ロシア民謡「コロブチカ」「トロイカ」「カリンカ」の3曲によるメドレー。
楽曲詳細情報
- 作曲
- ロシア民謡
- 編曲
- 黒川圭一(Keiichi Kurokawa)
- 演奏時間
- 4分10秒 (約)
- グレード
- 2
- 編成
- フレキシブル3パート
- 販売形態
- 販売楽譜
- Part 1
- Clarinet in Bb
- Trumpet in Bb
- Alto Saxophone in Eb
- Part 2
- Clarinet in Bb
- Tenor Saxophone in Bb
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium
- Part 3
- Bass Clarinet in Bb
- Baritone Saxophone in Eb
- Trombone
- Euphonium
楽器編成
楽曲解説
広く知られているロシア民謡「コロブチカ」「トロイカ」「カリンカ」の3曲によるメドレーです。小学校音楽科の教科書や、NHK『みんなの歌』、コンピューターゲーム『テトリス』のBGMなどで使われており、どの曲も誰もが耳にしたことのある旋律でしょう。タイトルは、ひまわりがロシアの国花であることに由るものです。
演奏にあたっては、曲中に頻繁に出てくるテンポの変化や裏打ち、アウフタクトなどに適切に対応するためにも、「拍をしっかりカウントすること」「テンポを共有すること」といったアンサンブルの基本がとても重要になります。練習に際しては、手拍子と声(歌)を組み合わせるといった工夫も効果的でしょう。
また、全曲が短調のため、調号に多くのフラットが用いられていますので、読譜の際には注意が必要です。どの楽器で演奏する場合も、指遣い自体はそこまで難しくありませんので、丁寧に練習を進めていってください。
推奨する編成は、CD「フレキシブル・アンサンブル&バンド曲集 4」(BOCD-7386)に収録の「Trp./Trb./Euph.」(Part 2と3 をそれぞれ部分的に入れ替えて演奏しています)による金管三重奏、またはクラリネット三重奏、サクソフォン三重奏によるものです。基本的には同属楽器での演奏が望まれますが、混合編成になる場合には、各パートのバランスに細心の注意が必要です。
このスコアは、川島町立川島中学校吹奏楽部の委嘱により金管三重奏として2012年に編曲、初演(Trp.櫻井里香、Trb.中澤友香、Euph.猪鼻彩花)された作品を、ブレーン株式会社の委嘱により2014年にフレキシブル・アンサンブル用に再編曲したものです。
(黒川圭一)