ジャズの起源のひとつともいわれるアメリカ南部発祥の2拍子の軽快なリズムからなるダンス音楽。
楽曲詳細情報
- 作曲
- C. ドビュッシー(Claude Debussy)
- 編曲
- 鹿野草平(Souhei Kano)
- 演奏時間
- 3分00秒 (約)
- グレード
- 3.5
- 編成
- フレキシブル5パート+(opt.)打楽器
- 販売形態
- 販売楽譜(スコア+パート譜)
- Part1
- Flute(Piccolo)
- Oboe
- Violin
- Clarinet in Eb
- Alto Saxophone in Eb
- Clarinet in Bb
- Soprano Saxophone in Bb
- Trumpet in Bb
- Cornet in Bb
- Flugelhorn in Bb
- Part2
- Violin
- Clarinet in Bb
- Trumpet in Bb
- Cornet in Bb
- Alto Saxophone in Eb
- Alto Horn in Eb
- English Horn in F
- Horn in F
- Part3
- Viola
- Tenor Saxophone in Bb
- Clarinet in Bb
- Alto Saxophone in Eb
- Alto Clarinet in Eb
- Alto Horn in Eb
- English Horn in F
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Baritone
- Part4
- Tenor Saxophone in Bb
- Bass Clarinet in Bb
- Alto Clarinet in Eb
- Alto Horn in Eb
- Bassoon
- Trombone
- Euphonium
- Baritone
- Violoncello
- Part5
- Bass Clarinet in Bb
- Baritone Saxophone in Eb
- Bassoon
- Trombone
- Euphonium
- Baritone
- Violoncello
- String Bass
- Tuba
- Percussion1(Opt.)
- Snare Drum
- Bass Drum
- Suspended Cymbal
- Low Tom
- Percussion2(Opt.)
- Vibraphone
- Glockenspiel
*打楽器無しで演奏可
楽器編成
楽曲解説
「ゴリウォーグのケークウォーク」は、クロード・ドビュッシー(1862~1918)が1908年に作曲したピアノのための組曲『子供の領分』の第6曲に当たる楽曲で、当時のフランスのパリにもたらされた黒人文化に影響を受けた作品です。
「ケークウォーク」とは、アメリカ南部発祥の2拍子の軽快なリズムからなるダンス音楽で、20世紀初頭にはパリのモンパルナス地区の黒人ダンスホールで演奏され、当時の先進的な芸術家たちの注目を受けました。また、「ケークウォーク」は、ジャズの起源のひとつにもなっています。
この編曲ではフレキシブル・アンサンブルを用いています。吹奏楽編成で演奏する場合はtuttiで演奏するだけではなく、音楽の流れやダイナミクスに応じて、その場その場の演奏する楽器の人数を調節しましょう。特に、この楽曲ではppからffまで、ダイナミクスがめまぐるしく変わっていきます。指定された所以外でもsoloを設定したり、木管楽器だけの所や、金管楽器だけの所などを作ったり、時にはアクセントがついている音だけに金管が加わる等、メンバーでよく相談して、それぞれのバンドに応じた、オリジナルな「ゴリウォーグのケークウォーク」をオーケストレーションしていってください。
(鹿野草平)