楽曲詳細情報
- 編曲
- 小野寺 真(Makoto Onodera)
- 演奏時間
- 7分40秒(約)
- グレード
- 2.5
- 編成
- フレキシブル5~7パート+打楽器
- 販売形態
- 販売譜(スコア+パート譜)
- Part1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part2(opt.)
- Flute
- Oboe
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part3
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part4(opt.)
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Part5
- Bassoon
- Clarinet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part6
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Trombone
- Euphonium
- Part7
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Tuba
- String Bass
- 1st Percussion (opt.)
- Drum (Renaissance Tenor Drum or Tom-tom)
- Suspended Cymbal
- Tambourine
- Bongo
- Conga
- 2nd Percussion (opt.)
- Glockenspiel
- 3rd Percussion (opt.)
- Timpani or Drum (Renaissance Tenor Drum or Tom-tom)
- Drum
- Conga
- Suspended Cymbal
楽器編成
楽曲解説
ジョン・ダウランド(1563年~1626年)は、イングランド・エリザベス朝後期の作曲家・リュート奏者です。
イングランドやデンマークで宮廷リュート奏者を務め、多くのリュート音楽やリュート伴奏付き歌曲を作曲しました。当時としては珍しく宗教的な内容の作品をほとんど書かず、声楽曲では愛・悲しみといった通俗的な内容の作品が特徴的で、特に1600年に出版されたリュート歌曲「流れよ、わが涙」は当時のヨーロッパで大流行し、現在に至るまで様々な作曲家によってオマージュ作品が作られています。
このフレキシブル編曲では、ダウランドのリュート曲およびリュート歌曲より以下の7曲を選び構成しています。
1、「来たれ、深き眠りよ」Come, Heavy Sleep
2、「ストラング卿の行進」Lord Strang's March
3、「流れよ、わが涙」Flow, my tears
4、「ウィンター夫人の跳躍」Mistress Winter's Jump
5、「ホワイト夫人に事なし」Mrs. White's Nothing
6、「レイトン夫人のアルマンド」Lady Leighton's Almain
7、「ニコルズ夫人のアルマンド」Mistress Nichols Almand
1パート1名でのアンサンブル演奏、複数楽器を重ね打楽器も加えて吹奏楽編成での演奏など様々な編成で演奏することが出来、また楽章構成を自由に変えることによって様々な演奏時間にも対応できるよう構成されています。
〇演奏上の注意
・アンサンブルで演奏する場合、最低5名から演奏できますが、打楽器を1名(1st Percussion)加えることによって、よりルネサンス風の雰囲気を作り出すことができるでしょう。
・演奏時間に合わせて楽章の組み合わせを自由に変えることができますが、その際に楽章の前後関係を変えても構いません。(attaccaで曲が繋がっている場合も含む)
例えば「2、ストラング卿の行進」で堂々と演奏を始め、軽快な「4、ウィンター夫人の跳躍」を続け、緩徐楽章として「1、来たれ、深き眠りよ」を置き、「7、ニコルズ夫人のアルマンド」でフィナーレを飾る、というように、創意工夫により各演奏団体の個性が発揮された組み合わせ・表現が可能です。