上岡洋一/Gr.4/11:30
宅配スコア閲覧
♪詳細情報♪
作曲:上岡洋一(Yoichi Kamioka)
演奏時間:11分30秒 (約)
グレード:4
主なソロパート:Solo A.Sax.
Trp最高音:1st:Fis / 2nd:Fis / 3rd:F
編成:吹奏楽 (サクソフォーン協奏曲)
演奏時間:11分30秒 (約)
グレード:4
主なソロパート:Solo A.Sax.
Trp最高音:1st:Fis / 2nd:Fis / 3rd:F
編成:吹奏楽 (サクソフォーン協奏曲)
▼楽器編成▼
Solo Alto Saxophone
Piccolo
Flute 1 & 2
Oboe 1 & 2
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 (div. in 3)
B♭Clarinet 2 & 3 (all div.)
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Piccolo
Flute 1 & 2
Oboe 1 & 2
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 (div. in 3)
B♭Clarinet 2 & 3 (all div.)
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet 1, 2 & 3
Horn 1, 2, 3 & 4
Trombone 1, 2 & 3
Euphonium (div.)
Tuba (div.)
String Bass
Horn 1, 2, 3 & 4
Trombone 1, 2 & 3
Euphonium (div.)
Tuba (div.)
String Bass
Timpani
Percussion ※4 players~
Percussion ※4 players~
Snare Drum
Tom-tom
Bass Drum
Suspended Cymbal
Gong
Triangle
Bell Tree
Wood Blocks
Glockenspiel
Vibraphone
Marimba
Tom-tom
Bass Drum
Suspended Cymbal
Gong
Triangle
Bell Tree
Wood Blocks
Glockenspiel
Vibraphone
Marimba
♪楽曲解説♪
≪波のエトランジェ≫発刊に寄せて。
1989年に作曲したこの曲は、初めはオーケストラとアルトサキソフォンの曲として演奏された。その後、友人のサキソフォニスト達の要望により吹奏楽版に書き直し、1991年に再演された。そのプログラムノートにはこんな風に書かれている。
「霧の夜、浜辺に降り立ち、波を聴く。大小様々な波が重なり合って、多彩な音の紋様をそこに伝えている。 ―中略― 波のリズムを聴くのには、やはり霧の夜がいい。」
このように、自然な美というものを音楽として表すということが、私の創作の根底にあるのだと思う。そして始めのうちは、私の音楽と曲はこうだ!というのが第一義であったのだが、やがて、音楽はかくも美しい!と書くことが第一義に転換していく。この曲がまさに転換点だったのではと思い返される。ここから「潮煙」(1993年)「はるか、大地へ」(1996年)へとつながっているのだと思う。
私は、音楽の自然な流れと波が聴く人の心に吸い込まれることで「美」が生まれるのだと信じている。どうかこの楽譜に、これを具体化してくれるプレイヤーとの出会いがありますように。
(上岡洋一)