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飯島俊成/Gr.4/7:30

砂塵 ~Toward Embrace、for Peace I~/飯島俊成【吹奏楽ライセンス楽譜】

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在庫あり
商品コード
YDOI-A08
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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¥33,000(税込)
税抜 ¥30,000
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♪詳細情報♪

作曲:飯島俊成(Toshinari Iijima)
演奏時間:7分30秒 (約)
グレード:4
主なソロパート:特になし
Trp.最高音:1st:As / 2nd:F / 3rd:C
編成:吹奏楽

▼楽器編成▼

Piccolo
Flute 1 & 2
Oboe (doub. English Horn)
Bassoon
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1(div.), 2 & 3
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet 1
(doub. Flugel Horn)
Trumpet 2 & 3
Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 , 2 & 3
Euphonium (div.)
Tuba (div.)
String Bass

Piano
Timpani

Percussion ※5 players~
Snare Drum
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Tam-Tam
Triangle
Glockenspiel
Vibraphone
Xylophone
Marimba
Tubular Bells

♪楽曲解説♪

「砂塵」と「荒野を照らす月の光」はそれぞれ、 鏡野吹奏楽団、名取交響吹奏楽団の委嘱により作曲した作品ですが、 副題の「Toward Embrace for Peace」の通り、ひとつながりの作品です。

両作品とも、イラク戦争の暗い予感に溢れた2003年のはじめに作曲を始めました。 「砂塵」は、チグリス・ユーフラテスに潤う古代文明発祥の地と 周辺の砂漠に住む人々が戦乱に追われ、殺され、すべてが荒廃するまでを、 そして「荒野を照らす月の光」では、憎しみと悲しみに覆われた心が月の光に照らされ「人の心」を取り戻すことを祈って作曲しました。

人の子の親となり、子の将来を想う時、人が人を傷つけたり殺したりすることは、あってはならないことと改めて感じます。どのような大義名分があろうと、人が人を殺すことは「悪」です。憎しみは憎しみの連鎖しか産まず、争いが争いを産むのは、歴史が証明することです。

「殺した」「殺害した」という「戦果」の発表を見るたびに、戦慄が走ります。「殺す(Kill)」は、誇らしげに使われるべき言葉でしょうか?殺された一人一人の無念と絶望と、家族や恋人、親しい友達の悲しみを少しでも考えた時に使える言葉でしょうか?

僕は、人の心を失いたくない、捨てたくない。

(飯島俊成)

チグリス・ユーフラテスの川辺は古代文明を育んだ地
人が人になる前から多くの命を育んだ地

己を守るための戦い
家族を守るための戦い
欲と名誉の為の戦い
殺生を禁じる教えのための戦い

有史以前からの戦いは続く
流されるのは「正義」の血
流された血と、悲しみと、苦しみは
砂塵の中に封印される、消えることなく・・・・

どっちもどっち、なのかもしれない
でも・・・・

心優しきネアンデールタル人
闘争心と向上心のクロマニヨン人

我等は、何故
ネアンデールタル人の子孫に生まれなかったのか・・・・