
宅配スコア閲覧
今回加筆されたエンディングバージョンは演奏者も聴く人も圧倒 これまで中橋氏の多くの作品を聴き、また演奏してきた私も「氷結の花」に出会って中橋氏の才能にあらためて感服したのを思い出します。私が最も演奏したい作品の一つです。Scoreは・・・
楽曲詳細情報
- 作曲
- 中橋愛生(Yoshio Nakahashi)
- 演奏時間
- 9:30(約)
- グレード
- 5~6
- 主なソロパート
- Picc. / Fl. / Ob. / Bsn. / E♭Cl. / B♭Cl. / Sax. Section
- Trp.最高音
- 1st:High B♭/2nd:As/3rd:As/4th:As/5th:F/6th:F
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Piccolo (1人以上)(1 Player~)
- Flute (3 Players~ ,doub. Piccolo 2players)
- Oboe (1 Player~)
- Bassoon (1 Player~)
- Contrabassoon (1 Player~)
- E♭Clarinet (1 Player~)
- B♭Clarinet (8 Players~)
- Bass Clarinet (2 Players~)
- Contrabass Clarinet(1 Player~)
- Soprano Saxophone (1 Player~)
- Alto Saxophone (2 Players~)
- Tenor Saxophone (1 Player~)
- Baritone Saxophone(1 Player~)
- Trumpet (6 Players~,if possible, doub. Flugelhorn 3 players)
- Horn (6 Players~)
- Trombone (4 Players~)
- Euphonium (2 Players~)
- Tuba (2 Players~)
- String Bass (1 Player~)
- Piano (1 Player~)
- Percussion ※6 players~
- Bass Drum
- 4 Tom-Toms
- Steel-Drum
- Tam-Tam
- 3 Triangles
- Wind-Chime
- a pair of Wood-Blocks
- 4 Temple-Blocks
- a pair of Bongos
- Anvil
- Slap-Whip
- Moku-Sho (木鉦)
- Glockenspiel
- Vibraphone
- Marimba
- Tubular-Bells
楽曲解説
人は花に自らの歩みを重ねる。芽吹き、花咲き、そして枯れゆく。花の成長は、いわば時の流れ。動き続けるからこそ、自然なもの。
だからこそ、その流れから切り取られた一瞬は、限りなく奇異な存在。それがどんなに美しいものであっても、単独では異形のもの。
凍れる花は、停止した時間。想起したのはミヒャエル・エンデに宗左近。
曲は「長三和音を如何に鳴らすか」をテーマに作られている。最も自然で美しいこの和音を、どのようにしたら「不自然に」響かせることが出来るだろうか。もし、それが出来たとすれば、それは単なる美しさを超越した「ぞっとする美しさ」として聞かせることが出来るのではなかろうか。
また、空間を異化するために、部分的に特殊奏法も組み入れた。この「背景部分」において、この吹奏楽という媒体でしか創出できないような世界を設定することも目指した。
日常と非日常の狭間。その曖昧な空間に浮かび上がる氷結の花。そのような結果を夢想して筆を進めた。
ヤマハ吹奏楽団の委嘱により2010年末から2011年にかけて初版を作成。その初版は2011年4月16日にアクトシティ浜松大ホールで今村能の指揮によって行なわれた同団の第45回記念定期演奏会にて初演された。
その後、同年の吹奏楽コンクールにおいて同団が自由曲として演奏するため、大きな改訂を行なった。この版を使用した須川展也指揮による演奏で、同団は全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞。
最終稿であるこの版は、コンクール用に改訂された版に、時間の関係からカットされた初版にしか存在しなかった6小節(約25秒)を復帰させたものである(29~34小節が当該箇所)。
2022年東京都立片倉高等学校吹奏楽部によりアナザーエンディングが委嘱された。
(中橋愛生)













