風にのって汽笛の音とともにSLの旅に出発。曲に盛り込まれる情景を想像しながら演奏する作品です。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 山下祐加(Yuka Yamashita)
- 演奏時間
- 4:30(約)
- グレード
- 3.5
- 編成
- フレキシブルアンサンブル
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 2
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Horn in F
- Part 3 (option)
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Horn in F
- Part 4
- Bassoon
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 5
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Tuba
- String Bass
- 1st Percussion(option)
- Xylophone
- Glockenspiel
- 2nd Percussion(option)
- Snare Drum
- Tom
- Ratchet or Guiro
- Whistle
- Wood Block
楽器編成
楽曲解説
ブレーン委嘱作品。
私が住む街にはSLが走っています。運行日には風にのって汽笛の音も聞こえてきます。その音は聴く時間やその時の気持ちによって、ワクワクしたり郷愁を帯びていたりします。ある時SLに乗って、少し旅をしたことがありました。平野を走り、鉄橋を渡り、急勾配を一生懸命登り、そして駅で降りるとまた汽笛を鳴らして走り去っていきます。旅の途中には絶景が広がることもありますし、線路沿いには地元の方が手を振っている姿も。そんな平和な時間がずっと続いていてほしいとも思います。
この作品も、皆さんにそんなSLの旅を体験していただきたく、いろいろな情景を盛り込みました。それぞれどのような場面かを想像しながら演奏してみてください。今年は鉄道が開業してから150周年という記念の年です。鉄道好きな方もそうでない方も、暫しの鉄道旅、ひいては歴史のロマンも感じながら、楽しんで演奏していただけたら嬉しいです。
(山下祐加)