「愛」をテーマとした連作(1ライフ・ヴァリエーションズ―生命と愛の歌、2カントゥス・ソナーレ)の第3作目。
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♪詳細情報♪
▼楽器編成▼
Piccolo
Flute 1 & 2
Oboe 1 & 2
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3
Alto Clarinet
Bass Clarinet (div.)
Contrabass Clarinet
Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1 & 2
Tenoe Saxophone (div.)
Baritone Saxophone (div.)
Flute 1 & 2
Oboe 1 & 2
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3
Alto Clarinet
Bass Clarinet (div.)
Contrabass Clarinet
Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1 & 2
Tenoe Saxophone (div.)
Baritone Saxophone (div.)
Trumpet 1 (div.), 2 & 3
Flgugel horn 1 & 2
F Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 (div.) & 2
Bass Trombone
Euphonium (3div.)
Tuba (3div.)
String Bass
Piano
Flgugel horn 1 & 2
F Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 (div.) & 2
Bass Trombone
Euphonium (3div.)
Tuba (3div.)
String Bass
Piano
Timpani
Percussion ※7 players~
Percussion ※7 players~
Snare Drum
Bass Drum
3 Tom-toms
Bongo
Suspended Cymbal
Tam-tam
Triangle
Tambourine
Wood Blocks
Claves
Vibra-Slap
Anvil
Wind Chime
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
4 Mokusyo (木鉦)
Shimedaiko (締太鼓 or S.Dr. )
Chanchiki (チャンチキ)
Bass Drum
3 Tom-toms
Bongo
Suspended Cymbal
Tam-tam
Triangle
Tambourine
Wood Blocks
Claves
Vibra-Slap
Anvil
Wind Chime
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
4 Mokusyo (木鉦)
Shimedaiko (締太鼓 or S.Dr. )
Chanchiki (チャンチキ)
♪楽曲解説♪
大津シンフォニックバンドの委嘱により2004年に作曲。同団と指揮者の森島洋一氏に献呈されている。
この作品は、「愛」をテーマとした連作【1/「ライフ・ヴァリエーションズ~生命と愛の歌」(浜松交響吹奏楽団委嘱)、2/「カントゥス・ソナーレ」(創価グロリア吹奏楽団委嘱)】の第3作目として書かれ、この3曲で『愛の3部作』を形成する。
そもそも「鳳凰」とは、中国で生まれ我が国でも吉兆的なシンボルとして飛鳥・白鳳時代から文様などで定着した架空の鳥である。また古代エジプトが発祥だと言われるフェニックスは500年ごとに自らを焼き、その都度よみがえる「不死鳥」として知られている。これらと手塚治虫氏の「火の鳥」(未来編)のイメージか重なり、作品のテーマが構想された。
作品全体は、手塚氏の作品を題材にかなり克明にそのイメージと発想を負っているが、標題音楽的な直接的な場面描写は避けられている。ただし、ロボットに牛耳られる社会から引き起こされた無意味な戦争、人類の滅亡を新生までの経過、それを見守る大いなる力としての「鳳凰」という内容は、そのまま作品の具体的な構成に大きな関係を持っている。ちなみに「鳳凰」~仁愛鳥譜の「~」は、「より・から」の意味ではない。