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♪詳細情報♪
土俗的な印象を与える打楽器群に激しく動き回る木管楽器。生命力あふれる力強い演奏が期待されます。
▼楽器編成▼
1st & 2nd Flutes
1st & 2nd Oboes
English Horn in F
1st & 2nd Bassoons
2nd Bassoon
Clarinet in E♭
1st Clarinet in B♭
2nd Clarinet in B♭
3rd Clarinet in B♭
Alto Clarinet in E♭
Bass Clarinet in B♭
Contra-alto Clarinet in E♭
Soprano Saxophone in B♭
1st Alto Saxophone in E♭
2nd Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
2nd Trumpet in B♭
3rd Trumpet in B♭
1st & 2nd Horns in F
3rd & 4th Horns in F
1st Trombone
2nd Trombone
3rd Trombone
Euphonium
Tuba (div.)
String Bass
Harp
Piano
(doub. Maracas)
1st Percussion
Bamboo Chimes
Wind Chimes
Suspended Cymbal
Sleigh Bells / Whip
Glockenspiel
Bongos
Triangle / Vibraslap
Xylophone / Vibraphone
Tubular Bells / Anvil (opt.)
♪楽曲解説♪
川崎市立橘高等学校吹奏楽部の委嘱により作曲、音の塊と渦の中に身を投影させることを主眼としました。曲は大きく3つ部分に分かれています。冒頭では特殊音とともに圧力をかけられた、混沌とした様相の中を突き進んでいきます。その後、儀式的な様相の場面へと展開し、後半は段階的にテンポを少しずつ早めながら、音による緊迫と解放を表現しています。それはすなわち、音による進軍、または音による追尾の如く、見えない壁のようなものが迫ってくる様を思い描きました。音楽は調性と無調を行き来し、互いに融和する範囲を見極めつつも、相容れない要素があり、この2つによって強烈な音響空間を生み出すことを目指しました。
この作品は、指揮:高田亮、演奏:川崎市立橘高等学校吹奏楽部によって初演され、同楽団の吹奏楽コンクールの自由曲として、指揮:高田亮、村中秀立の各氏の指揮によって演奏されました。
(江原大介)