清水大輔/Gr.4.5/12:20
宅配スコア閲覧
♪詳細情報♪
作曲:清水大輔(Daisuke Shimizu)
演奏時間:12分20秒(約)
グレード:4.5
主なソロパート: Picc. / Fl. / Ob. / S.Sax.
Trp.最高音:1st:High B♭ / 2nd:G / 3rd:G
編成:吹奏楽
演奏時間:12分20秒(約)
グレード:4.5
主なソロパート: Picc. / Fl. / Ob. / S.Sax.
Trp.最高音:1st:High B♭ / 2nd:G / 3rd:G
編成:吹奏楽
▼楽器編成▼
Piccolo
1st Flute (div.)
2nd Flute
1st Oboe
2nd Oboe
Bassoon
Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭(div.)
2nd Clarinet in B♭(div.)
3rd Clarinet in B♭(div.)
Bass Clarinet in B♭
Soprano Saxophone in B♭
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
1st Flute (div.)
2nd Flute
1st Oboe
2nd Oboe
Bassoon
Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭(div.)
2nd Clarinet in B♭(div.)
3rd Clarinet in B♭(div.)
Bass Clarinet in B♭
Soprano Saxophone in B♭
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
1st Trumpet in B♭(div.)
2nd Trumpet in B♭(div.)
3rd Trumpet in B♭(div.)
1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F
1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone
Bass Trombone
Euphonium (div.)
Tuba (div.)
String Bass
Piano
2nd Trumpet in B♭(div.)
3rd Trumpet in B♭(div.)
1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F
1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone
Bass Trombone
Euphonium (div.)
Tuba (div.)
String Bass
Piano
Timpani
1st Percussion
1st Percussion
Snare Drum
Bass Drum
Crash Cymbals
Hi-hat Cymbal
2nd PercussionBass Drum
Crash Cymbals
Hi-hat Cymbal
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Finger Cymbals
Tam-tam
3rd PercussionSuspended Cymbal
Finger Cymbals
Tam-tam
4 Tom-toms
Tam-tam
Wind Chime
4th PercussionTam-tam
Wind Chime
Glockenspiel
ガク板 (or Wood Plate)
5th Percussionガク板 (or Wood Plate)
Wind Chime
Marimba
Tubular Bells
Marimba
Tubular Bells
♪楽曲解説♪
この作品は2012年宮崎市民吹奏楽団の委嘱により書き始め同年9月に仕上がった11分程の作品。
2012 年は古事記編さん1300年の年になるそうです。天孫降臨の地である宮崎県、記念的なこの年に古事記を題材にとのご依頼を頂き実際に高千穂や、夜神楽、神話にまつわる場所を団員の方々にご案内頂き今作の構成、楽想のイメージを膨らませました。
曲は神秘的な導入から始まります。全体を通してですが、この作品は客観的に神話を描く部分と私的に描く部分の2つが共存しており(副題を音楽的に表現するため)曲は交錯しながら進みます。
前半のテーマである(エンディングで再現される)劇的なコラールが奏でられ曲は主題となる旋律へと移ります。
その後曲は強奏となり荒々しい場面へと変わり、神々の様々な物語の断片を表現し夜神楽を描写した部分へと進みます。私自身実際この夜神楽を観た(聴いて)印象が強烈に残っており、少々わざとらしく、また分かり易く描写しております。しかし私が夜神楽を観た時に何故か頭の中でリンクしたのがイゴール・ストラヴィンスキーの『春の祭典』でした。頭の中で錯綜する『夜神楽』と『春の祭典』を表現しつつその錯綜を振り切るかのように打楽器のaccel が入り曲は最高潮に盛り上がり中間部を終えます。
そして主題となる旋律が再現されますが、そのまま終わりをを迎えるのではなく劇的な前半のコラールによって幕を閉じ、最後には夜神楽がエコーのように残り遠ざかっていきます。それはまるで今までの演奏が夢だったかのように…。 (清水大輔)
2012 年は古事記編さん1300年の年になるそうです。天孫降臨の地である宮崎県、記念的なこの年に古事記を題材にとのご依頼を頂き実際に高千穂や、夜神楽、神話にまつわる場所を団員の方々にご案内頂き今作の構成、楽想のイメージを膨らませました。
曲は神秘的な導入から始まります。全体を通してですが、この作品は客観的に神話を描く部分と私的に描く部分の2つが共存しており(副題を音楽的に表現するため)曲は交錯しながら進みます。
前半のテーマである(エンディングで再現される)劇的なコラールが奏でられ曲は主題となる旋律へと移ります。
その後曲は強奏となり荒々しい場面へと変わり、神々の様々な物語の断片を表現し夜神楽を描写した部分へと進みます。私自身実際この夜神楽を観た(聴いて)印象が強烈に残っており、少々わざとらしく、また分かり易く描写しております。しかし私が夜神楽を観た時に何故か頭の中でリンクしたのがイゴール・ストラヴィンスキーの『春の祭典』でした。頭の中で錯綜する『夜神楽』と『春の祭典』を表現しつつその錯綜を振り切るかのように打楽器のaccel が入り曲は最高潮に盛り上がり中間部を終えます。
そして主題となる旋律が再現されますが、そのまま終わりをを迎えるのではなく劇的な前半のコラールによって幕を閉じ、最後には夜神楽がエコーのように残り遠ざかっていきます。それはまるで今までの演奏が夢だったかのように…。 (清水大輔)