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由利地方の歴史を題材にした、偉人たちへの抒情詩。和風の響きと、厚みのある和音でそのドラマを表現。

北天の陽(ほくてんのひ)/阿部勇一【吹奏楽ライセンス楽譜】

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在庫あり
商品コード
YDOA-C08
メーカー
ブレーンミュージック / Brain Music
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楽曲詳細情報

作曲
阿部勇一(Yuichi Abe)
演奏時間
8分00秒 (約)
グレード
4
主なソロパート
Ob.(or A.Sax., Trp.) / Timp. / 4 Toms / Vib.
Trp.最高音
1st / G  2nd / F  3rd / D
最少演奏人数
23名
編成
吹奏楽(小編成)

楽器編成

    • Flute 1 (doub. Piccolo)
    • Flute 2 (opt.)
    • Oboe (opt.)
    • Bassoon
    • B♭Clarinet 1 & 2 (all div.)
    • Bass Clarinet
    • Alto Saxophone
    • Tenor Saxophone
    • Baritone Saxophone
    • Trumpet 1 , 2 & 3
    • Horn 1 & 2
    • Trombone 1 & 2
    • Trombone 3 (opt.)
    • Euphonium
    • Tuba
    • String Bass (opt.)
    • Percussions ※3 players~
      Timpani
      Snare Drum
      Bass Drum
      4 Tom-toms
      Suspended Cymbals
      Tam-tam
      Kagura-Suzu
      (神楽鈴 or Sleigh Bells)
      2 Congas (High & Low)
      Bongos
      Wind Chime
      Glockenspiel
      Xylophone
      Vibraphone
      Crash Cymbals (opt.)
      Whip (opt.)
      Claves (opt.)

楽曲解説

この作品は、秋田県由利本荘市立本荘南中学校吹奏楽部(顧問飯嶋誠宏教諭)からの委嘱により2013年作曲。同年8月同吹奏楽部により秋田県中央地区吹奏楽コンクールにて初演されました。

曲は当初副題として「由利十二頭譚」を記していたように由利地方の歴史を題材にしています。「由利十二頭」とは、16世紀ごろの戦国時代からこの地を治めていた12人の豪族のことで、当時よりこの一帯で信仰が厚かった薬師如来「十二神将」になぞらえて称されていました。

戦国時代といっても京を始めとする「都」周辺の歴史は誰もが知るところですが、同時に各地方にも歴史的ドラマが存在したことはあまり知られていません。天下を揺るがすほどの事件など殆どないためですが、そんな地方を統治する者ほど、その地域への影響力は今も根強く残っています。見方を変えれば、これらが日本史の肉に当たる部分であり、地方の小規模な君 主・豪族ではありながらも「地域の平和と安定を志していた!」ということには織田、豊臣、徳川などの大偉人らと何ら変わりはなく、そこには複雑なドラマ があったのは当然のことでしょう。この曲で描きたかったことは『運命と宿命、勇気そして希望』であるのかもしれません。

《北天の陽》とは造語ですが、"『北天』=北の空、つまり「都」から見て(北の)遠くの人々を指す。『陽』=太陽のように崇められる存在。"として名付けました。地方の地味ではありながら直向な精神の者たち、そんな偉人たちへの抒情詩といったイメージです。

(阿部勇一)