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少ない編成でも豊かに柔らかな音楽が響く!シンプルな室内楽作品。
①心揺さぶる豊かなメロディーはどこか和風の香りも音楽本来の美しさを求めて演奏できる。
②原曲は木管8重奏曲。13人から演奏可能だが工夫次第でもっと少ない人数でも演奏できる。初心者が多いバンドでも柔らかい響きが出せる。オプション楽器はユーフォニアムを是非加えたいところ。
③あなたのバンドの温かな雰囲気をこの曲に乗せて表現してみてください!
楽曲詳細情報
- 作曲
- 福田洋介(Yosuke Fukuda)
- 演奏時間
- 5分30秒(約)
- グレード
- 4
- 主なソロパート
- Fl. / A.Sax. / T.Sax. / Trp.
- Trp.最高音
- F
- 最少演奏人数
- 13名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Flute
- Oboe (opt.)
- Bassoon (opt.)
- B♭Clarinet 1 & 2
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone (opt.)
- Trumpet
- Horn in F
- Trombone
- Euphonium (opt.)
- Tuba
- Percussion ※3 players~
- Timpani
- Suspended Cymbal
- Triangle
- Tambourine
- Wind Chime
- Wood Block
- Glockenspiel
- Vibraphone
楽曲解説
《空の歌》原曲版の木管打楽器8重奏作品は、2008年に杉並区立阿佐ヶ谷中学校吹奏楽部より委嘱を受けて作曲しました。以降未出版作品ながらも東京都アンサンブルコンテスト中学校の部などで度々取り上げられるようになりました。
吹奏楽小編成版は今回の収録に合わせて新たに作ったものです。吹奏楽というよりも1管編成の室内楽作品に仕立て、色彩感を豊かに表現しようと試みました。
作品のテーマに「見上げれば、空」というキーワードがあり、これは空に反映する自分の心を表現しています。この作品は、憂いも美しさも華やかさも淋しさも感じられると思います。フランス語でchansonと冠したのは、曲想が語りのようなニュアンスを感じているからです。いまの思いを伝える歌であり、どんなメッセージがあるのかは演奏に委ねてみたいと思います。
なお、この作品は室内楽作品として考えたので、吹奏楽の「合奏」にある調和よりも、ソリスティックな粒だちがある演奏のほうがより一層印象づきます。また時に指定テンポに比べて振り幅のある、しかしながら自然なアゴーギクがある演奏も構いません。美しい感性に委ねた、表情豊かな歌を引き出して頂きたいです。
(福田洋介)