サクソフォーン4重奏：二つのソナタ ソナタ L.413／ソナタ L.495／スカルラッティ（伊藤康英）【アンサンブル楽譜】

この楽譜は東亜音楽社「トルヴェール・クヮルテット　サクソフォーン四重奏名曲集　To A Wild Rose」 Vol.1～3にて出版されており絶版となったものをイトーミュージックで再版しました。

バッハと同年に生まれたイタリアの作曲家ドメニコ・スカルラッティは、555曲のチェンバロ・ソナタによって、その名が知られている。気品あふれ、渋くも華やかな曲調に多くの人が魅せられ、彼のソナタの数々は幾多のピアニストにより演奏されている。

スカルラッティのソナタの中で、一番有名であるソナタL413の通称は“田園ソナタ”。哀愁を帯びたような旋律の中に見え隠れする、田園的なのどかさが印象的。

L495は「動の美」を感じる一作。リズミカルで快活なメロディが聴き手を惹きつける。強弱のイントネーションで様々に表情を変える一曲。

サクソフォーンの表現力を最大限に発揮させた伊藤康英の名アレンジをお楽しみください。 伊藤康英