A.ドヴォルザーク (福島弘和)/Gr.4/10:00
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楽曲詳細情報
- 作曲
- アントニン・ドヴォルザーク(Antonin Dvorak)
- 編曲
- 福島弘和(Hirokazu Fukushima)
- 演奏時間
- 10分00秒(約)
- 楽曲構成
- 第1幕より 前奏曲~ホウ、ホウ、ホウ、月は湖水の上に出た!~深々と空にかかっているお月様よ~第2幕より 道に沿って白い花 (広間の歌)
- グレード
- 4
- 主なソロパート
- Ob. / B♭Cl.
- Trp.最高音
- 1st:High As(High B♭)/ 2nd:Es / 3rd:C
- 編成
- 吹奏楽
楽器編成
- Piccolo
- Flute 1 & 2
- Oboe
- Bassoon
- E♭Clarinet
- B♭Clarinet 1 , 2 & 3 (all div.)
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone 1 & 2
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 & 2
- (doub. Flugel Horn 1 & 2)
- Trumpet 3
- Horn 1 , 2 , 3 & 4
- Trombone 1 , 2 & 3
- Euphonium
- Tuba (div.)
- String Bass
- Timpani
- Percussion ※5 players~
- Snare Drum
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Suspended Cymbal
- Triangle
- Glockenspiel
- Xylophone
- Vibraphone
- Marimba
- Chimes
楽曲解説
札幌市立清田中学校の委嘱により2012年に編曲。
森の奥の湖に住む水の精のルサルカは、人間の王子に恋をし、魔法使いに頼んで、人間の姿の間はしゃべれない事、恋人が裏切った時はその男と湖底に沈む事を条件に、人間の姿に変えてもらいます。美しい娘になったルサルカを見た王子は彼女を城に連れて帰り、結婚します。しかし結婚の祝宴でも口をきかないルサルカを冷たい女だと不満に思った王子は、外国から来た王女に心を移してしまいます。怒った仲間の水の精は、裏切った王子に呪いをかけ、ルサルカを森の湖に戻してしまいます。
魔法使いに元の姿になるには王子の命が必要とナイフを渡されるも、ルサルカはそれを投げ捨てしまいます。やがて、ルサルカなしには生きていけない王子は森の湖にやってきます。「ルサルカと口づけをすると命を落とす」事も承知の上でルサルカと口づけをし、ルサルカの腕の中で死んでしまいます。そしてルサルカは王子への愛を歌いながら湖の底に沈んでいきました。
編曲に関しては、冒頭~「1幕 前奏曲」B~「ホウ、ホウ、ホウ、月は湖水の上に出た!」J~「深々と空にかかっているお月さまよ」Q~「2幕 道に沿って白い花(広間の歌)」を選んでつなげております。実際の歌や、演奏に関しては、オリジナルのオペラを収録したCD、DVD等を参考にしてください。
時間制限などでやむを得ずカットが必要な場合は、B~「ホウ、ホウ、ホウ、月は湖水の上に出た!」の、同じ調性、和音が続く部分がしやすいと思います。また、Q~「2幕 道に沿って白い花(広間の歌)」のE durになる部分は、吹奏楽系の楽器では鳴りにくいのでカットされた方が安定した演奏になるでしょう。
(福島弘和)