
誰でも気軽に演奏できるシンプルなラグタイムでノリのよい演奏を!

♪詳細情報♪
▼楽器編成▼
Part 1
Flute
Oboe
Clarinet in E♭
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Trumpet in B♭
Oboe
Clarinet in E♭
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Trumpet in B♭
Part 2
Clarinet in B♭
Alto Saxophone in E♭
Trumpet in B♭
Horn in F
Alto Saxophone in E♭
Trumpet in B♭
Horn in F
Part 3
Clarinet in B♭
Tenor Saxophone in B♭
Horn in F
Tenor Saxophone in B♭
Horn in F
Part 4
Tenor Saxophone in B♭
Bassoon
Trombone
Euphonium
Bassoon
Trombone
Euphonium
Part 5
Bass Clarinetin B♭
Baritone Saxophone in E♭
Bassoon
Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass
Baritone Saxophone in E♭
Bassoon
Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani
Percussion *
Bass Drum
Snare Drum
Suspended Cymbal
Hi-hat Cymbal
Splash Cymbal
Wood Blocks
Snare Drum
Suspended Cymbal
Hi-hat Cymbal
Splash Cymbal
Wood Blocks
Mallets
Xylophone & Marimba
(or any Keyboards)
*Drumsを使用して1名でも演奏可(or any Keyboards)
♪楽曲解説♪
この曲は、石川県吹奏楽連盟の創立55周年記念作品として委嘱された全3曲のうちの1曲です。(1)セレモニー等で使用できるマーチ、(2)エレジー:短調の楽曲、(3)ポップス調のノリのよい楽曲、という各曲の内容も、さまざまに楽器を組み合わせて少人数でも演奏できるフレキシブルな編成も、すべて委嘱の際のご要望でした。
「ポップス調」とはいっても、スタイルがあまり本格的なものは特別な勉強やスキルが必要です。そこで、誰でも気軽に演奏できるように、シンプルなラグタイムを、と考えて作曲したのが(3)《スマイリー・ラグ》です。少人数のバンドのことも考慮した結果、他の2曲では使う打楽器の数も限定したのですが、ここではシロフォンとマリンバのソロをフィーチャーし、ウッド・ブロックやスプラッシュ・シンバルが活躍する場面もつくりました。シロフォンとマリンバのほかに(あるいは代わりに)他の鍵盤打楽器を加えても、またソロはシロフォンのみでもかまいません。
アクセント、スタッカート、レガートなどのアーティキュレーションの表現が曲の「らしさ」を生かす上で大切なポイントとなります。途中、「任意の楽器のソロ」という指定がある場面では、それぞれのバンドの持ち味が生かされることを期待しています。また、石川県吹奏楽連盟の創立55周年への慶賀の意味をこめて、E から F にかけてごく目立たないように「石川県民の歌」のモティーフを引用しました。
(後藤 洋)