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教えて畠田先生!【大編成選曲編】

2023年3月31日
教えて畠田先生!

畠田 貴生(はたけだ たかお)

1971年北海道出身。10歳の頃から吹奏楽を始める。1986年千葉県立千葉南高等学校入学と共に吹奏楽部に所属。顧問穴山和義先生の薫陶の下、打楽器パートの中心メンバーとして活躍。1993年早稲田大学理工学部卒業。1994年東海大学付属高輪台高等学校に理科の教員として勤務、吹奏楽部の指揮者に就任。就任当時は男子校で部員も30名余りであったが、共学に移行後、わずか2年で100名を越す大所帯の吹奏楽部に発展させた。
現在は、毎年年間50以上の本番をこなし、生徒と共に音楽づくりに日々没頭している。2002年~2022年までに東海大学付属高輪台高等学校と東京隆生吹奏楽団の指揮者として、全日本吹奏楽コンクール全国大会に27回出場し、20回金賞を受賞した。2019年、全日本吹奏楽連盟より「長年出場指揮者」として表彰を受ける。

シンフォニエッタ第1番「大地の詩」/福島弘和

Q.どんな曲ですか?教えて畠田先生!
⇒シンフォニエッタはここから始まった!

畠田貴生先生の解説

本作は、今日吹奏楽界において最前線で活躍する作曲家の一人、福島弘和先生のシンフォニエッタシリーズの記念すべき一作目となります。東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部では、第2番「祈りの鐘」・第3番「響きの森」・第4番「想いの刻」・第5番「火焔の鳥」と、これまで第1番以外のシンフォニエッタ作品を演奏してきました。しかし、第1番の存在は福島先生からお聞きしていたものの、演奏する機会がこれまでありませんでした。
2022年11月ごろ、突然福島先生から「是非音出しをしてほしい」と譜面が送られてきたのが本作です。早速合奏をしたところ、若き日の福島先生の情熱がほとばしる素晴らしい作品であると感じました。印象的なテーマで始まる序奏、リズミックなallegro con moto、大いに歌い上げる中間部、ややテンポアップしたトリッキーな部分から勢いを増し、目まぐるしい変拍子で描かれるallegro vivo、高らかなmaestosoで「大地の詩」をおおらかに奏で、大団円を迎える終結部。“福島ファン”なら「シンフォニエッタはここから始まったのか…」と大いに感慨にふけるであろうことは言うまでもありません。中高生から大人までこの魅力的な作品を是非コンサートやコンクールで演奏していただきたいです。

Gr:4/Time:9:10

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