6曲からなるピアノ組曲を基に大編成向けアレンジ。打楽器も華やかに加わった、天野氏による吹奏楽編曲版。
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♪詳細情報♪
作曲:モーリス・ラヴェル(Maurice Ravel)
編曲:天野正道(Masamicz Amano)
演奏時間:12分00秒(約)
楽曲構成
1.Prelude 前奏曲 (3:20)
5.Menuet メヌエット (4:40)
6.Toccata トッカータ (4:00)
グレード:5
調性:原調
主なソロパート: Fl. / Ob.
Trp.最高音:1st:High H / 2nd:As / 3rd:F / Flgl1:Gis / Flgl2:G
編成:吹奏楽
編曲:天野正道(Masamicz Amano)
演奏時間:12分00秒(約)
楽曲構成
1.Prelude 前奏曲 (3:20)
5.Menuet メヌエット (4:40)
6.Toccata トッカータ (4:00)
グレード:5
調性:原調
主なソロパート: Fl. / Ob.
Trp.最高音:1st:High H / 2nd:As / 3rd:F / Flgl1:Gis / Flgl2:G
編成:吹奏楽
▼楽器編成▼
Piccolo (doub. Flute 3)
Flute 1(div.) & 2
Oboe 1 & 2
English Horn
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3 (all div.)
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Contrabass Clarinet
Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Flute 1(div.) & 2
Oboe 1 & 2
English Horn
Bassoon 1 & 2
E♭Clarinet
B♭Clarinet 1 , 2 & 3 (all div.)
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Contrabass Clarinet
Soprano Saxophone
Alto Saxophone 1 & 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Flugel Horn 1 & 2
Trumpet 1 , 2 & 3
Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 , 2 & 3
Euphonium 1 & 2
Tuba (div.)
String Bass (div.)
Harp
Trumpet 1 , 2 & 3
Horn 1 , 2 , 3 & 4
Trombone 1 , 2 & 3
Euphonium 1 & 2
Tuba (div.)
String Bass (div.)
Harp
Timpani
Percussion ※4 players~
Percussion ※4 players~
Snare Drum
4Tom-toms
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Tam-tam
Triangle
Castanets
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
2 Marimba
Chimes
4Tom-toms
Bass Drum
Crash Cymbals
Suspended Cymbal
Tam-tam
Triangle
Castanets
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone
2 Marimba
Chimes
♪楽曲解説♪
モーリス・ラヴェル(1875-1937)が作曲したこの組曲「クープランの墓」は、「プレリュード」「フーガ」「フォラーヌ」「リゴードン」「メヌエット」「トッカータ」の6曲からなるピアノ組曲で、1914年に着手、1917年に完成され、1919年に有名なピアニストであるマルグリット・ロンによって初演されました。
その後、ラヴェル自身により「フーガ」と「トッカータ」を除いて小編成オーケストラのために編曲しています。
私が最初吹奏楽用に編曲したのは、「プレリュード」と「トッカータ」ですが、「トッカータ」をラヴェルがオーケストレーションしていない事も鑑みて、ピアノ版から吹奏楽編曲をしました。ですから「プレリュード」ではラヴェルのオーケストラ版とは違った楽器でソロを演奏したり、ピアノのペダル効果を狙った編曲になっています。
後に追加した「メヌエット」は、オーケストラ版からのトランスです。ですから編成も小さめになっています。
「プレリュード」と「トッカータ」は細かいパッセージが随所に現れてくるので、これを如何に合わせるか、念頭に入れておいてください。また、ペダル効果も狙ったベルトーン的な処理の仕方も重要です。ですからオーケストラスコアよりもオリジナルのピアノ版を良く研究した方が吹奏楽版の演奏にも役立つと思います。
(天野正道)