吹奏楽のための、祝福された未来へ向かう序曲。新しい門出を祝う祝典曲として書かれた。

江戸の絵師・東洲斎写楽に曲想を求め、浮世絵の世界とその舞台となった歌舞伎の世界を吹奏楽の世界で表現。

感動的な旋律あり、迫力のサウンドありの変化に富んだ本作。ソロがなく金管の音域も配慮されている。

場面は行き交う人々で賑わうクリスマス・イヴのパリ。そんな華やいだ空気の中にいるよう。

オリエンタルな響き、ロシア音楽の躍動、中東や中国の音階、シンフォニックサウンドなど様々な音楽様式が魅力。

テンポ変化や精神の揺れ動く変化の多い楽曲に対して、敏感に反応する表現を期待される。

ローマ神話に伝わる運命・幸運の女神を描いた作品。人々の運命をいつ何が起こるかわからない海になぞらえる。

何もないところから世界が広がって、主人公がその世界で色々な経験をしてから家に帰るまでを描いています。

迫力あるダイナミックな演奏が可能。雄大で厳かな山脈の存在感と、山を越える達成感などの情景を自由に表現。

ロシアで繰り広げられる恋物語を原曲の一部を使用し編曲。純粋に音のドラマとして演奏したい楽曲。

古来より人々に幸福を運んできた巨大なジンベエザメが優雅に回遊できる蒼い海の繁栄を願った作品。

「ジプシーの踊り」「ドンキホーテの夢」「スペインの踊り」と《急・緩・急》の構成で選曲。

第1幕と第2幕の様々な場面の音楽を組み合わせた編曲版。場面や音楽に合わせて"歌うように"演奏したい。

ラフマニノフの最後の作品を打楽器などのパートを加えて第3楽章全曲を再現。

エルガーの行進曲集で、もっともよく知られる第1番の吹奏楽編曲。名旋律「希望と栄光の国」が響き渡る。

叙情的な歌や軽快なワルツ、マーチと様々な要素が詰まった作品で聴いても演奏しても楽しい。

思春期を冬から春になぞらえた作品。重い響きのコラールで始まり、華やかなファンファーレで終わる。

ピアノ版も参考にしながら、小編成吹奏楽として効果的に響くよう再構成されている。

演奏には高度な技術が求められる作品。各楽器間のバランスとコントラストの妙が吹奏楽版にも活かされている。

おとぎ話の世界や異国情緒が、多彩な音色で表現されています。「バレエ版」からの5曲で構成。

和の楽器やリズムを用い、妖艶な冒頭、躍動的な後半と様々な表情を見せる、和テイストの作品。

2部に分かれたこの作品のは、穏やかなメロディーで幕を開け、にぎやかなお祭りが大団円を迎えます。

四国を巡る旅を音楽で。シンフォニックなサウンドと表情豊かな響きが楽しめます。

酒井 格／Gr.4.5／6:30