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夜の雰囲気漂う、ちょっと大人な音楽
①耳に残る特徴的な三連符が曲全体を引き締めます。
②コラール調の中間部が間延びした印象を与えないように注意が必要。
③再現部では旋律、対旋律のバランス取りが最重要。バンドカラーを発揮しましょう。
楽曲詳細情報
- 作曲
- 高橋宏樹(Hiroki Takahashi)
- 演奏時間
- 8分15秒(約)(6:30にカットも出来ます)
- グレード
- 3.5
- 主なソロパート
- 特になし
- Trp.最高音
- 1st / As 2nd / F(As) 3rd / Es
- 最少演奏人数
- 21名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Piccolo (opt.)
- Flute 1 & 2
- Oboe (opt.)
- Bassoon (opt.)
- B♭Clarinet 1 & 2
- Bass Clarinet
- (or Baritone Saxophone)
- Soprano Saxophone
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone (or Bass Clarinet)
- Trumpet 1 , 2 & 3
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Euphonium
- Tuba
- String Bass (opt.)
- Timpani
- Percussion ※3 players~
- Snare Drum
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Triangle
- Optional Percussions
- Suspended Cymbal
- Wind Chimes
- Tambourine
- Glockenspiel
- Xylophone
- Marimba
- Chimes
楽曲解説
この『三日月の彼方』は、富山県魚津市の吹奏楽団である“ら・こんせーる・のくちゅーる”結成30周年記念委嘱曲として2013年に書いた曲です。
曲は6/8のハ短調、短調と言っても悲しい音楽ではなく前に向かっていくような勇ましい感じです。団体名が「夜の音楽家」という事で“太陽”よりも“月”を想像させるこの曲調を選びました。
イントロのファンファーレのあと少し物悲しく歌いその後中間部までは曲の勢いは失われず前へ前へと突き進んでいきます。不協和音のブリッジの後に解決のハ長調へと変わります。少し暖かな風の吹くコラール調の中間部が終わると曲は前半のフレーズに戻りやがてそのフレーズと中間部のメロディが同時進行しそのまま壮大に幕を閉じます。
タイトルは委嘱団体である“ら・こんせーる・のくちゅーる”のホームページの中にロゴマークの解説があり、そこに「三日月の向こう側…光り輝く流れ星の先に」というとても美しく印象的な文章があったのでそれを参考にしました。
(高橋宏樹)