♪詳細情報♪
楽器編成
Euphonium 1-4
♪楽曲解説♪
チャイコフスキーにはよく知られたメロディがたくさんある。そのうちいくつかは、ロシア民謡であることも多い。チャイコフスキーがピアノ連弾のために編曲した「50のロシア民謡」に出てくるメロディを使って、サクソフォーンのアンサンブル曲を作曲した。使ったメロディは次の4つ。これらのメロディを使いつつ、序奏とソナタ形式、というふうに仕上げてみた。
●なつかしい町(第1小節より)
●リンゴの木の下(第35小節より。チャイコフスキーの《弦楽セレナーデ》で使われていることでも知られています)
●ゆれる松(第72小節より。ストラヴィンスキーも《火の鳥》で使っています)
●祝宴(第75小節ベース・パート。ストラヴィンスキー《ペトルーシュカ》にも出てきます)
これらのメロディを使った序奏とソナタ。音域が広く難易度は高い。
伊藤康英