編成変更/カットについて
  • バンドジャーナル
  • 編成変更/カットについて
  • FAXでのご注文はこちら
  • 製品添付譜ダウンロード(無料)
  • 電子オルガンで演奏される方へ
旧約聖書に登場する二人の兄弟の物語をドラマチックに表現した作品。11人から40人まで幅広い人数で演奏可能で、2nd,3rdパートは難易度が抑えられた取り組みやすい作品。

カインとアベル/広瀬勇人【吹奏楽ライセンス楽譜】

在庫
在庫あり
商品コード
YDOH-B22
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
下記利用規約に同意しますか(必須)
¥33,000(税込)
税抜 ¥30,000
数量
-+

関連キーワード

#広瀬勇人#オリジナル 小編成#中級(Gr. 3~4.5)

宅配スコア閲覧

宅配スコア閲覧:カインとアベル/広瀬勇人

¥1,100(税込)
税抜 ¥1,000
バンド指導者による選曲アドバイス

作品に込められたストーリーの展開(拍子の変化)を通して音楽的な学びを追求してほしい作品。いつも魅力的な作品を書かれる広瀬さんですが、今回も期待を裏切らない作品となっています。編成は11人で演奏できるように書かれていますが、もっとメンバーが多いバンドにもぜひ取り組んで欲しいです。ソロは・・・

>>続きはこちら

楽曲詳細情報

作曲
広瀬勇人(Hayato Hirose)
演奏時間
6:20
グレード
3.5
主なソロパート
Fl. / Cl. / A.Sax. / Trp. / Trb. / Perc.(Sus.Cym. / 3 Toms)
Trp.最高音
1st:F / 2nd:E♭ / 3rd:D
演奏最少人数
11名

楽器編成

    • Piccolo (option)
    • 1st Flute
    • 2nd Flute (option)
    • Oboe (option)
    • Bassoon (option)
    • 1st Clarinet in B♭
    • 2nd Clarinet in B♭
    • Bass Clarinet in B♭ (option)
    • 1st Alto Saxophone in E♭
    • 2nd Alto Saxophone in E♭(option)
    • Tenor Saxophone in B♭ (option)
    • Baritone Saxophone in E♭ (option)
    • 1st Trumpet in B♭
    • 2nd Trumpet in B♭(option)
    • 3rd Trumpet in B♭(option)
    • 1st Horn in F
    • 2nd Horn in F (option)
    • 3rd Horn in F (option)
    • 1st Trombone
    • 2nd Trombone (option)
    • 3rd Trombone (option)
    • Euphonium
    • Tuba
    • String Bass (option)
    • Piano (option)
    • 1st Percussion
      Timpani
      Suspended Cymbal
      Wind Chime
    • 2nd Percussion
      3 Toms
      Bass Drum
      Hi-hat Cymbal
      Snare Drum
      Triangle
    • 3rd Percussion (option)
      Glockenspiel
      Xylophone
      Chime

楽曲解説

この作品は2024年、神戸女学院大学音楽学部ウインドオーケストラの委嘱により作曲。同大学の演奏、八木澤教司准教授の指揮で世界初演されました。「カインとアベル」とは旧約聖書「創世記」に登場する、アダムとイブの間に生まれた二人の兄弟の名前で、曲はこの兄弟の著名なエピソードを元に作曲されました。

兄のカインは農業を営み、弟のアベルは羊飼いとして生計を立てていましたが、ある日二人が神様へ捧げ物を贈ったところ、カインの捧げた農作物に神様は全く興味を示さず、アベルの捧げた子羊に大いに喜びました。このことに腹を立てたカインは、嫉妬のあまり弟のアベルを殺害してしまいます。罪を犯したカインに対し、神様はその後一生続く試練を与え、かつカインが苦しみながら生き続けるための特別な措置をほどこしました。

この曲ではカインの心の動きに焦点をあて、神様に良い捧げ物を贈ろうと日々農耕にいそしむ様子、自分の捧げ物が神様に受け入れられなかった際の失望感、受け入れられたアベルに抱く嫉妬と殺意、自分の犯した罪の重さに気づき後悔する様子、罪を背負いその後の人生を生きてゆく様子などがドラマチックに描かれています。

オプションパートが多く、曲は最小で11人の小編成バンドから35人前後の中大編成バンドまで、いずれの編成で演奏して演奏効果が高く充実したサウンドが期待出来ます。各パートの1st奏者にはソロの見せ場が多く、一方で2nd、3rdパートは技術的に少ない負担で演奏できる様、細かな配慮がなされています。打楽器は最小2人から演奏することができ、打楽器奏者が少ない場合は、Perc.1はTimp.とS.C.を同時に、Perc.2はTom-Tom/H.H.とB.D.(フットペダルを使用)を同時に演奏することが可能で、逆に多い場合はそれぞれの楽器ごとに分かれて演奏すると良いでしょう。

(広瀬勇人)