素朴で明るい曲調の古典作品をフレキシブルで! 木管アンサンブルでは柔らかく、金管楽器では華やかにステージを彩ります。
楽曲詳細情報
- 作曲
- A.ホルボーン(Anthony Holborne)
- 編曲
- 小野寺 真(Makoto Onodera)
- 演奏時間
- 5:00(約)
- グレード
- 3
- 編成
- フレキシブルアンサンブル
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in E♭
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet (Piccolo Trumpet) in B♭
- Part 2
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 3
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 4
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Part 5
- Bassoon
- Clarinet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 6
- Bassoon
- Alto Clarinet in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 7
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Tuba
- String Bass
- Percussion
- Drum
- (Renaissance Tenor Drum or T-Tom M-L, etc.)
- Tambourine
楽器編成
楽曲解説
作曲者のアントニー・ホルボーン(1545年ごろ-1602年)はイングランド・ルネサンス後期の作曲家です。彼の詳しい生涯はあまりわかっていませんが、エリザベス1世の宮廷に身を置き宮廷音楽家として活動、声楽曲や器楽曲、音楽理論書などを手掛け、同時代の音楽家からは高い評価を得ていたようです。
ホルボーンは1599年に「ヴァイオル、ヴァイオリン属もしくは管楽器のためのパヴァン、ガリアード、アルメーンならびにエア集」というコンソート曲集を出版します。この曲集には65曲の、舞曲を中心とした作品が収められており、最も古いコンソート音楽の作品集の一つです。(コンソートとは「合奏」の意味で、特に16世紀から17世紀にかけてイングランドやドイツなどで行われていた器楽アンサンブルのことを指します)
このアンサンブル編曲は、埼玉県・花咲徳栄高等学校(顧問・川口智子先生)、および横浜・桐蔭学園高等学校の2019年度アンサンブルコンテスト演奏曲として、元々は金管8重奏用に編曲、今回の出版に際しフレキシブル・アンサンブル用にリアレンジしています。前述のコンソート曲集から以下の4曲を選び、構成しました。
・スイカズラ(アルメーン)
・ララバイ(子守歌-ガリアード)
・妖精のラウンド(コラント)
・アルメーン
(小野寺 真)