夜の有明・八代海に無数の光が浮かぶ現象「不知火」(しらぬい)。かつて妖怪の一種とも言われた「不知火」と長崎の美しくも厳しい自然を表現。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 江原大介(Daisuke Ehara)
- 演奏時間
- 4:40(約)
- グレード
- 4
- 編成
- フレキシブルアンサンブル
-
- Part1
- Flute
- Clarinet in E♭
- Part2
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Part3
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Flugelhorn in B♭
- Cornet in B♭
-
- Part4
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Flugelhorn in B♭
- Cornet in B♭
- Part5
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Part6
- Bassoon
- Tenor Saxophone in B♭
- Trombone
- Euphonium
-
- Part7
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Trombone
- Euphonium
- Part8
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Tuba
- String Bass
楽器編成
楽曲解説
この作品は雲仙市立浜中学校吹奏楽部委嘱作品として2022年に作曲しました。不知火(しらぬい)とは九州の有明海や八代海などで、夜の海に無数の光が見られる現象です。さらに、九州に伝わる怪火(かいか)と呼ばれる原因不明の火が現れる怪異現象として、妖怪の一種であるともされています。長崎にはとても美しい海と光景があります。海に漂う神秘的な光を思い浮かべ、自然の美しさや厳しさをイメージしながら筆を進めていきました。初演時の編成として、木管楽器と金管楽器の対話や明確な役割を持たせて、より動きのある音楽を目指しました。
【編成について】
初演時の編成は下記に記してあります。1stと4thに主要なメロディーがありますので、各楽器のバランスを考えて立体的なサウンドを目指してみてください。
この作品は第49回長崎県アンサンブルコンテストにて、雲仙市立浜中学校吹奏楽部により演奏されました。初演時の編成(Fl. Cl. A.Sax. Trp. Hn. Trb. Euph. Tub.)
(江原大介)