冬が終わり、鳥や動物が動き始め、花が咲き、彩り豊かな生き生きとした世界訪れるような音楽。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 山下祐加(Yuka Yamashita)
- 演奏時間
- 5:00(約)
- グレード
- 3
- 編成
- フレキシブルアンサンブル
- Part 1
- Flute
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Part 2
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭
- Horn in F
- Part 3
- Bassoon
- Tenor Saxophone in B♭
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 4
- Bassoon
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Trombone
- Tuba
- String Bass
- Mallet Percussion(Opt.)
- Xylophone
- Glockenspiel
- Snare Drum(Opt.)
- Bass Drum(Opt.)
- Percussion(Opt.)
- Tambourine
- Suspended Cymbal
- Triangle
楽器編成
楽曲解説
冬が終わりに近づくと、春の気配がします。花が咲き、鳥や動物が動き始め、彩り豊かな生き生きとした世界に変っていきます。この作品は、花が一面に咲く丘を鳥のように飛ぶことができたら、と思いながら作曲しました。
2020年の春は、外出も人と会うこともできないという未曽有の事態となりました。そのような時でも心を癒してくれたのは、いつもと変わらずに咲く身近な草花でした。花には「希望」「友情」「平和」など、それぞれが持つ花言葉があります。中間部は贈り物を沢山持ってきてくれる春の温かさを表現しました。ちなみに今回私が思い浮かべたのは、空色のネモフィラの花です。早く扉を開けて自由に外に出られるように、皆で音楽を奏でることができる平穏な日常が戻ってくるようにと願いを込めて。
今回はオプションで打楽器が入っています。中学時代に吹奏楽部で使っていたドラムスティックで机を叩きながら、複数のパートを作曲しました。どの楽器を入れるかによって、曲の雰囲気がかなり変わると思います。楽器の都合もあるかと思いますが、是非いろいろと試して、皆さんのイメージに合った打楽器を選択していただけましたら幸いです。
(山下祐加)