♪詳細情報♪
編曲:佐藤正人(Masato Sato)
演奏時間:4分20秒(約)
グレード:4
Trp.最高音:1st:↑↑C、2nd:↑A、3rd:↑D
編成:金管8重奏
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
2nd Trumpet in B♭ (doub. Tom-tom)
3rd Trumpet in B♭ (doub. Flugelhorn in B♭)
Horn in F
1st Trombone
2nd Trombone (doub. Tambourine)
3rd Trombone (doub. Tom-tom / Tambourine)
Tuba
♪楽曲解説♪
この作品は、平成24年(2012年)アンサンブルコンテストへ出場した、埼玉県立松伏高等学校吹奏楽部の金管アンサンブルのために編曲したものである。
作曲者のミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)は、ドイツ生まれで教会音楽に多大な業績を残した作曲家、理論家、オルガニスト。≪テルプシコーレ≫は、17世紀初頭(1612)にフランスからドイツの宮廷に伝えられた古典舞踏曲をプレトリウスが編曲、編纂した300曲余りが収められた舞曲集の名前。400年を経た今日でも色あせない曲集で様々な演奏形態で取り上げられている。「テルプシコーレ」という名は、ギリシャ神話に登場する9人のミューズのうち、舞踏をつかさどる女神「Terpsichore」に由来。
今回の第2集は、1.Passameze CLXXXVI.à6. (パッサメッツォ 186:6声) 2.Volte CCXLIII.à4 (ヴォルト 243:4声) 3.Volte CCX.à5. (ヴォルト 210:5声) 4.Bransle de Villages XIV.à5. (村のブランル 14:5声) 5.Bransle de la Torche XV.à5. (松明のブランル 15:5声) 6.Bransle de Villages (村のブランル 14:5声) 7.Ballet des coqs.CCLIV.à5. (雄鶏のバレー 254:5声)の7つの舞曲で構成される。
編成は金管8重奏(Picc.Trp.:B♭Trp.1、B♭Trp.2、B♭Trp.3(第4曲でフリューゲルホルン持ち替え可)、Hrn.、Trb.1、Trb.2、Trb.3、Tuba)と打楽器で演奏できる。(打楽器は金管奏者が持ち替えても打楽器奏者が独立して担当しても良い)
前曲集(ENMS-84363)も数多くの団体に取り上げられたが、今回も創意工夫により演奏者の個性が発揮された様々な演奏を期待したい。
(佐藤正人)