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楽曲詳細情報
- 作曲
- 髙橋伸哉(Shin'ya Takahashi)
- 演奏時間
- 5分15秒(約)
- グレード
- 3
- 主なソロパート
- Flute
- Trp.最高音
- 1st:Ges / 2nd:F / 3rd:D
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Piccolo
- Flute 1 & 2
- Oboe
- Bassoon
- E♭Clarinet
- B♭Clarinet 1 , 2 & 3
- Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone 1 & 2
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 , 2 & 3
- Horn 1 , 2 , 3 & 4
- Trombone 1 , 2 & 3
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- Timpani
- Percussion ※4 players~
- Snare Drum
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Suspended Cymbal
- Triangle
- Glockenspiel
- Xylophone
楽曲解説
1848年、カリフォルニアで金鉱が発見されると、全米各地はもとより国外からも一攫千金を夢見る人々が多数押しかけ、その結果、アメリカ西部にゴールド・ラッシュと呼ばれる大規模な社会現象が起きました。
この作品は「人間の喜怒哀楽をコミカルに描いてみよう」というアイデアをもとに、夢とロマンを求めて「宝の山」に群がった数多くの人々の泣き笑いを、私なりの自由な発想で表現したものです。
この作品には、大きく2つのモティーフがあります。5度音程の上下跳躍が特徴的な1つ目のモティーフと、ブルー・ノートを伴う2つ目のモティーフ、序奏に現れるこれら2つのモティーフが中心素材となり、さらにそれらが様々に姿かたちを変えながらA-B-A(急-緩-急)による曲全体を構成しています。
また、急激なダイナミクス変化や突然の拍子変化など、随所に用いた一種の演出効果によって、金鉱発掘に狂奔した人々をコミカルに表現してみました。
数々の親しみやすいメロディーと中級程度の難易度により、「聴いても楽しく、吹いても楽しい」そんな作品に仕上がっています。この「ゴールド・ラッシュ!」が、スクール・バンドから社会人バンドにいたる、多くの皆さんに愛される作品となるよう願っています。
[浜松交響吹奏楽団 第29回定期演奏会プログラムより]
2002年 浜松交響吹奏楽団初演