複雑なリズムが演奏しやすく変更されており、取り組みやすいものになっている。
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スペインの熱い太陽は元気のあるバンドにお薦め!
①原曲に忠実に編曲されていますが、編曲者の手により吹奏楽の運動性を考えより良い響きが出る工夫がされています。
②歯切れ良いスタッカートが求められます。木管楽器の丁寧な練習が必要です。
③オプションが少ない編成ですので無理なく演奏できます。
楽曲詳細情報
- 作曲
- エマニュエル・シャブリエ(Emmanuel Chabrier)
- 編曲
- 福島弘和(Hirokazu Fukushima)
- 演奏時間
- 6分30秒(約)
- グレード
- 3
- 調性
- 原調(F:)
- 主なソロパート
- Trp. / Mari.
- Trp.最高音
- 1st / A 2nd / E
- 最少演奏人数
- 22名
- 編成
- 吹奏楽(小編成)
- Piccolo
- Flute 1 & 2
- Oboe (opt.)
- Bassoon (opt.)
- B♭Clarinet 1 & 2
- Bass Clarinet
- Alto Saxophone
- Tenor Saxophone
- Baritone Saxophone
- Trumpet 1 & 2
- Horn 1 & 2
- Trombone 1 & 2
- Euphonium
- Tuba
- String Bass (opt.)
- Percussion ※5 players~
- Timpani
- Bass Drum
- Crash Cymbals
- Suspended Cymbal
- Triangle
- Tambourine
- Castanets
- Glockenspiel
- Marimba
楽器編成
楽曲解説
狂詩曲「スペイン」は、19世紀後半、フランスで活躍した作曲家「エマニュエル・シャブリエ」の代表作の1つで、現在でもオーケストラのコンサートに欠かせない重要なレパートリーになっています。シャブリエがスペインに長期滞在した時の印象をもとに作曲されました。曲はAllegro con fuoco 3/8 Fdur およそ3部形式の構成で、再現部ではオーケストレーションを巧みに変化させながら、より色彩感を豊かに、高揚して終結する曲です。ヘミオラのリズムが独特で、終始、テンポは変わらず、6分間を躍動的に駆け抜ける印象です。
小編成用の編曲にあたり、伴奏などにある16分3連などの細かい動きは16分音符などに変えました。旋律線がよく聴こえるように、オリジナルのオーケストラの管楽器のパートとは違う動きをする部分もあります。ハープのソロは、マリンバが担当していますが、ハープが用意できればオーケストラのスコアを参照してください。打楽器は、人数が必要な割に休符が多い印象でしたので、カスタネットなどオリジナルにはない楽器を入れてあります。
(福島弘和)