♪詳細情報♪
演奏時間:4分30秒 (約)
グレード:2.5
楽曲構成:スワニー(G.ガーシュイン)~故郷の人々(S.フォスター)~こげよマイケル(スピリチュアル)
Trp.最高音:1st:Es 2nd:C
主なソロパート: Trp. (or soli) / Tuba (& St.Bass, Euph. (opt.))
最少演奏人数:18名
編成:吹奏楽
販売形態:販売譜(スコア+パート譜)
▼楽器編成▼
2nd Flute
Oboe (opt.)
Bassoon (opt.)
1st B♭ Clarinet
2nd B♭ Clarinet
Bass Clarinet (opt.)
1st Alto Saxophone
2nd Alto Saxophone (opt.)
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone (opt.)
2nd Trumpet
1st Horn in F
2nd Horn in F
1st Trombone
2nd Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass (opt.)
Percussion 1-4
[Suspended Cymbal
(Crash & Ride)
Hi-hat Cymbal & Snare Drum]
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Triangle
Tambourine
Glockenspiel
Xylophone (opt.)
♪楽曲解説♪
誰もが良く知る「川」にまつわるアメリカの音楽をテーマにしたメドレーです。
ゆるやかなテンポの前奏のあと、1曲目は「スワニー」(G.ガーシュイン作曲)を行進曲風に、続いて「故郷の人々(スワニー河)」(S.フォスター)をモデラートのテンポで、最後は「こげよマイケル」(スピリチュアル)を軽快なアメリカン・ポップス風に、という構成のアレンジです。場面ごとの音楽のスタイルの違いを意識してメリハリのある演奏に仕上げてください。
《指導者の先生方へ》
「正確なアーティキュレーションの扱いが、音楽の表情に大きな影響を与えるということを児童・生徒たちに実感させる」ことが、この作品の大きなねらいです。単に楽譜上のドレミを並べるだけでなく、ひとつひとつの音符に適切な表情を持たせるとことで、音楽が如何に生き生きしてくるかという感覚を、メンバーと共有しながら指導にあたってください。さらに内容を発展させ、アーティキュレーションが付けられていない音符でも、音楽のスタイルや場面によって(例えば同じ8分音符でも)音の扱いが異なる、というところにまで話を展開できると理想的です。
《編成について》
オプション・パートを除けば20人程度で、工夫をすればそれ以下の人数でも演奏可能です。編成が小さい場合を考慮して、オプションの小音符も多めに書いてありますが、一方で、むやみに音符を加えてしまうと、音が厚くなりすぎ色彩感が失われてしまうという側面もありますので、慎重な判断が求められます。
2ndクラリネットのパートは、基本的にレジスター・キーを使用しない音域で書かれています。一部、レジスター・キーを使う音域も出てきますが、初級者の場合などには無理をせず(楽譜の見た目以上に初級者には厄介な運指です)括弧内の小音符を演奏してください。
打楽器のパートは、B.D.のパートをDrs.奏者が兼ねることで、最低3人で演奏可能です。一方、奏者が4人以上いる場合は、オプション・パートを加えるよりも、独立したB.D.奏者を置くことを優先させてください。
このメドレーは、さいたま市立七里小学校金管バンドによって委嘱・初演された金管バンド版を、吹奏楽編成に再編曲したものです。
(黒川圭一)