演奏可能な最少人数を参考にベスト選曲を!!
火の伝説(2018年・平成決定版)/櫛田てつ之扶
コンクールでも人気の「和モノ」吹奏楽の古典的作品決定版!ダイナミックなサウンドはそのままに、小~中編成で演奏できるようになりました。
楽譜をそのまま演奏すると40人ほど必要な作品ですが、櫛田先生によるダウンサイズ案(演奏人数25人)が併記されています。
その案をベースに、29人で演奏してみました!
もっと人数の少ないバンドでも、工夫次第で十分にダイナミックな音楽が作れる作品ですので是非演奏してみてください!
光のソネット~2つの聖歌による/福島弘和
カトリックの聖歌の旋律を用いた親しみやすい曲調です。ユニゾンが多いので、楽器を始めたばかりの演奏者が多いバンドも、無理なく、歌うように気持ちよく演奏できます。打楽器は3名で演奏可能です。
青のやまなみ/広瀬勇人
各楽器の音域等、技術的な側面について配慮されているだけでなく、編成に偏りがあっても演奏できるように書かれているので、どんなバンドも無理なく安心して演奏できます。ゆったりとした曲想は悠々と広がる山の風景をイメージさせます。
七つの湖―ブルガリア民族音楽による/高橋宏樹
ブルガリアの民俗的なリズムと旋律が印象的。東欧の香り漂う曲想はさながらバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」。複雑な拍子の変化は無く、音域など演奏しやすさにもこだわった作品なので、初~中級程度のスクールバンドの自由曲におすすめです。
「過ぎ去りし年」より/J.マスネ(小野寺 真)
1年間の季節の移ろいを描いた組曲から、秋から春にかけての4曲をセレクトし、色彩感豊かにアレンジされました。情景が目に浮かぶような曲の数々は、コンクールはもちろんコンサートのメインにも。
プルス・ウルトラ~吹奏楽のための祝典舞曲(小編成版)/清水大輔
タイトルはラテン語で「もっと先へ」「更なる前進」。何かを予感させる冒頭から映画音楽のようにエキサイティングに展開する、リズミックで輝かしい作品。中編成で迫力ある演奏が可能です。
白雪姫セレクション/F.チャーチル(高橋宏樹)
「いつか王子様が」「ハイ・ホー」などおなじみの名曲が並ぶセレクション。20名から演奏が可能なので、子供から大人まで楽しめる小編成バンドの新たなレパートリーとして、コンサートのメインにうってつけです。
演奏データ
演奏:陸上自衛隊中部方面音楽隊