G.エネスコ (建部知弘)/Gr.4/12:30
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楽曲詳細情報
- 作曲
- ジョルジュ・エネスコ(George Enesco)
- 編曲
- 建部知弘(Tomohiro Tatebe)
- 演奏時間
- 12分30秒 (約)
- グレード
- 4
- 調性
- 原調(冒頭A:)
- 主なソロパート
- Solo Cl. in A (or B♭) / Fl. / Ob. / A.Sax.
- Trp.最高音
- 1st:A / 2nd:E / 3rd:E / Cor1:A / Cor2:E
- 編成
- 吹奏楽
- Piccolo (doub. Flute)
- Flute 1 , 2 & 3
- Oboe 1 & 2
- English Horn
- Bassoon 1 & 2
- E♭Clarinet
- Solo Clarinet in A 1 & 2
- (opt. Solo Clarinet in B♭ 1 & 2 )
- B♭Clarinet 1 & 2
- Alto Clarinet
- Bass Clarinet
- Soprano Saxophone
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet in C 1 , 2 & 3
- (opt. Trumpet in B♭ 1 , 2 & 3)
- Cornet 1 & 2
- Horn 1 , 2 , 3 & 4
- Trombone 1 & 2
- Bass Trombone
- Euphonium (div.)
- Tuba (div.)
- String Bass
- Harp
- Timpani
- Percussion ※6 players~
- Snare Drum
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Suspended Cymbal
- Triangle
- Marimba 1 & 2
楽器編成
楽曲解説
作曲者のジョルジュ・エネスコはルーマニアに生まれ、後にウィーン楽友協会音楽院、パリ音楽院に学んだルーマニアで最も偉大と讃えられる音楽家で、世界的なヴァイオリニストであり作曲家です。名ヴァイオリニストのメニューインやグリュミオーの先生として、また室内楽奏者としても知られています。
作品としてはオペラ、交響曲、管弦楽曲、室内楽曲、ピアノ曲、歌曲等、多岐に渡る作品を残していますがその数は多くなく、その中で広く知られているのは1901年に作曲された『ルーマニア狂詩曲第1番』と翌年に作曲された同2番でルーマニアの民族色あふれた作品で特徴的なゆるやかな部分と急速な部分とで構成されています。
《演奏上の注意点》原曲は当時のフランス風のやや変則的な3管編成と弦楽5部からなる管弦楽曲でこの編曲は原調(イ長調)です。原調のため技術的にはかなり難しい部分もありますがフィンガリング等も出来る範囲で考慮してあります。全体的には厚めのオーケストレーションで原曲の雰囲気をなるべく損なわないように意識していますが、バンドによって編成上のバランス等を考慮して、各パートの人数や音量バランスを調整してください。
また、アーティキュレーションがパートによって違っている箇所がありますが、原曲の弦のパートのボウイング・スラー等を敢えてそのまま記してあります。吹奏楽でオケの曲を演奏する場合いくつかのアプローチの仕方はありますが、原曲を知る上でオーケストラのニュアンス等も研究してみてください。
(建部知弘)