音楽で表現されている。
ホール内のバンダと舞台上のバンドが共振し合う、聴きやすくも実験的な作品。「科戸の鵲巣」の続編に当たる。
全曲版よりパートの内訳を再編し、ウインド・アンサンブル様式の繊細な表現が可能となった。
嵐のあと空を拓きゆく雲のように、若き学生たちが輝く未来へと駆けて行くことを願った前奏曲。
大編成吹奏楽のシンフォニックで重厚なサウンドと、高い緊張感の持続を伴う作品。
作曲家本人の過去・現在・未来を流麗な曲調と、アグレッシブな曲調を 取り入れて表現。
日本のお囃子「天神囃子」と韓国朝鮮音楽「チャンダン」の癒合!生命力を爆発させる音楽。
自然の力を讃えることで、佐世保の過去から未来に至る希望のオマージュを描こうと決意し作られた曲。
滋賀県大津市に伝わる伝説を描いた作品。空海が白い鹿の背に乗って川の向こうで輝く霊木の元に向かうと…。
12音技法を用いて作曲。近代管弦楽作品を思わせるクラシカルな響きをベースに酒井氏のエッセンスが光る。
バッハの“小フーガト短調”の旋律を使い、発展させ、1曲にまとめた作品。
アメリカ(イリノイ州ネーパーヴィル市)演奏旅行。《旅路》《雨の街角》《これから》の3曲からなる。
冒頭ホルンの旋律が核となり、華やかなファンファーレと親しみやすい本編で構成される。
世界三大瀑布のひとつ、ブラジルとアルゼンチンの両国にまたがる世界最大の滝をイメージした壮大な作品。
アポロ計画のスタートから人類が月に立つ壮大なエンディングまでを描いた4つの楽章から構成されています。
自分達のありのままの姿を音楽で奏でて表現する『今』を最大限に生きる人たちへの『讃歌』です。
苦しみながら傑作を書き続けたコルンゴルトの作曲家としての苦悩を表現。
鼓動が徐々に高鳴って行く1楽章、神秘的な2楽章、プログレッシブ・ロックな3楽章で構成。
日本最古の書物「古事記」が題材。神話を描写する部分と作曲家が抱いた印象とが交錯しながら展開します。
人を楽しませるという『生業』に生涯を掛けて挑んだ一人の男の物語。全てのエンターテイナーへ捧げる讃歌。
華やかなオーケストレーション、そして幅広いジャンルの音楽を詰め込んだ45分に及ぶ超大作!
三善晃の系譜を継ぐ、鈴木輝昭の純粋器楽作品。2楽章の音楽で構成される。
キトラ古墳の石室内に描かれた四神(玄武、朱雀、青龍、白虎)の極彩色壁画に楽想を求めた吹奏楽作品。
アントン・チェーホフの小説。主人公の女性が様々な男性によって性格を変化させていく様子を表現している。
仏の女優シャルロット・ゲインズブールの魅力をその「グロテスク」さにみた作曲家の印象を表した曲。
16世紀半ばのイギリス女王メアリー1世をモチーフにした作品。異教徒に対する過酷な迫害で知られる。
高度な文明と美しい緑に囲まれたレムリア大陸の反映と崩壊までを描いた3楽章からなる作品。
独立した4声部が意志を持って立体的に絡み合うコラールと、華やかな舞曲で構成される作品。
南米ペルーの古代遺跡「ナスカの地上絵」に隠された壮大なストーリーに思いを馳せて描かれた作品。
ダリの感じた次空間を八木澤氏ならではの音楽語法でアプローチした作品。
アジアを舞台に歴史や神秘を題材にした4楽章からなるエネルギッシュな大作です。
古代マヤ文明の人々の繁栄と滅亡をテーマしたドラマティックで壮大な作品。
火山の噴火により、一夜にして消滅したイタリアの古代遺跡。その壮大な歴史を伝えるドラマチックな作品です。
マザー・テレサの暖かさと安らぎに満ちた精神を音楽で表現した壮大な作品。
よさこい節、五木の子守唄、草津節、ソーラン節をベースとしたソロユーフォニアムと吹奏楽のためのメドレー。
変拍子を多用した快活で緊張感のある現代的作風の難曲。
委嘱団体OSAKANにちなんだ序奏と、快速部、またこれとは別にオオサカにちなんだ中間部旋律によって構成。
富士山の雄大な姿を見事に表現した作品。とくに中間部の美しさと終結部の圧倒的な盛り上がりは圧巻。
名門ブラスバンドの100周年を祝い「ウェールズ」の旗に登場するレッド・ドラゴンを描いた作品。
7世紀頃のアルメニアの古い聖歌を主題とした変奏曲。序奏、主題と5つの変奏曲、フィナーレで構成される。
ギリシャ神話「オデュッセイア」を取り上げた全3楽章にわたる一大抒情詩。いかつさと美しさを併せ持つ。
2016年3月にベルギーの首都ブリュッセルを襲った連続爆破テロ事件に衝撃を受けて書かれた作品。
輝かしい栄光への軌跡を描いた祝典音楽。すべてを包み込むような輝かしいクライマックスは圧倒的な高揚感!
スペインの3拍子の舞曲(ホタ)が曲の顔となる熱狂的な作品。中間部の哀愁に満ちたオーボエが胸に迫る。
1927年公開の100年後の世界を描いたSFサイレント映画『メトロポリス』をモチーフにした作品。
第1子と第2子の続けざまの夭逝という苦悩と、それを運命と受け止めせめて明るい未来への希望を綴った作品。
全3楽章でキリストの誕生から磔刑までを描く超大作。40分の音楽絵巻に巨大編成で挑む。
前奏曲・とんぼ・祈りを捧げるカマキリ・クロゴケグモ・トラフアゲハ・軍隊アリから成る組曲。
ティンパニソロと金管による壮大なオープニングで幕を開けるスピード感と明るさ、爽やかさを感じる作品。
ニューヨークの街をハイスピードで駆け巡るタクシーを思い起こさせるクールな作品。
シェイクスピアの書いた四大悲劇のひとつ「オセロ」の物語を色彩豊かに5つの楽章で構成・作曲されました。
ジャズ風のアプローチが用いられ、列車の走る描写が音楽で表現されているとても素晴らしい作品です。
相次ぐ遭難事故の原因となった経度測定の問題に無名の時計技師挑んだ物語「経度への挑戦」の主人公を描く。
雄大なアルプスを思わせる、この上なく美しい旋律が響き渡る。
すべての生命の故郷とも言える海とそこに生きるキャラクターを描き、全3楽章が途切れず演奏されます。
アメリカ東海岸を描いた3楽章から成る組曲。モダンな音楽と壮大なクライマックスは音楽の高揚感を与る。
冒頭ホルンによる壮麗なファンファーレは音域が広く、軍楽隊を想定したソロのカデンツァ用意された難曲。
名手揃いのアメリカ空軍バンドのために書かれた高度な技術を要する華やかでエキサイティングな作品。
ピタゴラス提唱した「天球の音楽」に着想を得、宇宙の創生~現在~未来を描いた作品。
ニューヨークに溢れる音楽(ジャズ、ブルース、バラード、そして街の喧騒...)を描いた作品。
世界各地で起こる危機的な事象に対する怒りを表現した作品。迫力ある重厚な音楽構成で聞くものに訴えかける。
トランペットで始まる力強い音楽からファンクに移行する特色のある作品。熱狂的な音楽で幕を閉じる。
ジルーが日本を題材に書き下ろした6楽章で構成する曲。
「エンジンの最大回転」と「タンゴ」と、異なる曲想が最終的にはじけるというワイルドさが魅力。
カザルスの演奏で知られるカタロニア民謡「鳥の歌」を主題とした作品。平和を希求するエネルギーに満ちた作品。
日系二世たちがアメリカ兵としてヨーロッパ最前線で活躍し、日本の血を持ちながら戦った彼らの心境を描写。
荒々しい場面・平和への祈りを感じさせる厳かな場面から構成される作品。
明るくて軽快なビッグバンド風のサウンドが話題となった2013年度の課題曲。
岩井直溥による数少ない「吹奏楽オリジナル」作品のひとつ。
NHKスペシャル「地球大進化」のBGMから再編成。どこかゲーム音楽的・ハリウッド的な音風景が楽しめる。