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楽曲詳細情報
- 作曲
- 長生 淳(Jun Nagao)
- 演奏時間
- 9分(約)
- グレード
- 4
- 主なソロパート
- B♭Cl. / Euph.
- Trp.最高音
- 1st:High B♭(High C) / 2nd:G(A) / 3rd:E(G)
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Piccolo
- Flute 1 & 2
- Oboe
- Bassoon
- E♭Clarinet
- B♭Clarinet 1, 2 & 3
- Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone 1 & 2
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1, 2 & 3
- Horn 1, 2, 3 & 4
- Trombone 1, 2 & 3
- Euphonium (div.)
- Tuba (div.)
- String Bass
- Timpani
- Percussion ※5 players~
- Snare Drum
- Bass Drum
- Suspended Cymbal
- Finger Cymbals
- Sizzle Cymbal
- Tam-tam
- Tambourine
- Wind Chime
- Bamboo Chime
- Anvil
- Claves
- Glockenspiel
- Vibraphone
- Marimba
- Tubular Bells
楽曲解説
この作品はアメリカ・アイオワ州のフーヴァー高校(Hoover High School)の委嘱により、山梨県・アイオワ州姉妹締結50周年記念事業の一環として同高と山梨県吹奏楽連盟高等学校合同バンドのジョイントコンサートのために作曲され、フーヴァー高校のバンドディレクターであるランダル・ホップカー(Randall Hoepker)氏の指揮により、2010年3月17日、山梨県立県民文化ホールにて初演されました。
姉妹締結50周年という記念事業のための作品らしく、アメリカを意識した主題と日本を意識した主題の、異なる2つの主題を持ち、最後にはこのふたつの主題が重なり合うという構成になっています。曲名の「サンセット(Sunset)」は何かを成し遂げた充実した一日の象徴としての夕日を表し、「シェアリング(Sharing)」とは共有する、といった意味を持ち、夕日を仲間と共に眺めること、そして夕日を眺めては仲間を思い出すだろう、といった意味合いになり、日本語訳にすると「夕日の共有」といったタイトルになると言えるでしょう。
曲は冒頭からいきなり全楽器の激しい和音で開始され、あたかも照り付ける太陽のような強烈な印象を残します。この動機を用いてアメリカを意識した華やかなテーマが4分の4拍子で3rdクラリネット、アルト・クラリネット、サクソフォン、ホルン、ユーフォニアムで提示されます。高音楽器で繰り返された後、ゆったりとした4分の3拍子に入り、ユーフォニアムが叙情的な日本のテーマを提示し、トロンボーンに受け継がれます。この2つの印象的なテーマはテンポを変え、曲想を変えながら4分の4拍子と4分の3拍子が重なり合ってひとつの音楽に融合されていきます。最後に冒頭のテーマが開始時の閃光のようなサウンドから充実感溢れる朗々としたサウンドへと変化し曲を閉じます。
この作品は、技術的に難度の高い部分は少ないですが、各楽器の音域を広く取り、特に高音楽器は高い音を、低音楽器は低い音を駆使したオーケストレーションになっています。曲の持つサウンド感を引き出すことやテンポ設定がやや複雑でスムーズな音楽進行を生み出すという点では曲に対する深い理解が必要です。
(長生 淳)












