童話をモチーフとしたピアノ連弾全曲を吹奏楽に編曲。本アレンジでもピアノは不可欠なものとなっている。
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♪詳細情報♪
作曲:モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel)
編曲:森田一浩(Kazuhiro Morita)
演奏時間:16分00秒(約)
グレード:4.5全5曲:
Ⅰ. Pavane de la Belle au bois dormant 眠りの森の美女のパヴァーヌ [1:40]
Ⅱ. Petit Poucet おやゆび小僧 [3:10]
Ⅲ. Laideronnette, Imperatrice des Pagodes パゴダの女王レドロネット [3:30]
Ⅳ. Les entretiens de la Belle et de la Bete 美女と野獣の対話 [4:45]
Ⅴ. Le Jardin Feerique 妖精の園 [3:20]
調性:全曲原調
主なソロパート: Fl. / Hrn. / Euph.
Trp.最高音: 1st / G 2nd / Es
最少演奏人数:28名
編成:吹奏楽(小編成)
編曲:森田一浩(Kazuhiro Morita)
演奏時間:16分00秒(約)
グレード:4.5全5曲:
Ⅰ. Pavane de la Belle au bois dormant 眠りの森の美女のパヴァーヌ [1:40]
Ⅱ. Petit Poucet おやゆび小僧 [3:10]
Ⅲ. Laideronnette, Imperatrice des Pagodes パゴダの女王レドロネット [3:30]
Ⅳ. Les entretiens de la Belle et de la Bete 美女と野獣の対話 [4:45]
Ⅴ. Le Jardin Feerique 妖精の園 [3:20]
調性:全曲原調
主なソロパート: Fl. / Hrn. / Euph.
Trp.最高音: 1st / G 2nd / Es
最少演奏人数:28名
編成:吹奏楽(小編成)
▼楽器編成▼
Piccolo
Flute 1 & 2
Oboe (opt.)
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 & 2 (all div.)
Bass Clarinet
(doub. Contrabass Clarinet)
Alto Saxophone 1
(doub. Soprano Saxophone)
Alto Saxophone 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Flute 1 & 2
Oboe (opt.)
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 & 2 (all div.)
Bass Clarinet
(doub. Contrabass Clarinet)
Alto Saxophone 1
(doub. Soprano Saxophone)
Alto Saxophone 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet 1 & 2
Horn 1 & 2
Trombone 1 & 2
Euphonium
Tuba (div.)
String Bass
Piano
Harp (opt.)
Horn 1 & 2
Trombone 1 & 2
Euphonium
Tuba (div.)
String Bass
Piano
Harp (opt.)
Percussion ※4 players~
Timpani
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Tam-tam
Triangle
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Tam-tam
Triangle
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
♪楽曲解説♪
周知の通り、ラヴェルの書いた《マ・メール・ロワ》には3つの版があります。まず、4手連弾用のピアノ組曲版(1910年)、これをそのままオーケストレーションした管弦楽組曲版(1911年)、そして新しい楽章や前奏、間奏を書き加えたバレエ版(1912年)、の3種です。オーケストラの作品としては、最後のバレエ版がもっとも耳にする機会が多いと思われますが、加筆された部分が当初の《マ・メール・ロワ》とはコンセプトがかなり異なるため、ここではピアノ組曲版と管弦楽組曲版をもとに編曲を行いました。オーボエ・パートは、ハープと共に割愛しても差し支えありません。ただし、ピアノとコントラバス・クラリネット(第4曲でバス・クラが持ち換える)はどうしても必要な楽器です。
《マ・メール・ロワ》はシンプルで夢のある作品です。特に最初に書かれたピアノ組曲版などは、子供同士の連弾を想定しているため、私でも二人分の楽譜をひとりで弾いてしまうことができるぐらい、音数が少なく書かれています。しかし、少ない音に集約された音楽の情報量は膨大です。わかりやすいからといって、決してなまなかな気持ちでは取り組めない音楽だと、私は思っています。
(森田一浩)