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楽曲詳細情報
- 作曲
- 阿部勇一(Yuichi Abe)
- 演奏時間
- 8分40秒(約)
- グレード
- 4
- 主なソロパート
- Picc. / Bsn. (or B.Sax., Trb.) / Euph.
- Trp.最高音
- 1st / A 2nd / G 3rd / Es
- 最少演奏人数
- 28名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
楽器編成
- Piccolo
- Flute 1
- Flute 2 (opt.)
- Oboe
- Bassoon
- E♭Clarinet (opt.)
- B♭Clarinet 1 & 2 (all div.)
- B♭Clarinet 3
- Alto Clarinet (opt.)
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone 1
- Alto Saxophone 2 (opt.)
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 , 2 & 3
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Bass Trombone
- Euphonium
- Tuba
- String Bass (opt.)
- Timpani
- Percussion ※4 players~
- Bass Drum
- 4 Tom-toms
- Crash Cymbals
- Suspended Cymbal
- Shime-Daiko (締太鼓)
- Hyoshigi (拍子木)
- Rin (鈴)
- Chappa (チャッパ)
- Wood Blocks
- Sleigh Bells
- Bongos
- Maracas
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
楽曲解説
秋田県由利本荘市立本荘南中学校委嘱作品
日本の本州・四国・九州に伝わる怪異「狐の嫁入り」の行列風景を想像で描いた作品です。無数の提灯が遠くの山に現れ徐々に近づき、狐たちが様々な祝いの踊り(ダンス)を始めるという空想のストーリーで作曲しました。
遠くから徐々に近づいて目の前に登場する「行列」に始まり「子狐のダンス」~「嫁狐の登場~天気雨」~「男狐のダンス」~「全員のダンス」という想像を膨らせてみました。また、俗にいう「天気雨」の情景音響も中間部に盛り込んであります。この部分は、プレイヤー一人一人が不規則にスナップ&膝を叩くことで疑似的に「小雨」の音響になるよう設計してあります。最後はまるで幻であったかのように煙に巻くイメージでfffの太鼓連打が残響し終わります。
全体を通して日本人には馴染み深い「ヨナ抜き短音階(A, B, C, E, F, A)」で書かれております。
曲中で使用するRin(鈴)は、トレモロ表記があるため通常のRinではなく、「卓鈴」または「持鈴」という種類のものを用意してください。
(阿部勇一)