
中橋愛生/Gr.5/6:20
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楽曲詳細情報
- 作曲
- 中橋愛生(Yoshio Nakahashi)
- 演奏時間
- 6分20秒 (約)
- グレード
- 5
- 主なソロパート
- Oboe
- Trp.最高音
- 1:HighH / 2:HighH / 3:Fis / 4:HighB / 5:G / 6:Fis
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Piccolo (1 player~)
- Flute (3 players~)
- Oboe (2 players~)
- Bassoon (1 player~)
- Contra Bassoon
- (1 player~ opt.)
- E♭Clarinet (1 player~)
- B♭Clarinet (8 players~)
- Bass Clarinet (1 player~)
- Contraalto Clarinet
- (1 player~ opt.)
- Soprano Saxophone (1 player~)
- Alto Saxophone (2 players~)
- Tenor Saxophone (1 player~)
- Baritone Saxophone (1 player~)
- Trumpet (8 players~)
- Horn (6 players~)
- Trombone (6 players~)
- Euphonium (2 players~)
- Tuba (2 players~)
- String Bass (1 player~)
- Percussion ※6 players~
- Timpani
- Snare Drum
- 2 Bass Drum
- 5 Tom-toms
- Crash Cymbals
- Sizzle Cymbal
- Tam-tam
- 3 Triangle
- Wood Blocks
- 4 Temple Blocks
- 2 Moku-Sho (木鉦)
- Bongos
- Wind Chime
- 2 Wind Bell(風鈴)
- Sleigh Bells
- Glockenspiel
- Tublar Bells
楽曲解説
陸上自衛隊中央音楽隊の委嘱作品として2004年に作曲したものを、2006年にミュゼ・ダール吹奏楽団(東京)の依頼により、吹奏楽コンクールの時間制限に合わせてカットを行ったものが、このコンクール・エディション。全曲版の室内楽的な部分を削除し、更に細部に小さなカットを施し、それに伴って音の改変を行ったものである。
「科戸の風」(しなとのかぜ)という言葉がある。これは「一切の穢れを吹き去ってくれる風」のこと。「科戸」単独では「風の起こる場所」の意である。また、「鵠巣(じゃくそう)は風の起こる所を知る」という諺がある。カササギにはその年の風の具合を予見して巣を作る本能があると言われており、「未来を予知する能力」を例えている。この二つの言葉を合成し、「風の起こる場」である吹奏楽のための、祝福された未来へ向かう序曲のタイトルとした。
未来は過去や現在の行き着く先にあり、それらを包括したものが《歴史》である。「異なった時空」である幾つかの音響や動機が様々に「重なり合う」ほか、時には同一の旋律さえも重層的に響き合う。そうした「時の積み重ね」の行き着く先に、それまでに潜在的に堆積してきたものが前面に顕われるのである。
この曲は、公的には初演が最後の定例演奏会となられて退官された音楽隊の野中図洋和・元隊長、私的には初演の頃に結婚をされた大切な友人、というお二人の新しい門出に捧げられている。祝典曲として、普段の私のスタイルとは少々違う引き出しを開けたものとなった。













