G.マーラー (河邊一彦)/Gr.5/20:00
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楽曲詳細情報
- 作曲
- グフタフ・マーラー(Gustav Mahler)
- 編曲
- 河邊一彦 (Kawabe Kazuhiko)
- 演奏時間
- 20分00秒 (約)
- グレード
- 5
- 調性
- 原調 (f:-Des:-D:)
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- 1st Solo Flute
- 2nd Solo Flutes (doub. Piccolo)
- 1st & 2nd Solo Piccolos
- (doub. 3rd & 4th Flutes)
- 1st & 2nd Oboes
- 3rd & 4th Oboes
- 1st & 2nd Bassoons
- 3rd Bassoon
- (doub. Contrabassoon)
- Solo Clarinet in E♭(2 Players)
- 1st Solo Clarinet in B♭
- 2nd Solo Clarinet in B♭
- 1st & 2nd Horns in F
- 3rd & 4th Horns in F
- 5th & 6th Horns in F
- 7th Horn in F
- 1st & 2nd Trumpets in B♭
- 3rd & 4th Trumpets in B♭
- 1st & 2nd Trombones
- 3rd Trombone
- Solo Tuba
- 1st & 2nd Timpanis
- Percussion
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Tam-tam
- Triangle
- Harp
- 1st & 2nd Flutes (Tutti)
- Clarinet in E♭
- 1st Clarinet in B♭(Tutti)(div.)
- 2nd Clarinet in B♭(Tutti)(div.)
- Alto Clarinet in E♭(div.)
- Bass Clarinet in B♭
- Contrabass Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- Euphonium (div.)
- Tuba (Tutti)(div.)
- Violoncellos (div.)
- Contrabass (div.)
- Celesta
楽曲解説
※こちらの楽譜は4楽章のみです。 全曲版はコチラ
Gustav Mahler(1860-1911) の交響曲第1番ニ長調「巨人」は、マーラーが1888年(28歳)の年に作曲した初めての交響的器楽作品であり、また最初の交響曲でもあります。若年期の作品であるにもかかわらず、深く豊かな叙情性や、ドラマティックかつ壮大な構成力、極めて緻密であるとともに斬新な管弦楽法など、その後彼が創り上げていった孤高の音楽世界の萌芽がすでに初々しい楽想の中に溢れています。近現代を代表する交響曲の1つであるとともに、交響曲史上重要な作品の1つと言っても過言ではないと思います。
マーラーの交響曲は、その豊穣で美しい弦楽器群の表現力は言うまでもありませんが、管打楽器奏者にとっても宝の山と言えるほど魅力的な作品が多くあります。しかし、残念ながら日常吹奏楽に携わる人々にとって、なかなか演奏の機会が持てないのが実情です。この吹奏楽編曲版は、マーラーの音楽の持つ様々な音楽的魅力をそのような方々に〈吹奏楽〉で楽しんで頂くために編曲したものです。オーケストラの4管編成をそのまま使用し、チェロ、チェレスタ等を加えた大編成の編曲となっています。コンサートや音楽教育の現場でご活用頂ければこれに過ぎる幸はありません。
なお当初、初版スコアーから編曲致しましたが、東京佼成ウインドオーケストラのご要望によりユニバーサル社刊全集版第1巻に基づく編曲に改訂致しました。
(河邊 一彦)