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ルネサンス後期からバロック初期に活躍したブレイドの舞曲から5曲をセレクトし作品。

5~7パート+打楽器:5つの宮廷舞曲/W. ブレイド(小野寺 真)【フレキシブルアンサンブル楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
FLMS-87077
JANコード
4995751821348
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
¥7,700(税込)
税抜 ¥7,000
数量
-+

楽曲詳細情報

作曲
W. ブレイド(William Brade)
編曲
小野寺 真(Makoto Onodera)
演奏時間
約6分00秒
グレード
2.5
編成
フレキシブル
販売形態
販売楽譜(スコア+パート譜)

楽器編成

パート別練習音源をご用意!

  • Part 1 練習用音源
    Flute
    Oboe
    Clarinet in E♭
    Clarinet in B♭
    Soprano Saxophone in B♭
    Alto Saxophone in E♭
    Trumpet in B♭
    Part 2(opt.) 練習用音源
    Flute
    Oboe
    Clarinet in B♭
    Alto Saxophone in E♭
    Trumpet in B♭
    Part 3 練習用音源
    Oboe
    Clarinet in B♭
    Alto Saxophone in E♭
    Trumpet in B♭
  • Part 4(opt.) 練習用音源
    Clarinet in B♭
    Alto Saxophone in E♭
    Tenor Saxophone in B♭
    Horn in F
    Part 5 練習用音源
    Clarinet in B♭
    Alto Saxophone in E♭
    Tenor Saxophone in B♭
    Horn in F
    Trombone
    Euphonium
    Part 6 練習用音源
    Clarinet in B♭
    Alto Clarinet in E♭
    Tenor Saxophone in B♭
    Bassoon
    Horn in F
    Trombone
    Euphonium
  • Part 7 練習用音源
    Bassoon
    Bass Clarinet in B♭
    Baritone Saxophone in E♭
    Tuba
    Percussion(opt.)
    Renaissance Tenor Drum or Tom-tom
    Tambourine

楽曲解説

ウィリアム・ブレイド(William Brade 1560-1630)はイングランド出身の作曲家、ヴァイオリニスト、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で、おおよそルネサンス後期からバロック初期に活躍しました。

ブレイドのイングランド時代についてはほとんどわかっておらず、1590年頃にドイツに渡り、ブランデンブルク辺境伯の宮廷オーケストラのヴァイオリニストとして活動していた頃から初めて記録に現れます。その後、デンマーク・コペンハーゲンのクリスチャン4世の宮廷や、ビュッケブルク・ホルシュタイン=シャウムベルクのフレゼリク3世の宮廷、マクデブルク大司教の宮廷楽長など、様々な職を歴任しています。

さて、ブレイドの活動した当時のドイツでは、自国の音楽語法に海外の音楽様式を取り入れ、大きく発展しようとしていました。1609年にハンブルクで出版したブレイドの作品集では、母国イングランドの作曲家であるJ.ダウランドやP.フィリップス、W.バード等の様式を取り入れてその音楽語法を紹介し、その後ブランルやヴォルタ等の、当時ドイツではなじみの薄かった舞曲も紹介しています。
(1612年には同じくドイツで、フランス舞曲を紹介した有名な舞曲集「テルプシコーレ」(M.プレトリウス)が出版されており、当時のドイツの音楽状況が想像できます。)

今回のフレキシブルアンサンブルのための編曲では、ブレイドの舞曲から

王のイントラーダ
スコットランド舞曲
コランタ
2つのアルマンド

の5曲で構成されています。

(小野寺 真)

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