I.アルベニス (福島弘和)/Gr.4/9:00
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楽曲詳細情報
- 作曲
- アルベニス(Isaac Albeniz)
- 編曲
- 福島弘和(Hirokazu Fukushima)
- 演奏時間
- 9分00秒 (約)
- グレード
- 4
- 楽曲構成
- 「予言」~「異教徒の踊り」~「聖剣」~「戴冠式」
- 主なソロパート
- Oboe
- Trp.最高音
- 1st:A / 2nd:F / 3rd:D
- 編成
- 吹奏楽
- Piccolo
- 1st Flute
- 2nd Flute
- Oboe
- Bassoon
- Clarinet in E♭
- 1st Clarinet in B♭
- 2nd Clarinet in B♭
- 3rd Clarinet in B♭
- Bass Clarinet in B♭
- 1st Alto Saxophone in E♭
- 2nd Alto Saxophone in E♭
- Tenor Saxophone in B♭
- Baritone Saxophone in E♭
- 1st Trumpet in B♭
- 2nd Trumpet in B♭
- 3rd Trumpet in B♭
- (Opt. Flugel Horn)
- 1st Horn in F
- 2nd Horn in F
- 3rd Horn in F
- 4th Horn in F
- 1st Trombone
- 2nd Trombone
- Bass Trombone
- Euphonium
- Tuba
- String Bass
- 1st Percussion
- Suspended Cymbal
- Tambourine
- Snare Drum
- Tam-tam
- 2nd Percussion
- Triangle
- Crash Cymbals
- Castanet
- 3rd Percussion
- Glockenspiel
- Crash Cymbals
- Bass Drum
- Suspended Cymbal
- 4th Percussion
- Marimba
- Suspended Cymbal
- Crash Cymbals
- Bass Drum
- Xylophone
- Glockenspiel
- Chime
- 5th Percussion
- Vibraphone
- Xylophone
- Bass Drum
- Chime
楽器編成
楽曲解説
アルベニスは、スペイン近代民族主義楽派として有名な作曲家であり、天才的なピアニストでもありました。歌劇「マーリン」は伝説の王アーサーに仕えた魔術師マーリンを主人公とする歌劇で、作曲が完成してから1世紀ほど経った2003年に全幕上演されました。アルベニス作曲年表を見ると、代表作の「イベリア」の様なスペインの民族性を色濃く表す以前の作品の印象が強く、ワーグナーやドビュッシーなどから、影響を受けたとされいて、和音や対位法的な動きなどから、それらを垣間見れる作風になっています。編曲は、2014年に札幌市立清田中学校の委嘱により顧問の先生と相談しながら歌劇の中より選曲したものを1曲としてまとめました。4つの部分「予言、異教徒の踊り、聖剣、戴冠式」から構成されております。「異教徒の踊り」が唯一スペイン風な作風になっています。編曲では、オーケストラのスコアは手に入らず、ピアノ伴奏に編曲されたヴォーカルスコアから、吹奏楽に編曲しました。アーティキレーションやクレッシェンドなどの記号や、パーカッションなどは自由に付けております。
演奏に関しては、「異教徒の踊り」のヘミオラの部分を合わせるのが大変だと思います。ヴォーカルスコアではその部分だけ2/4×3回になっている部分もあるので、練習の仕方など工夫してください。「異教徒の踊り」と言う題名のイメージからも「明るく活き活き」よりは「陰鬱な、薄暗い」イメージなのでテンポ設定は速すぎない方が雰囲気が出ると思います。
合唱の部分が多いのでどのパートが合唱の声部になっているかを把握してサウンドを作り演奏しましょう。
(福島弘和)