井澗昌樹/Gr.5/7:40
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♪詳細情報♪
▼楽器編成▼
Piccolo
Flute 1 & 2
Oboe 1 & 2
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Flute 1 & 2
Oboe 1 & 2
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet 1 , 2 & 3
Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 & 2
Bass Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass
Harp (opt.)
Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 & 2
Bass Trombone
Euphonium
Tuba
String Bass
Harp (opt.)
Timpani
Percussion ※4 Players~
Percussion ※4 Players~
Drum Set
Bass Drum
Suspended Cymbal
Triangle
Tambourine
Wood Blocks
Glockenspiel
Vibraphone
Bass Drum
Suspended Cymbal
Triangle
Tambourine
Wood Blocks
Glockenspiel
Vibraphone
♪楽曲解説♪
空を飛ぶ生物には、直線的な飛行をするものが多いが、蝶はとても曲線的。ふわりふわりと舞う姿は優美なのだろうか、不気味なのだろうか。万葉集などには蝶を詠った歌が1首もないことから、古来はどうも縁起の良くないものとして捉えられていたようだ。 他、多くの文化圏では死や霊に結びつけられている。
「恋をしている」という言葉を蝶に準えれば(タイトルは「恋すてふ」の読みに漢字を当てたもの)、その響きの不思議な一致が何とも切ない。人の想いもまた、きっと蝶の様に空を舞っているのだろうと、そんな印象を徒然に綴った作品。
本来は小編成作品として作曲された作品だが、大編成版では、より表情豊かな世界になる様に努めた。特に序章部のテンポや、全体的なデュナーミクは、振れ幅を広く感じて欲しい。そして「室内楽的な楽想のAndantino 部」と、「躍動的な Allegro 部」は、明確な対称性を伴って演奏されたい。
(井澗昌樹)