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伝説《狐の恩返し》を題材に、幻想的な和の雰囲気とお祭りや歌舞伎の世界を表現。12人から演奏可能で、効果的な和楽器と独特のリズム・拍子感を楽しめる作品。

予約商品1/22開始◆女化稲荷月朧夜 ~狐の恩返し伝説による幻想曲~/阿部勇一【吹奏楽ライセンス楽譜】

在庫
予約受付中
商品コード
YDOA-C18
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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■ライセンス楽譜について■
弊社「ライセンス楽譜」は、該当作品の「年間演奏ライセンス」を購入いただくスタイルの楽譜です。


この「ライセンス楽譜」をご購入のお客様には《楽譜(スコア+パート譜セット)》と《演奏許諾書》をお送りいたします。《演奏許諾書》により定められた期間内(※1年間)は、自由に演奏していただけます。


「ライセンス楽譜」の楽譜は返却不要です。ただし、《演奏許諾書》記載の許諾期間が終了した後は、公の場での演奏はできませんのでご注意ください。許諾期間終了後に、再演をご希望の場合は、新たに「年間演奏ライセンス」をご購入ください。


(1)「年間演奏ライセンス」お申し込みについて
弊社ネットショップから、または、専用のFAX申込用紙でお申し込みください。

(2)「年間演奏ライセンス」料のお支払いについて
ネットショップからお申し込みの場合は、「コンビニ決済(前払い)」、「代金引換(配達時にお支払い)」、「クレジット決済」からお選びいただけます。
FAXでお申し込みの場合には、「代金引換(配達時にお支払い)」のみでのお支払いとなります。

(3)「年間演奏ライセンス」の有効期間について
出荷日より1年間です。(※《演奏許諾書》に明記されます。)

(4)《演奏許諾書》について
《演奏許諾書》は楽譜出荷時に1枚同封いたします。演奏ライセンスの契約内容を記載した重要書類です。再発行は致しませんので、紛失しないようご注意ください。コンクール等へご出場の際は、この《演奏許諾書》をコピーしてご提出ください。

(5)演奏や録音等に関する著作物使用料について
日本音楽著作権協会(JASRAC)等の著作権管理団体が徴収いたします。演奏や録音等の際には楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は編曲者名を含む)・出版社名を日本音楽著作権協会等にお届けいただき、所定の著作物使用料をお支払いください。コンサート等のプログラム・パンフレットには、必ず楽曲名・作曲者名(編曲作品の場合は、必ず編曲者名を含む)の記載をお願いいたします。

(6)無断複製の禁止
楽譜の無断複製(コピー等、方法の如何を問わず)は、著作権法で禁じられております。ただし、演奏者数の都合により、パート譜の補充が必要な場合に限り、必要部数のコピーを認めます。また、コンテスト等の審査用にスコアをコピーして提出することは認めます。

(7)第三者の使用禁止
《演奏許諾書》に記載された演奏団体以外の第三者が、該当楽譜を演奏することはできません。万一、他の団体によって演奏された場合は、全ての楽譜を没収させていただき、ライセンスご契約者様(団体)及び、不正に楽譜を使用された団体に対し損害賠償を請求いたします。
(*)料金・サービス内容は諸事情により予告なく変更になる場合があります。 あらかじめご了承ください。


この楽譜は返却不要です


■許諾期間終了後に再演ご希望の場合■

① 楽譜をお持ちの場合は、再演用ライセンスがご利用いただけます。


再演用|年間ライセンス料 
吹奏楽作品(商品コードYD〇〇) 一律 16,500円(税込)
アンサンブル作品(商品コードYDQ〇〇) 一律 11,000円(税込)
ブラスバンド作品(商品コードYE〇〇) 一律 11,000円(税込)


再演用ライセンスは初回購入の演奏者(団体)にしか付与できません。

お申し込みの際には初回購入時のライセンスコード(演奏許諾書・スコア表紙に記載されています)が必要です。

ご利用方法、お申込みは下記ブレーン・オンラインショップへ


②楽譜をお持ちでない場合(紛失含む)は、新規で「年間ライセンス」(楽譜セットつき)が必要です。

¥33,000(税込)
税抜 ¥30,000
数量
-+

宅配スコア閲覧

宅配スコア閲覧:女化稲荷月朧夜 ~狐の恩返し伝説による幻想曲~/阿部勇一

¥1,100(税込)
税抜 ¥1,000

楽曲詳細情報

作曲
阿部勇一(Yuichi Abe)
演奏時間
6:15
グレード
3.5
主なソロパート
Fl. / A.Sax. / O-daiko(大太鼓)
Trp.最高音
1st:F (A) / 2nd:E
演奏最少人数
12名

楽器編成

    • 1st Flute
    • 2nd Flute (option)
    • Oboe (option)
    • Bassoon (option)
    • 1st Clarinet in B♭
    • 2nd Clarinet in B♭
    • Bass Clarinet in B♭ (option)
    • Alto Saxophone in E♭
    • Tenor Saxophone in B♭ (option)
    • Baritone Saxophone in E♭ (option)
    • 1st Trumpet in B♭
    • 2nd Trumpet in B♭ (option)
    • 1st Horn in F
    • 2nd Horn in F (option)
    • 1st Trombone
    • 2nd Trombone (option)
    • Euphonium
    • Tuba
    • String Bass (option)
    • 1st Percussion
      Timpani
      Sleigh Bell
      Suspended Cymbal
    • 2nd Percussion
      Wood Block
      Claves
      Surigane (摺鉦)
      Shime-daiko (締太鼓)
      Wind Chime
      Whip
    • 3rd Percussion
      Shime-daiko (締太鼓)
      O-daiko (大太鼓)
      Claves
      Suspended Cymbal
      Whip
      Surigane (摺鉦)
    • 4th Percussion (option)
      Surigane (摺鉦)
      O-daiko (大太鼓)
      Triangle
      Sleigh Bell
      Wood Block
    • 5th Percussion (option)
      Sleigh Bell
      O-daiko (大太鼓)
      Bass Drum
      Suspended Cymbal
    • 6th Percussion (option)
      Glockenspiel
      Vibraphone
      Xylophone

楽曲解説

 この曲は茨城県龍ケ崎市立龍ケ崎中学校吹奏楽部により2024年に委嘱されました。
 龍ケ崎市には少し変わった名前の神社があります。女化神社という稲荷神を祀る神社で、女化稲荷とも呼ばれています。この神社には「女化物語」という狐の恩返し伝説が残されているということで、今回はこの伝説をテーマにして曲を書いてみました。

 物語のあらすじはこうです。

 昔、忠五郎という男が女化原で猟師に狙われていた狐を助けます。
狐は恩返しに人間の女性に姿を変えて忠五郎の前に現れ、やがて妻になり3人の子供をもうけて幸せに暮らします。
しかしあるとき狐の尻尾を子供たちに見られてしまいます。
正体を知られた狐は別れのつらさを歌った「みどり子の母はと問はば女化の原に泣く泣く伏すと答へよ」という一首の歌を残して女化原に消え、
二度と戻ることはありませんでした・・・。

 曲の冒頭は物語の幕開けを告げるべく鮮烈に始まり、太鼓のソロが伝説の世界へいざないます。続くメロディは「むかしむかし、あるところに・・・」というような語り部をイメージしています。フルートなど木管楽器のソロは母狐を象徴し、中間部のフルートとクラリネットのソリから続く哀愁漂うメロディは別れのつらさに溢れる涙が川のように流れる様を歌っています。
 時折出てくる軽やかなリズムは狐が飛び跳ねる動きをイメージしています。この神社には神使である狐の像が沢山あるということで、この曲にも狐を象徴するリズムを各所にちりばめました。
 物語には続きがあり、狐は家族と別れた後も陰ながら子供達を支え、その子孫は立身出世を果たしたと言われています。また、この女化神社は古くから信仰を集め、江戸時代には遠方から来る多くの参拝者で大変な賑わいを見せたと言われていることから、明るい曲調の部分にはこのあたりのことを反映しました。
 クライマックスの金管楽器が上昇するユニゾンからは、歌舞伎役者が最後に見得を切ってポーズを決め、高揚するお囃子が物語のラストシーンを華々しく飾る、そんな幕切れの演出を取り入れています。

曲名について
 明治18年(1885年)、五代目尾上菊五郎がこの女化物語を題材にした歌舞伎を上演し、門人と共に女化神社に参拝に訪れたと記録に残っています。その歌舞伎の演目「女化稲荷月朧夜(おなばけいなりつきのおぼろよ」の字面が美しく響きが気に入ったので、そのまま曲名にしました。

(阿部勇一)

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