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楽曲詳細情報
- 作曲
- 八木澤教司(Satoshi Yagisawa)
- 演奏時間
- 6分30秒(約)
- グレード
- 3
- 主なソロパート
- Fl. / Ob. (or Fl., A.Sax.,T.Sax.) / Bsn. (or B.Sax.,Euph.) / A.Sax. (or Trp.)
- Trp.最高音
- 1st / F 2nd / F
- 最少演奏人数
- 19名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Flute 1
- Flute 2 (doub. Piccolo)
- Oboe (opt.)
- Bassoon (opt.)
- B♭Clarinet 1 & 2
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 & 2
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Euphonium
- Tuba
- String Bass (opt.)
- Timpani
- Percussion ※2 Players~
- Bass Drum
- Floor Tom
- (or Renaissance Drum)
- Crash Cymbals
- Suspended Cymbal
- Gong
- Tambourine
- Mallet Percussion(opt.)
- Glockenspiel
- Vibraphone
- Marimba
楽曲解説
原曲は2010年にフルートアンサンブルグループ“フィオーレ”の委嘱によって作曲したフルート4重奏曲《テルミニ》。「テルミニ」とはローマの玄関口とも言える中央駅のことで、古代ローマ帝国の皇帝ディオクレティアヌスのテルメの遺跡に近いことからこの名が付いたようです。また、テルミニ(Termini)はイタリア語で終点を意味する語句ではありますが、名称はイタリア語の終点とは関係がなく、浴場近くのこの土地の名前が付けられたとも言われています。このアンサンブル曲を改編して少人数のための吹奏楽曲にしたものが《ある街の風景》です。
原曲のタイトルからも判るようにローマ全体を描写したのではなく、私自身がテルミニ駅周辺を徒歩で散歩して感じた印象を“旅の絵葉書”のようにエッセイ風に描いた作品です。
益々と国際社会となる今日、この曲をきっかけに若い世代がイタリアの歴史、文化、風土などに興味を持って頂ければ幸いです。
(八木澤教司)