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「パガニーニの主題」として有名な24番を含む、パガニーニ《24の奇想曲》の数々をモチーフに作られた優雅で華やかなディヴェルティメント

パガニーニアーナ ~パガニーニによるディヴェルティメント/森田一浩【吹奏楽ライセンス楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
YDOM-B04
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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■ライセンス楽譜について■
弊社「ライセンス楽譜」は、該当作品の「年間演奏ライセンス」を購入いただくスタイルの楽譜です。


この「ライセンス楽譜」をご購入のお客様には《楽譜(スコア+パート譜セット)》と《演奏許諾書》をお送りいたします。《演奏許諾書》により定められた期間内(※1年間)は、自由に演奏していただけます。


「ライセンス楽譜」の楽譜は返却不要です。ただし、《演奏許諾書》記載の許諾期間が終了した後は、公の場での演奏はできませんのでご注意ください。許諾期間終了後に、再演をご希望の場合は、新たに「年間演奏ライセンス」をご購入ください。


(1)「年間演奏ライセンス」お申し込みについて
弊社ネットショップから、または、専用のFAX申込用紙でお申し込みください。

(2)「年間演奏ライセンス」料のお支払いについて
ネットショップからお申し込みの場合は、「コンビニ決済(前払い)」、「代金引換(配達時にお支払い)」、「クレジット決済」からお選びいただけます。
FAXでお申し込みの場合には、「代金引換(配達時にお支払い)」のみでのお支払いとなります。

(3)「年間演奏ライセンス」の有効期間について
出荷日より1年間です。(※《演奏許諾書》に明記されます。)

(4)《演奏許諾書》について
《演奏許諾書》は楽譜出荷時に1枚同封いたします。演奏ライセンスの契約内容を記載した重要書類です。再発行は致しませんので、紛失しないようご注意ください。コンクール等へご出場の際は、この《演奏許諾書》をコピーしてご提出ください。

(5)演奏や録音等に関する著作物使用料について
日本音楽著作権協会(JASRAC)等の著作権管理団体が徴収いたします。演奏や録音等の際には楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は編曲者名を含む)・出版社名を日本音楽著作権協会等にお届けいただき、所定の著作物使用料をお支払いください。コンサート等のプログラム・パンフレットには、必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は、必ず編曲者名を含む)の記載をお願いいたします。

(6)無断複製の禁止
楽譜の無断複製(コピー等、方法の如何を問わず)は、著作権法で禁じられております。ただし、演奏者数の都合により、パート譜の補充が必要な場合に限り、必要部数のコピーを認めます。また、コンテスト等の審査用にスコアをコピーして提出することは認めます。

(7)第三者の使用禁止
《演奏許諾書》に記載された演奏団体以外の第三者が、該当楽譜を演奏することはできません。万一、他の団体によって演奏された場合は、全ての楽譜を没収させていただき、ライセンスご契約者様(団体)及び、不正に楽譜を使用された団体に対し損害賠償を請求いたします。
(*)料金・サービス内容は諸事情により予告なく変更になる場合があります。 あらかじめご了承ください。


この楽譜は返却不要です


■許諾期間終了後に再演ご希望の場合■

① 楽譜をお持ちの場合は、再演用ライセンスがご利用いただけます。


再演用|年間ライセンス料 
吹奏楽作品(商品コードYD〇〇) 一律 16,500円(税込)
アンサンブル作品(商品コードYDQ〇〇) 一律 11,000円(税込)
ブラスバンド作品(商品コードYE〇〇) 一律 11,000円(税込)


再演用ライセンスは初回購入の演奏者(団体)にしか付与できません。

お申し込みの際には初回購入時のライセンスコード(演奏許諾書・スコア表紙に記載されています)が必要です。

ご利用方法、お申込みは下記ブレーン・オンラインショップへ


②楽譜をお持ちでない場合(紛失含む)は、新規で「年間ライセンス」(楽譜セットつき)が必要です。

¥33,000(税込)
税抜 ¥30,000
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宅配スコア閲覧

宅配スコア閲覧:パガニーニアーナ ~パガニーニによるディヴェルティメント

¥1,100(税込)
税抜 ¥1,000

♪詳細情報♪

作曲:森田一浩(Kazuhiro Morita)
演奏時間:8分30秒 (約)
グレード:4.5
主なソロパート: Fl. / Ob. / S.Sax.
Trp.最高音:1st:A / 2nd:G / 3rd:G
編成:吹奏楽

▼楽器編成▼

Piccolo
1st & 2nd Flutes
1st Oboe
2nd Oboe
(doub. English Horn in F)
1st Bassoon
2nd Bassoon
(doub. Contrabassoon)

Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭ (div.)
2nd Clarinet in B♭ (div.)
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contrabass Clarinet in B♭

Soprano Saxophone in B♭
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
1st Trumpet in Bb
2ne & 3rd Trumpets in Bb

1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F

1st & 2nd Trombones
Bass Trombone

Euphonium (div.)
Tuba (div.)

String Bass

Harp
Celesta
Timpani

Percussion
Snare Drum
Bass Drum
Suspended Cymbal
Triangle
Tambourine
Claves
Slapsticks

Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
Chimes

♪楽曲解説♪

 ヴァイオリンの超絶技巧奏者であり、作曲家としても名高いニコロ・パガニーニ(1782~1840・イタリア)の無伴奏ヴァイオリン作品《24の奇想曲》から第3番、第6番、第9番、第12番、第15番、第20番、第24番のテーマを借用し、自由に変容させた作品。書法や楽曲構成が変奏曲とは異なり、より自由な展開を目指していることが「パガニーニによるディヴェルティメント」の副題からも察していただけるのではないだろうか。

 パガニーニの原作は音楽史上はロマン派期の楽曲ではあるが、バロック舞曲やジプシー音楽のリズム、あるいは民族音楽のスタイルなどを広範囲に渡って吸収した、きわめて変化に富んだ作品である。演奏技巧の輝かしさが強調されているとはいえ、ヴァイオリン一挺という音色変化に乏しい演奏形態であるにもかかわらず、全24曲、70分を超す演奏時間が決して永く感じられないのは、音楽的多様性の魅力ゆえであろう。全曲のなかで特に有名な第24番は、それ自体が変奏曲のスタイルで書かれているが、即興的な華々しさと奥深い情感を併せ持つテーマはのちの作曲家たちを刺激し続け、新しい変奏曲が続々と誕生していった。俗に“パガニーニの主題”といえばこのメロディを指すほどで、F.リスト、J.ブラームス、S.ラフマニノフ、B.ブラッハー、W.ルトスワフスキをはじめ、吹奏楽の分野ではJ.バーンズやP.ウィルビーもこのテーマに基づく作品を残している。

 「パガニーニアーナ」に使われた7曲のテーマは、《24の奇想曲》のなかでも明瞭なキャラクターを提示できるものを選んだ。ただし、原曲においてすでに与えられている性格をそのまま継承したものは少なく、メロディから受けた印象を自由に広げ、創作的な改変を加えたものもある。全体はおおよそ4つの部分にわけられる。
   1.序奏~第12番
   2.第6番~第15番~第9番
   3.第3番
   4.第20番~第24番
 有名な第24番は最後の部分に残しておいたのだが、さすがに“パガニーニの主題”の呪縛は大きく、序奏をはじめ、いたるところに断片として現れている。

 編成に関しては、第2オーボエのイングリッシュ・ホルン持ち換え、第2バスーンのダブル・バスーン持ち換え、ハープやチェレスタなど、標準の枠を超えている楽器には代替パートを指定すべきであるとも思ったが、これらを含めたサウンドを前提に着想した側面もあるので、あえて作曲時の編成をとどめることにした。特殊な楽器を持たない団体にはご迷惑をかけるかもしれないが、実際の演奏にあたっては演奏者側の判断と工夫に処理をゆだねたい。なお、テューバ・パートは音域が高い楽器(Ebバス)の併用を前提としている。オクターヴで書かれた高音域は省略しても差し支えない。

 20年にわたり、吹奏楽のレパートリーを一緒に考え、また現場サイドからのアドヴァイスを送ってくれる埼玉県立伊奈学園総合高等学校の吹奏楽部が、2013年に創部30周年を迎えた。指導者の宇畑知樹先生は同高校の第1期卒業生であり、吹奏楽部の初代部長でもあったという。記念すべきこの年の定期演奏会(5月3日、4日)のために、感謝と祝意を込めてこの「パガニーニアーナ」を書かせていただいた。(森田一浩)

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