モーツァルト作品をピックアップして3楽章形式まとめた妙技が光るアレンジ!
楽曲詳細情報
I. 交響曲 第40番 第1楽章
II. 歌劇「フィガロの結婚」より 伯爵夫人のアリア “救いたまえ 愛の神よ”
III. アレグロ・フィギュレーション
(歌劇「フィガロの結婚」序曲~アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク~ピアノソナタ第16番~交響曲第25番~歌劇「魔笛」より 夜の女王のアリア~「レクイエム」より呪われしもの~トルコ行進曲 のメドレー)
- 作曲
- W.A.モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)
- 編曲
- 宍倉 晃(Koh Shishikura)
- 演奏時間
- 9分20秒 (約)〔第1楽章リピートなしの場合は7分30秒 (約)〕
I. [ 4分00秒 (リピートなし2分00秒)] II. [ 2分20秒] III. [ 2分40秒] (約) - グレード
- 3.5
- 編成
- フレキシブル8パート
- 販売形態
- 販売譜(スコア+パート譜)
- Part 1
- Flute
- Clarinet in E♭
- Part2
- Oboe
- Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Part3
- Clarinet in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Trumpet in B♭(Opt.)
- Part 4
- Clarinet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Alto Saxophone in E♭
- Horn in F (Opt.)
- Part 5
- Alto Clarinet in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Bassoon
- Euphonium
- Trombone (Opt.)
- Part 6
- Bass Clarinet in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Bassoon
- Tuba
- String Bass
- Percussion 1
- Vibraphone
- Timpani
- Tambourine
- Triangle
- Snare Drum
- Suspended Cymbal
- Percussion 2
- Marimba
- Triangle
- Bass Drum
- Suspended Cymbal
楽器編成
楽曲解説
モーツァルトの数多い作品からジャンルを問わずに選曲し、3楽章形式にまとめました。吹奏楽ではあまり演奏されることのなかった名曲で彩られたアンサンブル作品です。
冒頭と各楽章の間には、歌劇「魔笛」に現れる「フリーメーソンの典礼」と言われる3回和音が使われています。
第1楽章は「交響曲 第40番 第1楽章」の前半で、哀愁のある美しい旋律が印象的です。
第2楽章は歌劇「フィガロの結婚」第2幕で歌われる伯爵夫人のアリア。伯爵の心が自分から離れていく悲しみを切々と表現したソプラノの名曲です。
第3楽章はテンポの速いスタイルで書かれた曲をメドレーにした「アレグロ・フィギュレーション」。1度は聴いたことのある有名なメロディーが縦横無尽に駆けめぐります。
タイトルの「モーツァルテイリアム」は、2012年にザルツブルグのモーツァルテウムにて、埼玉栄高校で演奏した時に思いついた造語です。かねてから敬愛するスティーヴィー・ワンダーのアルバム「ミュージックエイリアム~音楽水族館」から影響を受けたものでもあり、「モーツァルトの空間」のようなニュアンスを感じていただければと思います。
モーツァルトらしい音色と強弱、フレージングを心がけて演奏して下さい。
(宍倉 晃)