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威厳ある和音や踊るような打楽器が組み合わさり、出雲の国で神々が集まる宴の様子が描かれた作品。

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宅配スコア閲覧:神々の宴

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楽曲詳細情報

作曲
広瀬勇人(Hayato Hirose)
演奏時間
5分30秒(約)
グレード
3.5
主なソロパート
Fl. / B♭Cl. / Piano / Timp.
Trp.最高音
1st:F (A) / 2nd:D
演奏最少人数
15名
編成
吹奏楽(小編成)

楽器編成

    • 1st Flute
    • 2nd Flute (doub. Piccolo)
    • Oboe (opt.)
    • Bassoon (opt.)
    • 1st Clarinet in B♭
    • (opt. div.)
    • 2nd Clarinet in B♭
    • Bass Clarinet in B♭ (opt.)
    • Alto Saxophone
    • Tenor Saxophone
    • Baritone Saxophone (opt.)
    • 1st Trumpet in B♭
    • (opt. div.)
    • 2nd Trumpet in B♭
    • 1st Horn in F
    • 2nd Horn in F (opt.)
    • 1st Trombone
    • 2nd Trombone
    • Euphonium
    • Tuba
    • String Bass (opt.)
    • Piano (opt.)*
    • Timpani
    • 1st Percussion
      Snare Drum / Bass Drum
      Floor Tom / Bongo
      Suspended Cymbal
      Hi-Hat Cymbal
      Wind Chime / Triangle
      Tam-tam / Claves (or Wood Block)
    • 2nd Percussion(opt.)
      Glockenspiel / Xylophone

楽曲解説

 日本では古い暦の読み方で、10月のことを「神無月(かんなづき)」と呼びます。これは、毎年10月になると日本全国から神様たちが出雲大社(島根県)に集まり、翌年の人や物事の様々な縁結び、農作物の出来、酒造りなどについての会議を数週間にわたって行うため、神がそれぞれの土地を留守にしてしまう月、神のいない月、という言い伝えからその様に名付けられたとされています。(逆に出雲地方では、神様たちが集まる月として、10月のことを「神在月(かみありつき)」と呼ぶそうです。)

 全国の個性豊かな神様たちが一斉に集い、どの様な話で盛り上がり、どの様な議論や駆け引きを行なって翌年の人間たちの運命を決めてゆくのか、自由に想像を膨らませながらこの作品は作曲されました。リズミカルで躍動感溢れる場面やしっとりと叙情的な場面、緊迫した場面など、いろいろな情景を思い浮かべながら、音色や表現のコントラストを意識して演奏すると、より深みのある豊かな演奏となるでしょう。

 楽譜は一見複雑に見える箇所もありますが、金管楽器の音域や木管の運指、打楽器の持ち替えなどが配慮されており、20人前後の中学生/高校生バンドでも十分演奏効果の高い表現が可能です。ピアノ奏者がいると低音域のサウンドが充実しますが、もしいない場合は、ピアノソロのある57-62小節目を他の楽器奏者がその部分だけピアノを演奏すると良いでしょう。またトランペット奏者が3人以上いる場合は、( )で書かれたdivisionのパートも演奏すると、より迫力のあるサウンドとなるでしょう。

(広瀬勇人)