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楽曲詳細情報
- 作曲
- 福島弘和(Hirokazu Fukushima)
- 演奏時間
- 7分00秒(約)
- グレード
- 3.5
- 主なソロパート
- Fl. / B♭Cl. / A.Sax. / Trp. / Xylo.
- Trp.最高音
- 1st / G 2nd / E
- 最少演奏人数
- 20名(工夫次第で14名~演奏可)
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Flute 1
- Flute 2 (doub. Piccolo)
- Oboe (opt.)
- Bassoon (opt.)
- B♭Clarinet 1 & 2
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 & 2
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Euphonium
- Tuba
- String Bass (opt.)
- Piano
- Percussion ※3 players~
- Timpani
- Snare Drum
- 4 Tom-toms
- Suspended Cymbal
- Wind Chime
- Wood Block
- Shime-Daiko (締太鼓 opt.)
- Chappa (チャッパ)
- (or Atarigame (当たり鉦))
- Wadaiko (和太鼓)
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- Marimba
- Chimes
楽曲解説
2012年(平成24年)に青森県立八戸南高等学校吹奏楽部の委嘱により作曲。
「北溟」(ほくめい)とは「北の海」と言う意味で、八戸市にある蕪島(かぶしま)に生息するウミネコと、2013年3月をもって閉校してしまう八戸南高等学校吹奏楽部の生徒達のことを想い作曲しました。
初演は2012年6月8日同校吹奏楽部による第25回定期演奏会。初演時の吹奏楽部員は、2010年度からの募集停止により3学年のみの編成で10数名でした。パートも偏りがある中で作曲したため、レコーディングに合わせて各パートのバランスを標準的な編成へ改訂を施しました。
曲の前半では、閉校してしまう校歌のメロディを断片的に使っています。また、後半には八戸地方の民謡「松の舞」を使っています。八戸には、極寒の2月に行われる民俗芸能「えんぶり」という鎌倉時代を起源とする豊年祈願のまつりがあります。「松の舞」とは大人が演じる演目の合間に子供が演じる祝福芸の1つで、その謡いを「八戸」の象徴として使用しています。「ウミネコの詩」と「校歌」が「松の舞」と共に昇華するようなイメージで作っています。
(福島弘和)