
悠々と広がる山の風景を描いたゆったりとした曲想で、楽器の音域・技術・編成の偏りなど考慮された作品。
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楽曲詳細情報
- 作曲
- 広瀬勇人(Hayato Hirose)
- 演奏時間
- 5分00秒(約)
- グレード
- 2.5
- 主なソロパート
- B♭Cl.
- Trp.最高音
- 1st / F 2nd / D
- 演奏最少人数
- 8名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- 1st Flute
- 2nd Flute (opt.)
- Oboe (opt.)
- Bassoon (opt.)
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭(opt.)
- Bass Clarinet (opt.)
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone (opt.)
- Baritone Saxophone (opt.)
- 1st Trumpet
- 2nd Trumpet (opt.)
- 1st Horn in F
- 2nd Horn in F (opt.)
- 1st Trombone
- 2nd Trombone (opt.)
- Euphonium (opt.)
- Tuba
- String Bass (opt.)
- Timpani (opt.)
- 1st Percussion
- Bass Drum (with foot pedal)
- Suspended Cymbal
- Wind Chime
- Tambourine
- Triangle
- 2nd Percussion(opt.)
- Glockenspiel
- Marimba
- Vibraphone
楽曲解説
「青のやまなみ」は2018年、明照学園 樹徳高等学校吹奏楽部(群馬県)の第35回定期演奏会委嘱作品として作曲され、同演奏会で作曲者の指揮によって初演されました。
曲は山の様々な表情や情景を描いたもので、起承転結の4つの部分が切れ目なく演奏されます。
冒頭部分はなだらかで柔和な山並みの様子を描いたもので、テンポが変わり6/8拍子になる箇所では、一匹の鳥が険しい断崖沿いに飛んでいくと共に雨が降り出し、激しい雨嵐が山を襲います。3/4拍子では雨が上がって雫が滴る、しっとりと静かな山の情景を描き、最終部分では再び日差しが戻り、新緑豊かな山の美しさが際立つ景色を描いています。
演奏技術はあまり高くなく、楽器経験のあまり多くない初級者でも情景豊かな作品を楽しむことが出来ます。演奏人数は8人(管楽器7人、打楽器1人)から演奏することが出来、オプション楽器が多く設定されているため、幅広い様々な人数で演奏することが出来ます。
(広瀬勇人)