八木澤教司/Gr.4.5/6:00
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♪詳細情報♪
▼楽器編成▼
Piccolo
Flute 1 & 2
Oboe
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Flute 1 & 2
Oboe
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet 1 , 2 & 3
Flugel horn
Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 , 2 & 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Harp
Piano
Flugel horn
Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 , 2 & 3
Euphonium
Tuba
String Bass
Harp
Piano
Timpani
Percussion ※5 players~
Percussion ※5 players~
Snare Drum
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Gong
Triangle
Tambourine
Wind Chime
Whip
Chimes
Glockenspiel
Marimba
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Gong
Triangle
Tambourine
Wind Chime
Whip
Chimes
Glockenspiel
Marimba
♪楽曲解説♪
中学3年生の時、吹奏楽部に所属していた私はジョバンニ・ガブリエリの作品と出会い、多くの旋律が立体的に絡み合いながらも、神秘的な響きを創りあげる作風に深く魅了されました。
そしてこの頃より、私はガブリエリの楽譜とCDを可能な限り収集し、実際に弾き調べ、作曲の真似事を始めたのです。言うならばガブリエリは私が作曲家を志すきっかけとなった、とても大切な人物なのです。独立した4声部が意志を持って絡み合う私の特徴的なコラールは、作風こそ違いますがこの影響そのものなのです。
《ペル・ソナーレ》(Per-Sonare)とはラテン語で[通りぬける響き]という意味合いを持つ言葉です。ガブリエリも同タイトルの作品を残していることもあり、このタイトルを使用する機会は長い間温めてきました。これまでの自然描写的な私の作風とは少々異なるタッチで仕上げましたので、新たな一面をお楽しみ頂けましたら幸いです。
尚、当曲は《吹奏楽のための抒情詩「秋風の訴え」》《「稜線の風」-北アルプスの印象》に続く、富山ミナミ吹奏楽団の委嘱シリーズ第3作目にあたり、2003年12月7日、牧野誠氏の指揮、同団の定期演奏会にて初演されました。
(八木澤教司)