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楽曲詳細情報
- 作曲
- 長生 淳(Jun Nagao)
- 演奏時間
- 10:10
- グレード
- 5
- 主なソロパート
- Ob. / Cl. / T.Sax.
- Trp.最高音
- 1st:High B♭ / 2nd:G / 3rd:E♭
- 演奏最少人数
- 36~
- 編成
- 吹奏楽(大編成)
楽器編成
- Piccolo
- 1st Flute
- 2nd Flute
- Oboe (doub. English Horn)
- Bassoon
- Clarinet in E♭
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭
- 3rd Clarinet in B♭
- Alto Clarinet in E♭
- Bass Clarinet in B♭
- Contrabass Clarinet in B♭
- Soprano Saxophone in B♭
- 1st Alto Saxophone in E♭
- 2nd Alto Saxophone in E♭
- 3rd Alto Saxophone in E♭
- 1st Tenor Saxophone in B♭
- 2nd Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- 1st & 2nd Horns in F
- 3rd & 4th Horns in F
- 1st Trumpet in B♭
- 2nd Trumpet in B♭
- 3rd Trumpet in B♭
- 1st Trombone
- 2nd Trombone
- 3rd Trombone
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- Piano
- Timpani
- Snare Drum
- Bass Drum
- Suspended Cymbal
- Whip
- Tam-tam
- Wind Chime
- Suspended Cymbal
- Tambourine
- Ocean Drum
- Vibraphone
- Glockenspiel
- Tubular Bells
- Vibraphone
楽曲解説
本作は、日立市民吹奏楽団から設立50周年にあたり委嘱をいただき作曲しました。
設立から50年の中には、楽しく幸せな記憶もあれば、やはりなにがしか困ったこともあったのでは、というあたりから「なにか困難につきあたっても、それを乗り越える解決の道は常にある」という曲のおおまかな道筋と、曲名 “Always the way remains”がうかんできました。ただし、書いているあいだにこの「道」の意味合いが「心の中の大切なものに至る道」にかわってきたんですね。かわったというより加わったというほうが正確かもしれません。それにつれ曲想も、「困難」ではなく「道」に焦点をあてるべく軌道修正しました。
大切なものに至る道、音楽ももちろんそのひとつですが、その中にあっても、華やかであったり重厚だったり、はたまた繊細であったりとさまざまな道があります。音楽以外にも、たとえば風景や人となりもまた大事な道。自分が子供のころ眺めていた日立の山並み、美しい海、楽団の方々のあたたかな人柄、そして演奏面での幅広さや聴き手に寄り添う姿勢などなど、大切なものに至る道を思い浮かべることで書き上げることが出来た曲と思っております。
(長生 淳)