吹奏楽コンクール向け楽譜選曲

A.ドヴォルザーク (福島弘和)／Gr.4／10:00

叙情的な歌や軽快なワルツ、マーチと様々な要素が詰まった作品で聴いても演奏しても楽しい。

遊園地を描いた組曲。全5曲はそれぞれのエリアまたはアトラクションの表題がついている。

天野正道／Gr.4／7:40

“時のかけら”とは“記憶を辿る音の旅”。緩－急－緩の抽象的な音楽です。

由利地方の歴史を題材にした、偉人たちへの抒情詩。和風の響きと、厚みのある和音でそのドラマを表現。

演奏には高度な技術が求められる作品。各楽器間のバランスとコントラストの妙が吹奏楽版にも活かされている。

「ジプシーの踊り」「ドンキホーテの夢」「スペインの踊り」と《急・緩・急》の構成で選曲。

東日本大震災からの救済と復興を描写。壮大な響きの曲調が人々の力強さを表している。

オリエンタルな響き、ロシア音楽の躍動、中東や中国の音階、シンフォニックサウンドなど様々な音楽様式が魅力。

江戸の絵師・東洲斎写楽に曲想を求め、浮世絵の世界とその舞台となった歌舞伎の世界を吹奏楽の世界で表現。

草原が広がる江戸時代の風景とその変化、そして移り変わる時代に想いを馳せ描かれた作品です。

劇中曲の明るく楽しいメロディを用い、緩急を織り交ぜ自由に構成。オペレッタのコミカルな雰囲気を楽しめる。

ウェザー・ニュース番組を描いた作品。情景を描写した曲想（天気）の変化が面白い。

ピアノ作品を吹奏楽に再構築。単なる編曲ではなく、田村氏のスパイスが効いた新たな作品となっている。

ポール・デュカスの最も有名な作品として知られている管弦楽曲で、磯崎敦博氏により編曲された作品。

酒井 格／Gr.4.5／6:30

ラフマニノフの最後の作品を打楽器などのパートを加えて第3楽章全曲を再現。

革新的要素が多く、神話に題材を求めるなど、おなじみのこの作品の新たな表情が見える。

八木澤教司／Gr.4.5／9:00

原曲の寸法通りでないところや、ハーモニーを変えていたり、対旋律が加えられていたりと、かなり自由な編曲。

「メリー・ウィドウ・セレクション｣とはまた違った豪華で落ち着いた趣き、技術的にも手応えある編曲。

各楽器に細かな指示があり、演奏者の力量が試される。ドラマティックな原曲の雰囲気を残した貴重な編曲版。

山梨の美しい自然を描写すると共に、委嘱楽団の団結と歴史を表した作品。心を込めて演奏したい曲です。